フィアットのMPV「Doblò」に、日本専用の限定車「DOBLÒ Oceano Blu」が設定されました。Stellantis Japanの発表では、2026年6月30日から全国のフィアット正規ディーラーで発売され、台数は80台限定です。名前のとおり海を思わせる青系のボディカラーと、専用のアクセントデカール、そしてDoblòとして初めて採用されたグリップコントロールが大きな見どころです。
ただ、買う側がすぐ知りたいのは「限定車だから良いのか」ではありません。大事なのは、ドブロ Oceano Blu 違いを通常モデルとの使い方で読み替えることです。5人乗りで十分なのか、7人乗りのDoblò Maxiを見たほうがいいのか。グリップコントロールは自分の暮らしで意味があるのか。限定色に惹かれているだけで、荷室や駐車環境の確認を飛ばしていないか。ここを先に整理したほうが、販売店での相談がかなり具体的になります。
最初に結論
- Oceano Bluが向く人: 5人乗りで足り、海辺やキャンプ場、雪道など路面変化のある使い方まで見たい人です。
- 通常Doblòが向く人: 限定色や専用装備より、標準仕様の実用性、取り回し、荷室を落ち着いて比べたい人です。
- Doblò Maxiが向く人: 3列目や7人乗りを実際に使う場面があり、乗員と荷物を同時に載せることが多い人です。
- 慎重にしたほうがいい人: 80台限定という言葉だけで急ぎ、5人/7人、駐車場、チャイルドシート、タイヤ条件をまだ確認していない人です。
この記事では、公式発表と大手自動車メディアで確認できる事実を土台にしつつ、通常モデルとの違い、5人乗り/7人乗りの分岐、販売店で聞く質問、最後に購入方法を考えるときの同じ財布の比較までつなげます。似た「限定車と通常モデル」の見方として、同じフィアットではフィアット600 Hybrid SportとLa Primaの違いも参考になりますが、今回のDoblòは車内の使い方と路面対応をより強く見たほうがよいテーマです。
ドブロ Oceano Blu 違いを先に整理する
写真映えだけでなく、屋外駐車での汚れ方や家族が運転するときの印象も確認します。
箱型の実用フォルムに遊びの雰囲気を足す要素として見ます。
雪道、砂利道、キャンプ場の入口など、少し不安な路面を想定して確認します。
滑りやすい下り坂を落ち着いて降りるための補助として見ます。
Oceano Bluは見た目の限定感だけでなく、5人乗りDoblòの行動範囲を少し広く想像しやすくする限定車として整理します。
ドブロ Oceano Blu 違いの中心は、単なる色違いだけではありません。Stellantis Japanの発表では、日本専用モデルとしての特別なボディカラーとアクセントデカールに加え、Doblòとして初めてグリップコントロールを搭載した点が示されています。さらに、ヒルディセントコントロールも備えることで、滑りやすい下り坂で車両をコントロールしやすくする考え方が加わります。
ここから見える筆者の見立ては、Oceano Bluは「見た目の限定車」であると同時に、「5人乗りDoblòの行動範囲を少し広く見せる限定車」だということです。通常のDoblòの実用性に、海辺、キャンプ場、冬の坂道のようなシーンを想像しやすい装備を足したモデル、と読んだほうが判断しやすくなります。
購入前に支払い計画を確認
金利、月々の支払い、手元資金の残し方を比べてから、見積もりや商談へ進めます。
限定色と専用外装で変わること
Oceano Bluは、イタリアの海を思わせる青系のボディカラーを打ち出しています。限定車である以上、外観の特別感は大きな入口です。青いボディカラー、アクセントデカール、Doblòらしい箱型の実用フォルムが組み合わさるので、街中でもアウトドア先でも「道具感」より「遊びに行ける車」という印象を出しやすいはずです。
ただし、ここで一歩止まって見たいのは、色そのものより生活との相性です。青いボディカラーは写真映えしますが、屋外駐車で汚れがどう見えるか、洗車頻度をどこまで許容できるか、家族が運転するときに派手すぎないかは人によって違います。限定色は満足度を上げる要素ですが、日常の駐車場で毎日見る色でもあります。
展示車で最初に見る条件
