トヨタは2026年9月16日、ランドクルーザー「300」シリーズの一部改良を発表しました。2026年10月1日から、3.5L V型6気筒ツインターボにモーターを組み合わせたハイブリッド車を日本向けに設定します。ハイブリッドはZXとGR SPORTの2グレードで、いずれも7人乗りです。
今回のランドクルーザー300 2026年改良は、単に動力を強くしたニュースではありません。3.3Lディーゼルは5人乗りのまま残ります。GXは悪路で使う装備を前面に出す仕様です。ZXは快適装備とハイブリッドの選択肢を担います。GR SPORTは専用の走行・外観方向へ役割を分けています。
2025年モデルまでの基本構造や改良履歴は、ランドクルーザー300 2025年モデル徹底解説で確認できます。今回はそこから更新されたハイブリッド、定員、装備の差に絞ります。
購入前の確認項目を広く見たい場合は、ランクル購入・維持費まとめ|250・FJ・300を買う前に読む記事も参照してください。この記事では、2026年改良車の仕様選びに直結する項目を先に扱います。
この記事ではトヨタ公式の2026年9月カタログと車種ページを軸に、5仕様の主要諸元、装備、後席・荷室、4WDの仕組みを比べます。試乗していない部分は、試乗体験ではなく「諸元からの見立て」として書き分けます。
最初に結論 まず、7人乗りと高速道路での余裕を重視するなら、ZXハイブリッドが候補です。1500W給電とハイブリッドの応答も確認します。未舗装路や雪道で前後電動デフロックを使い、装備を必要最小限に絞るならGXディーゼル。上級快適装備と専用の走りを両立したいなら、ZXまたはGR SPORTを選び、舗装路中心か悪路中心かで動力を決めます。
ディーゼルを選ぶべき人 5人乗りで荷物を積む人です。80Lタンク、低回転700N・m、GXの前後電動デフロックなど、道具としての扱いやすさを優先します。
ハイブリッドを選ぶべき人 7人乗りを使う頻度が高い人です。3列目の電動格納、フレキシブルデッキボード、1500Wの外部給電、システム457PSの余裕を日常や遠出に使います。
慎重にしたい人 全幅1,980〜1,990mm、車重2,460〜2,690kg、最小回転半径5.9mの大きさを駐車場で確認していない人です。発売前の試乗車・納期・メーカーオプションを確認せず、カタログの数字だけで決めるのも避けます。
ランドクルーザー300 2026年改良|最初に結論
前後電動デフロック、18インチ、5人乗り。
20インチ、上級表示・音響・シート、80Lタンク。
E-KDSS、専用チューニング、18インチ。
457PS、3列目、フレキシブルデッキ、1500W。
GR SPORTハイブリッドは、7人乗りハイブリッドにGR専用の足まわりと外観を組み合わせます。
購入前に支払い計画を確認
金利、月々の支払い、手元資金の残し方を比べてから、見積もりや商談へ進めます。
ハイブリッドを選ぶ人、ディーゼルを選ぶ人

まず、ハイブリッドZXは、メーカー希望小売価格9,801,000円の7人乗りです。3列目を使う家族、遠出の荷物を床面で整理したい人、停電や屋外でAC100V電源を使う人に、パワートレイン以外の意味があります。ハイブリッドGR SPORTは10,200,300円で、7人乗りと専用の外観・足まわりをまとめた仕様です。
一方、ディーゼルは3グレードです。GXが6,300,800円、ZXが8,750,500円、GR SPORTが9,150,900円です。GXは価格を抑えただけの下位グレードではありません。265/65R18タイヤ、アルミサイドステップ、前後電動デフロック、ファブリックシートなど、悪路で使う前提の装備に振っています。
また、ディーゼルZXは80Lタンクと700N・mの最大トルク、20インチタイヤと上級装備の組み合わせです。長距離や積載を重視しながら3列目を常用しないなら、ハイブリッドとの違いを定員と荷室運用から見比べます。
共通するランクル300の骨格
5仕様ともフルタイム4WDで、Direct Shift-10ATを採用します。ラダーフレームを基礎に、前輪はダブルウィッシュボーン式独立懸架コイル、後輪はトレーリングリンク車軸式コイルです。ZX、GR SPORT、GXでは装備やチューニングが異なります。ランドクルーザー300の比較では、まずこの4WDとサスペンションを共通の土台にすると動力差を誤読しにくくなります。
2026年改良で何が変わったか|ハイブリッド追加と発売日
- 2026年9月16日一部改良を発表
