三菱自動車は2026年9月2日、新型クロスカントリーSUV「パジェロ」を世界初披露しました。日本には2026年度に投入する計画で、三菱自動車の公式FAQでは2026年10月1日から予約注文を始めると案内しています。
今回の新型パジェロは、2.4Lクリーンディーゼル、スポーツモード付き8速AT、S-AWC、スーパーセレクト4WD-Ⅱ、3列7人乗りを組み合わせます。一方、価格、正式グレード名、車両重量、最高出力、燃費、発生回転数などは、この記事の確認時点で国内確定値が公表されていません。
この記事では、新型パジェロを「復活した名前」だけで判断せず、公式に確認できる数値と未公表項目を切り分けます。走りは最大トルクだけで決めず、車重、8速AT、4WD、サスペンション、タイヤを組み合わせて見ます。試乗していない部分は、公式諸元からの見立てとして扱います。
最初に結論
- 10月1日に予約相談を始める人: 3列7人乗り、2.4Lディーゼル、ラダーフレーム、SS4-Ⅱの本格4WDを待っていて、正式価格やグレード差は販売店で確認できる人。
- 正式情報を待つ人: 価格、車両重量、燃費、最高出力、タイヤ、標準装備を比較表で確定してから注文したい人。
- 慎重にしたほうがいい人: 全幅1,925mm級の車体を保管できるか、3列目やディーゼルの使い方が自分の生活に合うかをまだ確認できていない人。
- いま分かる本質: 新型パジェロは、低回転トルクに加え、8速AT、S-AWC、SS4-Ⅱ、サスペンション、悪路での接地性を一体で見るSUVです。
結論:新型パジェロは予約前に「走破性」と「未公表情報」を分けて見る
3列7人乗り、2.4Lディーゼル、SS4-Ⅱを待っていて、価格と装備表を販売店で確認できる人。
正式グレード、車両重量、最高出力、燃費、タイヤが揃ってから注文したい人。
全幅1,925mm級の保管場所や、3列目と荷室の使い方を実車で確かめたい人。
予約注文の開始日と正式発売日・納期は別です。価格や国内仕様は販売店の最新資料を優先します。
新型パジェロを待つ読者が今決められるのは、車の使い方と、予約注文の相談を始めるかどうかです。価格やグレードが未発表の段階で、装備差や支払額を想像して結論を出す必要はありません。

予約相談を始める価値があるのは、3列7人乗りを使う場面があり、雪道や未舗装路、キャンプ場までの荒れた道を含めて、車の骨格や4WD性能を優先する人です。三菱自動車は日本投入を2026年度の計画として示し、予約注文の開始日も10月1日と案内しています。正式な発売日や納期は、予約注文の案内書と販売店で確認する段階です。
逆に、予算、燃費、車庫の幅、3列目の荷室、標準装備の範囲が購入判断の中心なら、正式価格と国内仕様の主要諸元が出るまで待つほうが安全です。新型パジェロのスペシャルサイトにも、型式指定取得前のため商品情報やスペックが変更される可能性があること、一部海外仕様が含まれることが記載されています。
購入前に支払い計画を確認
金利、月々の支払い、手元資金の残し方を比べてから、見積もりや商談へ進めます。
10月1日に動く人と正式情報を待つ人
予約相談を始める人は、10月1日に契約を急ぐという意味ではありません。予約注文の受付条件、正式な見積もり、キャンセルや仕様変更の扱いを聞き、車庫と使い方に合うかを確認するための行動です。販売店で実車やリーフレットを見られるなら、数字だけでは分からない2列目の動線や3列目の姿勢も確認できます。
待つ人は、価格・グレード・重量・タイヤ・燃費が揃ってから、ランドクルーザー300やレクサスGXなどと比較できます。大型SUVの装備差は、動力の優劣に加え、人数、タイヤ、路面、荷室を軸に比べると整理しやすく、ランドクルーザー300のハイブリッドとディーゼルを比較した記事でも同じ視点を扱っています。
新型パジェロの日本発売・予約注文は10月1日から
- 2026年9月2日世界初披露