販売店で実車を見られるなら、晴天だけでなく日陰での見え方も確認したいところです。特に青系の車体色は、明るい屋外、屋内照明、夕方で印象が変わります。家の駐車場が暗めなら、カタログ写真より落ち着いて見える可能性があります。ここは公式写真だけでは決めきれない部分です。
グリップコントロールとヒルディセントで変わること
グリップコントロールは、路面状況に応じて駆動力制御を助ける装備です。Car Watchでも、Oceano BluはDoblò初のグリップコントロール機能とヒルディセントコントロールを備えると紹介されています。公式発表でも、雪道や未舗装路など滑りやすい下り坂で安心して車両をコントロールできる環境を提供すると説明されています。
筆者は、この装備を「悪路を攻めるための装備」ではなく、「行きたい場所を諦めにくくするための補助」と見るのが現実的だと思います。キャンプ場の砂利、濡れた芝、冬の坂道、海沿いの駐車場の砂まじりの路面。そういう日常の延長にある少し不安な場面で、心理的な余裕を持ちやすくする装備です。
4WD相当と断定しない注意点
ここは大事です。グリップコントロールがあるからといって、4WD車と同じ走破性になるわけではありません。タイヤ、駆動方式、積載状態、路面の傾斜、ドライバーの操作で結果は変わります。雪道や未舗装路をよく走る人は、装備名だけでなく、装着タイヤ、チェーン適合、最低地上高、ロードサービス条件まで聞いたほうが安全です。
ドブロ Oceano Bluと通常モデルはどっちを選ぶべきか
最初に決めるのは色ではなく人数です。5人で足りるか、6人以上を現実に使うかを先に分けます。
このH2では、読者タイプごとにどのモデルを選ぶのがおすすめかを先に整理します。ドブロ Oceano Bluと通常モデルの選ぶ軸は、色や限定感だけでなく、乗車人数、荷物、路面、展示車確認のしやすさです。結論から言うと、5人乗りで十分ならOceano Bluを候補に入れる意味があります。一方、3列目を現実に使うなら、限定車よりDoblò Maxiを先に確認するべきです。
| 読者タイプ | おすすめ候補 | 見るべき理由 | 慎重ポイント |
|---|---|---|---|
| 5人家族以下で荷物が多い | Oceano Bluまたは通常Doblò | 2列の使いやすさと荷室を優先できる | 限定色だけで決めず荷室寸法を確認 |
| 祖父母や友人も乗せる | Doblò Maxi | 7人乗りと3列目の有無が決め手になる | 3列使用時の荷室を実車で見る |
| キャンプ場や雪道へ行く | Oceano Blu | グリップコントロールとヒルディセントが判断材料になる | 4WD相当と過信しない |
| 普段は街乗り中心 | 通常Doblò | 取り回しと標準装備を落ち着いて比べられる | 限定台数に急かされない |
| 限定車の雰囲気が欲しい | Oceano Blu | 色と専用外装の満足度を重視できる | 屋内外で色の見え方を確認 |
この表でいちばん誤解しやすいのは、Oceano BluとDoblò Maxiを同じ土俵で見すぎることです。Oceano Bluは5人乗りDoblòをベースにした限定車です。Doblò Maxiは7人乗りという役割がはっきりしています。つまり「限定車が上位」「通常モデルが下位」という単純な上下関係ではありません。
読者タイプ別のおすすめ判断表をどう使うか
最初に決めるのは、色ではなく人数です。普段5人までで足りるなら、Oceano Bluの限定感やグリップコントロールを見てもよいと思います。逆に、年に数回でも6人以上で乗る場面が確実にあるなら、Doblò Maxiを外すと後悔しやすいです。3列車は、必要な人には強い一方で、不要な人には日常の荷室や車内の使い方が複雑になります。
筆者の見立てでは、Oceano Bluは「家族全員を乗せる車」よりも、「普段は2列で大きく使い、週末に趣味道具を載せる車」として見るほうがハマります。車内を人で満たすより、荷物と余白を残して使う人ほど、5人乗りDoblòの良さを感じやすいはずです。
5人乗りで足りる人、7人乗りを見たほうがいい人
5人乗りで足りる人は、乗員より荷室の自由度を重視できます。ベビーカー、アウトドアチェア、折りたたみテーブル、クーラーボックス、仕事道具を積むなら、2列車のほうが荷室を広く使いやすい場面があります。一方で、親族移動、子どもの友人、習い事の送迎まで想定するなら、7人乗りを見ておいたほうがよいです。