3.5LハイブリッドをZX・GR SPORTに追加。
- 2026年9月公式カタログ
5仕様の価格、型式、諸元、装備を掲載。
- 2026年10月1日発売予定
実車、納期、販売店条件は購入時点で確認する。
発売前の試乗感覚や納期は、発表情報だけでは確定しません。
今回確定した変更
2026年9月16日の発表で、3.5Lハイブリッド車が日本向けに追加されました。ハイブリッドはZXとGR SPORTで、5AA-VJH300W型、7人乗りです。エンジンはV35A-FTS、モーターは1TMの交流同期電動機で、システム最高出力は336kW(457PS)、システム最大トルクは790N・mです。
さらに、改良のニュースはパワートレインだけではありません。ハイブリッド専用の前後バンパー、3列目の5:5分割電動格納、フレキシブルデッキボードが設定されます。AC100V・1500Wの外部給電、電動パワーステアリングも選択時の確認点です。これらはグレード表の記号ではなく、誰が何に使うかに置き換えて判断します。
ただし、発売日は2026年10月1日です。この記事は発表当日に作成しているため、実車試乗による乗り心地、実際の納期、販売店ごとの条件は確認前です。発売後に情報が更新された場合は、注文前に販売店と最新カタログを確認してください。
変わらない4WDの骨格
一方、ランドクルーザー300の一部改良後も、フルタイム4WD、センターデフのトルセンLSD、10速AT、副変速機のハイ・ローという骨格は共通です。これは悪路を含めた移動を支える要素です。GXとGR SPORTには前後の電動デフロックが標準装備され、路面状況に応じて左右輪の空転を抑える考え方が明確です。
一方、4WDならどんな路面でも安全に走れるという意味ではありません。タイヤの状態、速度、路面の凍結、視界、乗員や荷物の状態が結果を左右します。Toyota Safety Senseを含む安全装備も、運転者の判断を置き換えるものではありません。
発売日・装備は注文前に再確認
トヨタ公式ページは価格をメーカー希望小売価格の参考値とし、販売店が独自に定める場合があると案内しています。オプション、保険、税金、登録に伴う諸費用も別です。ハイブリッドの給電装備や3列目の使い方は、カタログだけでなく展示車・試乗車で確認するのが安全です。
ランドクルーザー300の公式主要諸元を5仕様で比較
数値はトヨタ公式の2026年9月発行カタログ。燃費は使用環境と運転方法で変わります。
次に、以下はトヨタ公式の2026年9月発行カタログに基づく、今回の比較に必要な主要諸元です。列は、ディーゼルGX、ディーゼルZX、ディーゼルGR SPORT、ハイブリッドZX、ハイブリッドGR SPORTの順です。価格は、公式車種ページに掲載された税込みのメーカー希望小売価格です。

| 項目 | GX 3.3Lディーゼル | ZX 3.3Lディーゼル | GR SPORT 3.3Lディーゼル | ZX 3.5Lハイブリッド | GR SPORT 3.5Lハイブリッド |
|---|---|---|---|---|---|
| 価格 | 6,300,800円 | 8,750,500円 | 9,150,900円 | 9,801,000円 | 10,200,300円 |
| 型式 | 3DA-FJA300W-GMUGY | 3DA-FJA300W-GMUZY | 3DA-FJA300W-GMUSY | 5AA-VJH300W-GNVZZ | 5AA-VJH300W-GNVSZ |
| 乗車定員 | 5人 | 5人 | 5人 | 7人 | 7人 |
| 全長×全幅×全高 | 4,950×1,980×1,925mm | 4,985×1,980×1,925mm | 4,965×1,990×1,925mm | 4,980×1,980×1,935mm | 4,965×1,990×1,935mm |
| ホイールベース | 2,850mm | 2,850mm | 2,850mm | 2,850mm | 2,850mm |
| 最低地上高 | 225mm | 225mm | 225mm | 225mm | 225mm |
| 車両重量 | 2,460kg | 2,590kg | 2,610kg | 2,660kg | 2,690kg |
| WLTC燃費 | 9.8km/L | 9.7km/L | 9.8km/L | 9.4km/L | 9.4km/L |
| 燃料タンク | 80L | 80L | 80L | 68L | 68L |