三菱自動車が新型クロスカントリーSUVを発表。日本投入は2026年度の計画。
- 2026年9月18日更新予約日を公式FAQで確認
三菱自動車FAQが、予約注文を10月1日から始めると案内。
- 2026年10月1日予約注文開始
販売店で価格、グレード、装備、納期、契約条件を確認する段階。
- 発売・納車最新資料で確認
予約注文開始日とは別に、正式発売日と納車時期を販売店で確定する。
スペシャルサイトには、型式指定前のため商品情報やスペックが変更される可能性があると記載されています。
三菱自動車が発表した日本投入計画
三菱自動車の世界初披露リリースは、新型パジェロを2026年度にタイ、日本、オーストラリアへ投入し、その後に世界約100カ国へ順次展開する計画を示しています。国内では2019年に先代パジェロの生産が終了しているため、今回の投入は国内向けパジェロの復活という意味を持ちます。
ただし、これは日本向けの正式な発売日を発表した文面ではありません。日本投入の年度計画と、販売店で予約注文を受け付ける日を分けて読む必要があります。三菱自動車のFAQは、予約注文を2026年10月1日から始めるとしていますが、発売日・納車時期・全グレードの価格までは同じページで確定していません。
予約注文開始と発売日・納期を混同しない
予約注文は、販売店が購入意思や仕様を受け付ける段階です。型式指定、正式な価格表、登録時期、生産・輸送の状況によって、注文後の納期が変わることがあります。予約できることと、すぐ納車されることは同じではありません。
公式サイトの画像やスペシャルページは、発売前の期待を伝える資料として有用です。ただし、ページ上に「一部、海外仕様車が含まれる」とある場合、国内販売車に同じ装備が付くと決めつけないようにします。特にタイヤサイズ、ディスプレイ、オーディオ、安全装備の標準・オプション区分は、予約時の国内装備表を優先します。
予約前に販売店へ聞く10項目
- 日本仕様の正式グレード名と、それぞれの車両本体価格
- 480N・m仕様と470N・m仕様がどのグレードに当たるか
- 車両重量、最高出力、最大トルクの発生回転数、燃費の確定値
- 20インチと18インチのタイヤサイズ、銘柄、スペアタイヤやパンク修理キットの扱い
- S-AWC、SS4-Ⅱ、7つのドライブモードが全車標準かどうか
- MI-PILOT、3Dマルチアラウンドモニター、前方下部ビューの標準・オプション区分
- 14.3インチと12.3インチのディスプレイがどの仕様に付くか
- 2列目の150mmスライド、タンブル、3列目のシートアレンジと荷室寸法
- 予約金、契約後の仕様変更・キャンセル、登録時期の条件
- 車庫証明の前に、全幅・ミラーを含む実車幅と最小回転半径を確認できるか
この10項目は、予約を急がせるものではありません。未公表情報を販売店との会話で埋めるためのチェックリストです。回答が書面で残るか、見積書と装備表に反映されるかまで確認します。
新型パジェロの主要スペック|確定値と未公表値を分けて確認
数値は2026年9月2日の三菱自動車発表を基に整理。型式指定前のため、国内仕様の確定値とは限りません。
新型パジェロは、公式発表に掲載された寸法や駆動システムの情報が豊富です。一方、国内販売の比較に必要な価格、車両重量、最高出力、燃費は未公表です。まず一覧で、確認できる項目と確認できない項目を分けます。

| 項目 | 公式に確認できる内容 | 予約注文前の注意 |
|---|---|---|
| 車両本体価格 | 未公表 | 予約注文リーフレットと販売店で確認 |
| 日本投入 | 2026年度に日本へ投入する計画 | 正式発売日・納期とは別 |
| 全長×全幅×全高 | 4,920×1,925×1,910mm | 発表値は20インチタイヤ装着車の注記付き |
| ホイールベース | 2,870mm | 室内の広さや小回りを直接保証する値ではない |