似た分岐は、同じ欧州MPV系のルノー グランカングー クルールと標準車の違いでも出てきます。多人数車は、カタログ上の席数だけでなく、3列目に誰が何分乗るのか、3列使用時に荷物がどれだけ残るのかで満足度が変わります。
展示車で見る順番
販売店では、まず運転席ではなく後席と荷室から見てください。2列目にチャイルドシートを置くなら、ドア開口部、乗せ降ろし姿勢、隣席の余裕を確認します。次に荷室へ回り、普段積むものをスマホのメモで寸法化して照らし合わせます。最後に運転席へ座り、視界とボディ感覚、駐車場での切り返しを確認すると、舞い上がった状態でも実用面を取りこぼしにくくなります。
5人乗りと7人乗りを荷室と使い方で比べる
7人乗りは安心材料ですが、3列使用時の荷室と乗降まで見てから判断すると後悔しにくくなります。
Doblò系を選ぶとき、5人乗りと7人乗りの違いは単純な席数差ではありません。5人乗りは荷物を大きく積みやすい考え方、7人乗りは人を多く乗せる保険を持つ考え方です。Oceano Bluは5人乗りベースの限定車として見たほうが、通常DoblòやDoblò Maxiとの違いがつかみやすくなります。
筆者は、ここを「誰を乗せるか」ではなく「乗員と荷物が同時に最大になる日はあるか」で考えるのが良いと思います。キャンプや旅行では、人も荷物も同時に増えます。買い物や仕事では、人は少なく荷物が増えます。送迎では、人は増えても荷物は少なめです。この3つのどれが多いかで、答えはかなり変わります。
人数が決め手になるケース
7人乗りが効くのは、6人以上で移動する日が「たまに」ではなく「予定に組み込まれている」家庭です。祖父母と出かける、子どもの友人を乗せる、習い事の送迎で複数人を乗せる。こうした使い方が月に何度もあるなら、Doblò Maxiを先に試す価値があります。
ただし、3列目は乗れることと快適に使えることが別です。大人が長時間座るのか、子ども中心なのか、荷物は足元に置けるのか、3列目へ乗り込む動線は狭くないか。ここを見ないまま「7人乗りだから安心」と判断すると、実際の旅行で荷物があふれることがあります。
趣味道具や仕事道具が決め手になるケース
5人乗りが向くのは、乗員を5人までに絞り、そのぶん荷室を広く使いたい人です。キャンプ、釣り、サーフィン、ペット用品、撮影機材、仕事道具など、形が不揃いな荷物を積む人は、3列目の有無より荷室の床面、開口部の高さ、後席を倒したときの段差を見たほうがよいです。
Oceano Bluは海を思わせる色とアウトドア寄りの雰囲気を持つため、趣味道具との相性を想像しやすい限定車です。ただ、雰囲気が良いほど荷室確認が甘くなりがちです。実際に積むものを3つだけ選び、幅、奥行き、高さをメモしてから見に行くと、候補の精度が上がります。
チャイルドシート、ペット、長尺物の確認
子育て世帯は、チャイルドシートを左右どちらに置くか、隣に大人が座れるか、ベビーカーを畳まずに近い形で積めるかを見てください。ペットを乗せる人は、ケージをどこに固定するか、夏場の空調が届くか、乗り降りで滑りやすくないかも確認が必要です。長尺物を積む人は、助手席まで倒す想定ではなく、普段の座席位置で収まるかを見るのが現実的です。
グリップコントロールはどんな人に効くのか
グリップコントロールだけで安心せず、スタッドレスタイヤやチェーンも確認します。
キャンプ場や海沿いの駐車場で、発進や低速走行の扱いやすさを販売店で聞きます。
滑りやすい坂を雑に走れる装備ではなく、低速で落ち着いて降りるための補助です。
普段は街乗りでも、週末の山道や冬の坂道に不安があるなら確認する価値があります。
販売店では路面モード、操作場所、メーター表示、タイヤ銘柄まで聞くと、装備名が自分の使い方に落ちます。
Oceano Bluで通常Doblòとの違いを感じやすいのが、グリップコントロールとヒルディセントコントロールです。公式発表では、さまざまな路面状況で安心感のあるドライビングを実現し、雪道や未舗装路など滑りやすい下り坂でも車両をコントロールできる環境を提供すると説明されています。