| エンジン | F33A-FTV・3.345L V6インタークーラー付ツインターボ・軽油 | V35A-FTS・3.444L V6インタークーラー付ツインターボ・無鉛プレミアムガソリン | |||
| エンジン最高出力 | 226kW(307PS)/4,000rpm | 300kW(408PS)/5,200rpm | |||
| エンジン最大トルク | 700N・m(71.4kgf・m)/1,600〜2,600rpm | 650N・m(66.3kgf・m)/2,000〜3,600rpm | |||
| モーター | 設定なし | 1TM・交流同期電動機・40kW(54PS)・290N・m | |||
| システム出力・トルク | — | 336kW(457PS)・790N・m | |||
| 変速機 | Direct Shift-10AT(電子制御10速オートマチック) | ||||
| 駆動方式 | 4輪駆動(フルタイム4WD) | ||||
| タイヤ | 265/65R18 18×7½J | 265/55R20 20×8J | 265/65R18 18×7½J | 265/55R20 20×8J | 265/65R18 18×7½J |
| サスペンション | 前:ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイル/後:トレーリングリンク車軸式コイル | ||||
ボディ寸法・重量・定員・燃費
全長は4,950〜4,985mm、全幅は1,980〜1,990mm、全高はディーゼル1,925mm、ハイブリッド1,935mmです。全長の違いは、ZXのエアロ形状やヒッチメンバー装着時の注記を含むため、駐車場では車検証上の寸法だけでなく、バンパーやミラーの余裕も見ます。
最小回転半径は5.9m、ホイールベースは全車2,850mm、最低地上高は社内測定値で225mmです。車幅が2mに近いので、狭い住宅街のすれ違い、立体駐車場の車室幅、タイヤ止めの位置を現地で確認したいサイズです。
また、車両重量はGXディーゼル2,460kg、ZXディーゼル2,590kg、GR SPORTディーゼル2,610kgです。ハイブリッドZXは2,660kg、GR SPORTは2,690kgです。モーターや電池、7人乗りの装備が加わる分、ディーゼルZXより70kg、GR SPORT同士では80kg重くなります。
ここで、7人乗りのハイブリッドは2列目・3列目を使う前提です。カタログの室内寸法は、5人乗りと7人乗りの室内長1,955mmに加え、3列目格納状態など別の測定値も併記されています。カタログ数値だけで3列目の大人への適性を決めず、チャイルドシートや乗降動作を現車で確認します。
WLTC燃費は、ディーゼルZXが9.7km/Lです。ディーゼルGR SPORTとGXは9.8km/L、ハイブリッドZXとGR SPORTは9.4km/Lです。ハイブリッドでも、カタログ燃費が大幅に上がるタイプの比較ではありません。重量と動力性能、7人乗り、給電を含めた使い方で評価します。WLTCは試験条件の数値なので、渋滞、気温、エアコン、荷物で実際の燃費は変わります。
エンジン・モーター・変速機・駆動方式
まず、ディーゼルはF33A-FTV型3.345L V6ツインターボです。最高出力226kW(307PS)を4,000rpmで、最大トルク700N・mを1,600〜2,600rpmで発生します。低い回転数から大きなトルクを出すため、重い車体で坂道や積載をこなす場面を考えやすい数値です。
つまり、ハイブリッドはV35A-FTS型3.444L V6ツインターボに、1TM型交流同期電動機を組み合わせます。エンジン単体は300kW(408PS)/5,200rpm、650N・m/2,000〜3,600rpmです。モーターは40kW(54PS)・290N・m、システムは336kW(457PS)・790N・mです。システム値はエンジンとモーターの最大値を単純に足した値ではありません。トヨタ公式カタログのシステム最高出力・最大トルクとして読みます。
そのため、変速機は全仕様がDirect Shift-10ATです。主な変速比は1速4.923、2速3.257、3速2.349、4速1.944、5速1.532です。6速1.193、7速1.000、8速0.801、9速0.661、10速0.613、後退4.307と続きます。低速側の4.923と副変速機のロー2.618は、重い車体をゆっくり動かす場面で意味を持ちます。高速側の多段ギヤは、速度域に応じてエンジン回転を選ぶ材料になります。
なお、全仕様がフルタイム4WDで、前後サスペンションは共通の基本形式です。GX・GR SPORTの電動デフロック、GR SPORTのE-KDSSと専用チューニング、ZXの20インチタイヤなどが、同じ4WDでも使い方の差になります。
公式表で確認できない装備は推測で補わない
カタログの「標準」「設定あり」「メーカーオプション」は意味が異なります。表で○に見える装備でも、動力、乗車定員、注文時期で設定が変わる場合があります。とくにルーフレール、ヒッチメンバー、寒冷地仕様、給電、ナビ・後席エンターテインメントは、見積書と装備一覧を一緒に確認します。
諸元から見るハイブリッドとディーゼルの走り
- 1トルクの出方
ディーゼル700N・mは1,600〜2,600rpm、ハイブリッドはシステム790N・m。
- 2車重を重ねる
ハイブリッドは2,660〜2,690kg。数値を軽快さと同一視しない。
- 310速ATと4WD
Direct Shift-10AT、フルタイム4WD、ハイ・ローを共通の土台にする。
- 4タイヤを確認
ZXは20インチ、GX・GR SPORTは18インチ。用途と路面で試す。
アクセル応答、静粛性、乗り心地は試乗で確認すべき項目です。
低回転トルクとモーター応答の違い
ディーゼルは700N・mを1,600〜2,600rpmで発生し、ハイブリッドはエンジン650N・mにモーター290N・mを組み合わせ、システム790N・mとしています。ハイブリッドはシステム出力も457PSで、ディーゼルの307PSを上回ります。ただしハイブリッドZXは2,660kg、ディーゼルZXは2,590kgなので、数字の差をそのまま軽快さへ置き換えません。
車重を単純に出力で割ると、ディーゼルZXは約8.44kg/PS、ハイブリッドZXは約5.81kg/PSです。これは実際の加速タイムではなく、出力と車重だけを同じ条件で置いた目安です。ハイブリッドの方が重量増を抱えても、発進や再加速で余力を感じやすい方向と読めます。※推測です
一方、ディーゼルの最大トルク発生回転は1,600〜2,600rpmで、ハイブリッドのエンジンは2,000〜3,600rpmです。低回転の力強さを一定の速度で使うならディーゼル、発進直後やアクセル操作へのモーター応答を含めた余力ならハイブリッドという分け方ができます。実際の静粛性、変速の滑らかさ、ペダル応答は試乗で確認すべき項目です。※推測です
車重・10速AT・4WD・タイヤを一緒に読む
ZXは265/55R20、GR SPORTとGXは265/65R18です。同じ265mm幅でも、20インチはタイヤの扁平率が低く、18インチはサイドウォールが厚くなります。ホイールの大きさだけで乗り心地や悪路性能を断定できませんが、路面からの入力、ホイール保護、交換費用、見た目の優先順位を決める確認材料になります。※推測です
GXは最も軽い2,460kgで、18インチタイヤ、前後電動デフロック、必要最小限の内装を組み合わせます。車体が軽いことは、同じエンジン出力なら加速や登坂時の負担を抑える方向に働きますが、実際の荷物、路面、ギヤ選択で結果は変わります。※推測です
GR SPORTは18インチタイヤにE-KDSSと専用チューニングを加えます。サスペンションの接地性と舗装路での姿勢を両立する方向を狙った装備ですが、硬さの感じ方は乗員、空気圧、路面で変わります。E-KDSSがあるから常にGR SPORTが最適、とは言えません。※推測です
さらに、ハイブリッドは2,660〜2,690kgと重く、68Lタンクです。モーターとシステム出力、7人乗り、給電を選ぶ代わりに、ディーゼルの80Lタンクと5人乗りの荷物配置とは別の使い方になります。航続距離を気にする人は、カタログ燃費だけで計算せず、自宅周辺の給油環境と遠出の頻度を合わせて判断します。※推測です
試乗評価ではなく諸元からの見立て
ここまでの走りの説明は、公式に公表された出力、トルク、発生回転数、車重、変速機、駆動方式、タイヤを組み合わせた分析です。乗り心地、静粛性、アクセルの微妙な扱いやすさ、悪路の安心感は、同じ数字でも車両状態と路面で変わるため、試乗した事実のように断定しません。
GX・ZX・GR SPORTの装備と使い勝手の違い
ハイブリッドGR SPORTは、ZXハイブリッドにGR SPORTの足まわり・外観を組み合わせた7人乗りです。
GXは走破性の基準と必要十分な装備