筆者は、この装備の意味を「年に何回も悪路へ行く人だけのもの」とは見ません。むしろ、年に数回の遠出で、行き先の駐車場や道が読めない人に効く装備だと思います。普段は街乗りでも、キャンプ場の入り口、海沿いの砂利、山の温泉宿へ向かう坂道など、少しだけ不安な路面は意外とあります。
雪道・砂利道・キャンプ場での見方
雪道や砂利道では、車の性能だけでなくタイヤと速度が大きく効きます。グリップコントロールがあるから安心、ではなく、滑りそうな場面で急な操作を避け、タイヤの状態を整え、荷物の積み方を偏らせないことが前提です。ヒルディセントコントロールも、下り坂を雑に走れる装備ではなく、低速で落ち着いて降りるための補助として見るべきです。
Oceano Bluを検討する人は、販売店で「どの路面モードがあるのか」「操作はどこで切り替えるのか」「メーター表示は見やすいのか」「タイヤ銘柄は何か」を聞くと、装備名が自分の使い方に落ちます。公式発表の言葉をそのまま受け取るだけでなく、操作方法まで確認したほうが後悔しにくいです。
普段の街乗りで過信しない見方
街乗り中心の人にとっては、グリップコントロールよりも視界、駐車のしやすさ、最小回転半径、スライドドアの使い勝手のほうが毎日効く可能性があります。Stellantisの発表では、ベースとなる5人乗りDoblòは都市で扱いやすいサイズと、趣味や仕事の道具を積み込める実用性を両立したモデルとして説明されています。つまり、Doblòの根本的な価値は、悪路だけではなく日常の道具性にもあります。
ここからの見立ては明確です。Oceano Bluは走行モードだけで選ぶ車ではありません。毎日の乗降、荷室、駐車、遠出の安心感がすべてつながったときに、限定車としての納得感が出ます。走行モードが魅力でも、普段の駐車場で扱いづらいなら通常Doblòや別のMPVも見たほうがいいでしょう。
タイヤ、駆動方式、路面条件の注意
雪道や未舗装路を考えるなら、駆動制御より先にタイヤを見ます。サマータイヤで雪道へ向かうことはできませんし、積雪地域ではスタッドレスタイヤやチェーン、保管場所も必要になります。ヒルディセントがあるから急坂を気軽に下れる、という理解も危険です。滑りやすい坂道では、進入速度と車間距離、路面の読み方が先です。
販売店で聞く10個の質問
来店予約の段階で迷っている条件を伝えると、見るべき車両や説明してほしい装備を準備してもらいやすくなります。
Oceano Bluのような限定車は、在庫や展示車の有無に目が行きがちです。ただし、販売店で本当に聞くべきことは「残っていますか」だけではありません。通常Doblò、Doblò Maxi、Oceano Bluのどれが自分の使い方に合うかを短時間で判断するために、質問を先に決めておくことが大事です。
筆者のおすすめは、電話や来店予約の段階で「5人乗りか7人乗りで迷っている」「アウトドア利用でOceano Bluの走行モードを見たい」「荷室を実寸で確認したい」と伝えることです。販売店側も、見るべき車両や説明すべき装備を準備しやすくなります。
限定車の在庫と納車確認
まず聞くべきは在庫と展示車です。80台限定という条件では、地域によって見られる車両が限られる可能性があります。商談前に、展示車、試乗車、商談可能な車両、色の確認方法を分けて聞きます。写真だけで色を決めるより、実車または近い塗装サンプルを見たほうが安心です。
次に、通常DoblòやDoblò Maxiと横比較できるかを聞きます。Oceano Bluだけを見ると気分が上がりますが、通常モデルやMaxiを見ると、実用面の差が急に具体化します。ここで「どれも良い」ではなく「自分にはどれが必要か」に戻れます。
試乗・展示車で確認する順番
販売店では、以下の10個をメモして聞いてください。
| 質問 | 理由 | 確認する場所 |
|---|---|---|
| Oceano Bluの展示車または実車確認はできますか | 限定色は写真と実車で印象が変わる | 来店前の電話 |
| 通常DoblòとDoblò Maxiを同時に見られますか | 5人乗り/7人乗りの分岐をその場で確認できる | 来店予約時 |
| グリップコントロールの操作方法を見られますか | 装備名ではなく使い方を理解するため | 運転席 |
| ヒルディセントコントロールの作動条件は何ですか | 過信を避けるため | 営業担当 |
| 装着タイヤと冬用タイヤの選択肢は何ですか | 雪道やキャンプ場利用ではタイヤが重要 | 見積書前 |