まず、GXは、3.3Lディーゼル、5人乗り、6,300,800円を基準に、前後電動デフロック、265/65R18タイヤ、アルミサイドステップ、ブラックのラジエーターグリル、ファブリックシート、運転席6ウェイ・助手席4ウェイのマニュアルシートを標準装備します。
12.3インチディスプレイオーディオPlusや14スピーカーのJBLプレミアムサウンドシステムではなく、8インチディスプレイオーディオと6スピーカーが中心です。電動シート、後席エンターテインメント、上級の照明や加飾を優先しないなら、使う装備を絞って購入後の扱いやすさを確保できます。
GXの価値は、安いから上級グレードの代わりになるという意味ではありません。前後デフロックを実際に使う場所があり、5人乗りの荷室とファブリック内装を受け入れられる人向けです。舗装路だけで上級快適装備を求めるなら、ZXとの差額に何が含まれるかを確認します。
ZXは日常の快適性と長距離の装備
一方、ディーゼルZXは、GXから2,449,700円上がり、12.3インチディスプレイオーディオPlus、JBLプレミアムサウンドシステム、前後の快適温熱シート、シートベンチレーション、電動シート、クールボックスなど、乗員が毎日触る装備を増やします。20インチタイヤとエアロタイプのサイドステップも、外観と乗降性の差になります。
また、ハイブリッドZXはディーゼルZXから1,050,500円上がり、7人乗り、3列目、ハイブリッドシステム、ハイブリッド専用バンパー、フレキシブルデッキボード、AC100V・1500W給電などが判断材料です。3列目を年に数回しか使わないなら、増えた座席と装備を本当に使うかを先に見積もります。
ZXは「一番上の装備だから正解」ではなく、長距離で乗員が多い、後席の空調・音響・電源を使う、外観も上質にしたい人へ意味があるグレードです。5人乗りの荷室を道具として使う人は、ディーゼルZXの80Lタンクと荷室の深さも確認します。
GR SPORTは専用外観と走行方向
さらに、ディーゼルGR SPORTは9,150,900円で、ディーゼルZXより400,400円高く、18インチのマットグレーアルミ、GR専用フロント・リヤバンパー、GR専用ブラックのホイールアーチモール、アルマイトのサイドステップ、E-KDSS、専用チューニングを採用します。前後電動デフロックも標準装備です。
なお、ハイブリッドGR SPORTは10,200,300円で、ハイブリッドZXより399,300円高い設定です。7人乗りのハイブリッドを維持しながら、GR専用の内外装、18インチタイヤ、E-KDSS、専用チューニングを選べます。差額はエンジンの上乗せではなく、足まわり、タイヤ、外観、内装の方向へ配分されると読むと整理しやすくなります。
GR SPORTの装備を、スポーツカーのように速いという意味へ広げないことも重要です。ランドクルーザー300の大きさと車重は残るため、GR専用の接地性や操作感を使う人に向くグレードです。具体的な乗り心地と操舵感は、同じタイヤ空気圧・同じ路面で試乗して比べます。※推測です
| 仕様 | 価格 | パワートレイン・定員 | 主な標準装備 | 価格差の意味 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|
| GX | 630万0800円 | 3.3Lディーゼル・5人 | 前後電動デフロック、18インチ、ファブリック | 快適装備を絞り、悪路で使う機能へ集中 | 道具性と価格を優先する人 |
| ZXディーゼル | 875万0500円 | 3.3Lディーゼル・5人 | 20インチ、12.3インチPlus、JBL、上級シート | 乗員が毎日使う快適・音響・電動装備 | 5人乗りで長距離を快適に使う人 |
| GR SPORTディーゼル | 915万0900円 | 3.3Lディーゼル・5人 | E-KDSS、専用チューニング、18インチ、前後デフロック | ZXの快適性より足まわりと専用意匠へ配分 | 舗装路と悪路の両方で専用装備を使う人 |
| ZXハイブリッド | 980万1000円 | 3.5Lハイブリッド・7人 | 457PS、3列目、フレキシブルデッキ、1500W給電 | 動力、定員、電源、荷室運用をまとめて追加 | 7人乗りと余力を日常で使う人 |
| GR SPORTハイブリッド | 1020万0300円 | 3.5Lハイブリッド・7人 | ハイブリッド+E-KDSS、専用外観、18インチ | 7人乗りを保ち、GRの走行方向を選ぶ | ハイブリッドの余力とGR専用装備を両立したい人 |
どっちを選ぶべきか|30秒診断とグレード差の意味
5人乗り、前後電動デフロック、18インチを使う。
7人乗り、3列目、給電、ハイブリッドの余力を使う。
E-KDSSと専用チューニングを使う道がある。
全幅、3列目、タイヤ、注文変更不可の装備を確認する。
ハイブリッドだから、GR SPORTだからという理由だけで決めず、利用場面を販売店で再現してください。
価格差を装備・定員・用途で読む
6,300,800円のGXから8,750,500円のディーゼルZXまでは2,449,700円の差です。ここにはディーゼルエンジンの差はなく、上級の音響・表示・シート・空調・外観と、日常の操作負担を減らす装備が含まれます。前後電動デフロックを使う一方で、JBLや電動シートを使わない人には、価格差の回収先が違って見えます。
ディーゼルZXからGR SPORTへの差は400,400円です。20インチから18インチへ、E-KDSS、専用サスペンション、GR専用の内外装へ変わるため、快適装備を増やすというより、タイヤと足まわり、見た目に配分する選択です。
つまり、ハイブリッドZXはディーゼルZXより1,050,500円高く、2人増えた定員、システム457PS、3列目、電動格納、1500W給電、68Lタンクという構成になります。ハイブリッドGR SPORTとの差は399,300円で、こちらも動力ではなくGR SPORTの専用装備へ払う差です。
30秒診断:Aを選ぶべき人、Bを選ぶべき人
A:GXディーゼルを選ぶべき人
- 林道、雪道、ぬかるみなどで前後電動デフロックを使う場面がある。
- 5人乗りの荷室を工具やキャンプ用品のために使う。
- 8インチ表示、6スピーカー、ファブリックシートで困らない。
- 20インチより265/65R18のタイヤと道具性を優先する。
B:ZXハイブリッドを選ぶべき人
- 3列目を家族や来客の移動で定期的に使う。
- 1500W給電、フレキシブルデッキ、後席の快適装備を使う予定がある。
- 2,660kgの車重を受け入れたうえで、457PSと790N・mの余力を選びたい。※推測です
- ディーゼルの80Lタンクよりも、ハイブリッドの動力と装備を優先する。
C:GR SPORTを選ぶべき人
- E-KDSS、GR専用チューニング、18インチ、専用の外観を自分の使う道で活かす。
- ZXの20インチやエアロ外観より、悪路や段差でのタイヤ・足まわりの考え方を重視する。※推測です
- 7人乗りが必要ならGR SPORTハイブリッド、5人乗りと80Lタンクが必要ならGR SPORTディーゼルを選ぶ。
慎重にしたほうがいい人
- 自宅や職場の駐車区画で全幅1,990mm、ドアを開ける余地、最低地上高ではなく床下の干渉を確認していない。
- 3列目の乗降、チャイルドシート、荷物を実際に載せていない。
- ハイブリッドの電源を屋外で使う場面、電源周波数、使用電力の上限を確認していない。
- 「ハイブリッドだから燃費が必ず良い」「GR SPORTだから必ず乗り心地が良い」と、単一の数字やグレード名だけで決めている。※推測です
販売店で聞く10項目
- 2026年10月1日発売分のハイブリッドZX・GR SPORTで、実車または試乗車を確認できる時期。
- 希望する仕様、色、メーカーオプションを含めた納期の見込みと、注文後に変更できない装備。
- 7人乗りで3列目を使用したときのチャイルドシート、荷室、2列目の動き。
- フレキシブルデッキボードの展開方法と、3列目格納時に積める荷物の寸法。
- AC100V・1500W給電で使える電気製品、周波数、非常時給電システムの使い方。
- GX・GR SPORTの前後電動デフロックと、使用できる速度・路面条件の取扱説明書上の範囲。
- 20インチと18インチのタイヤ銘柄、冬用タイヤ、スペアタイヤ、交換費用。
- 見積書で、車両本体、メーカーオプション、販売店装着品、税金、登録諸費用を分けた金額。
- 残価設定ローンの対象グレード、残価、走行距離、返却条件、金利、最終回の選択肢。
- 4WD、Toyota Safety Sense、電動デフロック、給電を過信しないための取扱説明書と注意事項。
| 読者像 | 向く仕様 | 選ぶ前の確認 |
|---|---|---|
| 悪路と荷物が中心 | GXディーゼル | 前後デフロック、18インチ、5人乗り |
| 5人で長距離 | ZXディーゼル | 20インチ、上級シート、80Lタンク |