| 荷室の床面と開口部の寸法を測れますか | 趣味道具や仕事道具を載せるため | 荷室 |
| 2列目にチャイルドシートを置いた状態を確認できますか | 家族利用の乗降性を見るため | 後席 |
| Doblò Maxiの3列目を大人が試せますか | 7人乗りが現実的か見るため | 3列目 |
| 自宅駐車場で気をつける寸法はありますか | 高さ、幅、ドア周りを確認するため | 商談席 |
| 納車までに仕様変更や在庫変動はありますか | 限定車の商談条件を確認するため | 契約前 |
契約前に残すメモ
商談後は、見た車両、聞いた装備、確認した寸法、迷っているモデルをメモに残してください。限定車はその場の熱量で決めやすいので、帰宅後に「人数」「荷物」「路面」「駐車場」の4項目で再確認すると冷静になれます。もしこの4つのうち2つ以上が曖昧なら、もう一度通常DoblòやDoblò Maxiも見たほうがいいです。
現金一括と低金利ローンを同じ財布で比べる
年7%は保証ではなく、投資は元本割れの可能性があります。ローン金利は契約上の負担なので、金利、期間、繰上返済、税金を分けて確認してください。
ここまで、Oceano Bluと通常モデルの違い、5人乗り/7人乗り、グリップコントロール、販売店で聞く質問を整理しました。ここまで見たうえで、最後に購入方法を考えます。車そのものの判断が先で、資金の話はその後です。
今回はOceano Bluの税込車両価格4,510,000円を前提にします。公式発表で示されたメーカー希望小売価格を使った単純な比較です。諸費用、オプション、登録関連、金利条件、審査条件は人によって変わるため、ここでは「同じ財布で現金一括と低金利ローンをどう比べるか」という考え方だけを置きます。
今回はOceano Bluの税込車両価格を前提にする
4,510,000円を現金一括で払うと、その時点で手元資金が同額減ります。一方、仮に4,510,000円を年2.0%のローンで5年借りると、概算の毎月返済は約79,050円、5年の総利息は約233,000円、返済総額は約4,743,000円です。
ここで比較を間違えやすいのは、手元資金を運用する話をするのに、返済だけ別の財布から出してしまうことです。同じ財布で見るなら、手元に残した4,510,000円を年7%で運用できたと仮定しても、毎月約79,050円の返済はその口座から取り崩します。その単純計算では、5年後の運用口座残は約734,000円です。
手元資金を残す考え方
この試算から言えるのは、「低金利なら必ず得」ではありません。言えるのは、金利が低い候補を比較できるなら、現金を一気に減らさず、手元資金の余地を残す考え方もあるということです。特にDoblòのように家族や趣味の道具として使う車では、購入後にタイヤ、用品、キャンプ道具、チャイルドシート、整備、旅行など、車両本体以外の出費も起きます。
車のローン候補を比較したい場合は、スポンサーの クラウドローン のような比較サービスも選択肢になります。
筆者の見立てでは、Oceano Bluを検討する人ほど、車両本体だけでなく「買った後に遊びに行ける余力」を残す視点が大事です。限定車の商談は気持ちが前に出やすいので、金利候補、月々の返済、手元資金、購入後に必要な用品を同じ表に置いてから決めるほうが安全です。
年7%仮定と元本割れの注意
年7%は将来の保証ではありません。相場が悪い時期に返済のために取り崩すと、元本割れしている資産を売ることもあります。NISA口座でなければ利益に税金がかかる場合もあります。ローン金利は契約上の確定負担ですが、運用成果は不確実です。だからこそ、ローンを使うなら金利の高い候補を漫然と選ばず、先に低金利候補を比べる意味があります。
筆者の見立て
限定車だから急ぐのではなく、操作方法、行き先、タイヤ、ロードサービスまで確認すると装備差が判断材料になります。
Oceano Bluは、80台限定という話題性だけで見ると少しもったいない車です。筆者は、限定色よりも「5人乗りDoblòにグリップコントロールを組み合わせたこと」のほうが意味が大きいと見ています。Doblòはもともと箱型の実用車です。その実用車に、海やキャンプを連想させる色と、路面変化への補助装備を足したことで、使い方のイメージがかなり明確になりました。