| 7人と給電 | ZXハイブリッド | 3列目、1500W、68Lタンク |
| 専用の足まわり | GR SPORT | E-KDSS、18インチ、試乗時の操作感 |
| まだ用途が曖昧 | 慎重に比較 | 駐車場、乗降、荷室を実車で確認 |
ランドクルーザー300を4方式で支払う概算
同じ車種・グレード・価格・頭金条件で比較。残価設定ローンは最終回4,900,500円を支払って所有する前提。この仮定ではクラウドローン想定が残価設定ローンより1,354,702円少なく、ディーラーローンより1,059,854円少なく、銀行ローン例より363,579円少ないという差額になる。実際の提案・審査・適用金利・借入可能額は申込者と金融機関によって異なり、最低金利を保証しません。
共通条件と計算方法
ここでは、ランドクルーザー300のグレード選択を決めた後に、同じ車両を4方式で比較します。対象はハイブリッドZX、車両本体9,801,000円、頭金0円、ボーナス0円、60回です。税金、登録諸費用、用品、保険、保証料、手数料は含めません。

残価設定ローンは、残価4,900,500円を比較用に置き、60回の支払い後に残価を支払って所有する前提です。残価率50%や年4.9%はトヨタ公式の個別提示ではなく、比較用の仮定です。ディーラーローン5.9%も比較用の仮定、銀行ローン3.3%はUI銀行が案内する適用帯の一例、クラウドローン行の1.9%は比較候補の銀行最低金利が適用された想定です。実際の適用条件は申込者・金融機関・販売店で異なります。
計算は、残価なしの方式を元利均等返済、残価設定を「元金から将来残価の現在価値を引いた額を60回で返済し、最終回に残価を支払う」方式として、各月の利息を含めて概算しています。表示は円単位に丸めています。
| 方式 | 年利 | 返済期間 | クラウドローン想定との金利差 | 月々返済 | 最終回支払・残価 | 総利息 | 総支払額 | クラウドローン想定との差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 残価設定ローン(比較用仮定) | 4.9% | 60回 | +3.0ポイント | 112,265円×60回 | 4,900,500円 | 1,835,371円 | 11,636,371円 | +1,354,702円 |
| ディーラーローン(比較用仮定) | 5.9% | 60回 | +4.0ポイント | 189,025円×60回 | なし | 1,540,523円 | 11,341,523円 | +1,059,854円 |
| 銀行ローン例(UI銀行の適用帯例) | 3.3% | 60回 | +1.4ポイント | 177,421円×60回 | なし | 844,248円 | 10,645,248円 | +363,579円 |
| クラウドローン経由・最低金利適用想定 | 1.9% | 60回 | 基準 | 171,361円×60回 | なし | 480,669円 | 10,281,669円 | 基準 |
この試算では、クラウドローン想定の総支払額は、残価設定ローンより1,354,702円、ディーラーローンより1,059,854円、銀行ローン例より363,579円少なくなります。ただし、これは1.9%が適用された場合の比較で、クラウドローンへ申し込めば必ずこの金利になるという意味ではありません。銀行ローン例の年3.3%も、審査や商品条件で変わります。
残価設定ローンは月々の支払額が小さく見えますが、所有するには最終回の4,900,500円を用意します。返却や乗り換えを選ぶ場合は、走行距離、内外装、事故歴などの条件が別にあります。車両を最後まで所有する比較として、表では残価を含めています。
【PR】クラウドローンで自分に合う自動車ローンを比較する。クラウドローンは融資元ではなく、銀行ローンの比較・マッチングサービスです。実際の提案、審査、適用金利、借入可能額は申込者と金融機関によって異なり、最低金利や表の差額を保証するものではありません。申込前に総返済額、手数料、繰上返済条件、車両購入時期を確認してください。
よくある質問
ZXとGR SPORTのハイブリッドに3列目を設定。
悪路、快適性、専用の足まわりから選ぶ。
合計消費電力、周波数、取扱説明書の注意を確認。
納期や試乗車は購入時点で販売店へ確認。
安全装備や4WDは運転者を支援する機能であり、運転の責任を置き換えません。
ハイブリッドは何人乗りですか?
2026年9月発行カタログのランドクルーザー300ハイブリッドは、ZXとGR SPORTのどちらも7人乗りです。ディーゼルのGX、ZX、GR SPORTは5人乗りです。3列目を使うなら、座席数だけでなく乗降、チャイルドシート、格納時の荷室を実車で確認します。
GX・ZX・GR SPORTの違いは何ですか?
まず、GXはディーゼル5人乗りで、前後電動デフロックと18インチタイヤを標準装備し、悪路での実用性に集中しています。ZXは上級の表示、音響、シート、空調など日常の快適性が中心です。GR SPORTはE-KDSS、専用チューニング、18インチタイヤ、専用内外装を組み合わせます。ハイブリッドはZXとGR SPORTにだけ設定されています。
ディーゼルとハイブリッドはどちらが向きますか?
80Lタンク、低回転700N・m、5人乗りの荷室、GXやディーゼルZXの道具性を使う人はディーゼルが候補です。7人乗り、457PS・790N・m、1500W給電、3列目の電動格納を使う人はハイブリッドが候補です。実際の燃費、静粛性、ペダル応答、乗り心地は使用環境と試乗で確認します。※推測です
AC100V・1500W給電は何に使えますか?
ハイブリッドのAC100V・1500Wは、合計消費電力1500W以下の電気製品を、取扱説明書と使用条件に従って使うための電源です。キャンプ、屋外作業、停電時の一部電源などが考えられますが、家屋へ接続する非常用電源とは使い方が異なります。消費電力、周波数、医療機器への影響、自治体の停車・アイドリング規則を販売店と取扱説明書で確認してください。
2026年改良車はいつ発売されますか?
トヨタの発表では2026年10月1日発売です。発表当日の記事では、販売店ごとの受注状況、納期、試乗車の配備状況は確定情報として扱っていません。購入時点の公式ページと販売店の案内を確認してください。
まとめ|ランドクルーザー300は用途から仕様を決める
- 1定員を決める
5人乗りか7人乗りか、3列目の頻度を確定する。
- 2使う路面を決める
舗装路、雪、未舗装路でデフロックとE-KDSSの必要性を考える。
- 3装備を照合する
給電、音響、シート、タイヤ、荷室を毎日の行動に結びつける。
- 4実車で確認する
全幅、乗降、荷室、見切り、駐車場との相性を確かめる。
数字の大きさだけでなく、乗員と荷物を載せて使う場面まで想像して選びます。
5仕様を選ぶ順番
ランドクルーザー300 2026年改良の最大の変化は、日本向けに7人乗りハイブリッドが加わったことです。ZXハイブリッドは3.5L V6ツインターボ、モーター、システム457PS・790N・m、3列目、1500W給電をまとめて選べます。GR SPORTハイブリッドはそこへE-KDSSや専用の内外装を加えます。

一方、ディーゼルは、GXの前後電動デフロック、ZXの上級快適装備、GR SPORTの専用チューニングという3方向に分かれます。GXからZXへの差額は、エンジンを強くするためではなく、毎日触る快適・表示・音響・シートへ配分されます。ZXからGR SPORTへの差額は、足まわり、タイヤ、専用の外観を使うための差です。
実車で最後に確認すること
最後に、最終的な選び方は、馬力の大きさだけで決まりません。5人か7人か、80Lか68Lか、18インチか20インチか、前後デフロックやE-KDSSをどこで使うか、1500W給電と上級室内を何回使うかを順番に確認します。大きな車体なので、見積もり前に駐車場と3列目を実車で確かめることが、グレード選びの最初の一歩です。