ただし、Oceano Bluが誰にとっても最適という話ではありません。7人乗りが必要な人にとっては、Doblò Maxiのほうが先に見るべき候補です。街乗り中心で限定色に強いこだわりがない人は、通常Doblòを落ち着いて見る価値があります。ここを分けずに「限定車だから急ぐ」と考えると、あとから席数や荷室で迷いやすくなります。
限定色よりも走行モードの意味が大きい
限定色は満足度を押し上げますが、毎日の暮らしで効くのは使える場面の広がりです。グリップコントロールとヒルディセントコントロールは、山奥へ行く人だけでなく、週末に少し遠くへ行く家族、趣味道具を積んで出かける人、冬の坂道に不安がある人にとって、候補に入れる理由になります。
とはいえ、装備名だけでは足りません。販売店で操作方法を見て、自分の行き先を具体的に話し、タイヤやロードサービスまで聞く。ここまでやって初めて、Oceano Bluの装備差が自分の判断材料になります。
5人乗り限定車と7人乗りMaxiの分岐が本命
今回の本命の比較は、実はOceano Bluと通常Doblòだけではありません。Oceano BluとDoblò Maxiの分岐も大きいです。5人乗りで荷室を広く使うのか、7人乗りで人を乗せる余裕を持つのか。この分岐は、色や装備より日常満足度に直結します。
もし筆者が販売店で最初に聞くなら、「Oceano Bluを見たいです。ただ、Doblò Maxiと荷室、2列目、3列目も比べたいです」と伝えます。限定車の良さを見ながら、同時に自分の暮らしに合うかを確認できるからです。
よくある質問
単純な上位モデルではなく、限定色、専用外装、走行補助を加えた限定車として見ます。
タイヤ、速度、路面、積載、ドライバー操作を含めて確認します。
在庫確認は早めがよい一方、席数や荷室を見ずに急ぐのは避けます。
6人以上で乗る予定が具体的ならDoblò Maxi、普段5人以下ならOceano Bluや通常Doblòから見ます。
限定車は気持ちが前に出やすいので、商談前に確認項目を持つと通常モデルとの差を冷静に比べられます。
ドブロ Oceano Bluは通常Doblòの上位モデルですか
単純な上位モデルというより、5人乗りDoblòをベースに、限定色、専用外装、グリップコントロール、ヒルディセントコントロールを加えた限定車として見るのが自然です。7人乗りが必要な人は、Oceano BluだけでなくDoblò Maxiも比較してください。
グリップコントロールがあれば雪道でも安心ですか
安心材料にはなりますが、万能ではありません。雪道ではタイヤ、速度、路面、積載、ドライバー操作が重要です。スタッドレスタイヤやチェーン、ロードサービス、保管場所も含めて販売店に確認してください。
80台限定なら急いだほうがいいですか
台数が限られるため、実車確認や在庫確認は早めがよいです。ただし、席数、荷室、駐車場、チャイルドシート、タイヤ条件を確認しないまま急ぐのはおすすめしません。限定車は気持ちが前に出やすいので、チェック項目を持って商談してください。
Doblò Maxiと迷う場合は何を先に見ればいいですか
3列目を実際に使う頻度です。6人以上で乗る予定が具体的にあるならDoblò Maxi、普段は5人以下で荷物を多く積むならOceano Bluや通常Doblòを先に見ると整理しやすいです。
次に読むなら
参照した主な情報源
- Stellantis Japan「フィアット『DOBLÒ Oceano Blu』を発売」: https://www.stellantis.jp/news/20260630_fiat_doblo_oceano_blu
- フィアット公式「DOBLÒ Oceano Blu」: https://www.fiat-auto.co.jp/models/fiat-doblo-oceano-blu
- フィアット公式「DOBLÒ」: https://www.fiat-auto.co.jp/models/fiat-doblo
- Car Watch「フィアット、“海の青”の日本専用80台限定車『ドブロ オチェアーノブルー』」: https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/2121138.html