| 前後トレッド | 1,630mm | 国内仕様の装備差で変わる可能性を確認 |
| 最低地上高 | 230mm | 20インチタイヤ装着車の注記付き |
| 乗車定員 | 3列7名 | 3列目の体格・荷物との相性は実車確認 |
| エンジン | 専用開発2.4Lクリーンディーゼル、ワイドレンジのシングルVGターボ | 日本仕様の型式・燃料条件を確認 |
| 最高出力・発生回転数 | 未公表 | 未発表の数値を現行トライトンなどから補わない |
| 最大トルク | 480N・m。一部仕様は470N・m | どの仕様の数値かを確認 |
| 変速機 | スポーツモード付き新開発8速AT | 変速比や低速側の詳細は未確認 |
| 駆動方式 | S-AWC、SS4-Ⅱ。2H/4H/4HLc/4LLc | モードの使用条件を取扱説明書で確認 |
| 燃費 | 未公表 | WLTC値と実走行は分けて見る |
| サスペンション | 前ダブルウィッシュボーン、後5リンク式リジッド | グレード別のばね・ダンパー差を確認 |
| タイヤ | 寸法・アングルの一部に20インチ装着車の注記 | 正式グレード別サイズ・銘柄は未公表 |
| 安全・運転支援 | FCM、PFCW、EAPM、ELA、FCTA、MI-PILOT、8エアバッグ | 標準・オプション区分と作動条件を確認 |
寸法・定員・悪路寸法は何を意味するか
全長4,920mm、全幅1,925mm、全高1,910mmは、一般的なミドルSUVより明確に大きい部類です。ホイールベースは2,870mmで、3列7人乗りの室内を成立させる土台になります。全幅はドアミラーを含まない車体寸法であるため、自宅の駐車場や機械式駐車場に入るかは、ミラーを開いた状態とドアを開く余白まで実測してください。
最低地上高230mm、アプローチアングル30.4度、ランプブレークオーバーアングル22.6度、デパーチャーアングル25.8度は、20インチタイヤ装着車の注記が付いた発表値です。前後のバンパーを地面に当てにくい形状や、車体中央を擦りにくい余地を示す数値ですが、これだけでどんな道も走れるわけではありません。路面の段差、ぬかるみ、タイヤのグリップ、運転操作が一緒に効きます。
悪路寸法は、アウトドア用途で具体的な価値があります。キャンプ場の進入路や雪道で、車体下部の余裕を確保しやすくなるからです。一方で、全高と全幅が大きい車は、都市部の立体駐車場、狭い林道、対向車とのすれ違いで別の制約を受けます。走破性の数字と、日常の取り回しを同じ表の中で見てください。
2.4Lディーゼル、8速AT、4WDの確認範囲
まず、公式発表で確認できる動力情報を整理します。
2.4Lクリーンディーゼルには、ワイドレンジのシングルVGターボが採用されます。最大トルクは480N・mで、一部仕様は470N・mです。重いSUVを動かすときに重要な数値ですが、発生回転数と車両重量が未公表なので、加速や燃費を確定的には語れません。
8速ATは、低速側で駆動力を取り出す段数と、高速巡航で回転数を抑える段数を両立しやすい構成です。三菱自動車はスポーツモードも説明していますが、変速比や各グレードの制御差までは発表していません。日常の発進、登坂、追い越し、下り坂のエンジンブレーキを、発売後の試乗で確認する必要があります。
SS4-Ⅱは、2H(後輪駆動)、4H(フルタイム4WD)、4HLc(センターデフロック)、4LLc(ローギヤ+センターデフロック)の4モードを選べる4WDシステムです。S-AWCは4WDの駆動に加えて、AYC、ASTC、ABSなどを統合し、加速・旋回・制動の車両運動を制御します。機械的な駆動方式と電子制御を別々に見ると、日常の扱いやすさが見えにくくなります。
公式にまだ出ていない数値
価格、正式グレード名、車両重量、最高出力、トルク発生回転数、燃費、国内全仕様のタイヤ、最小回転半径、荷室容量、牽引能力は、記事作成時点で公式の国内確定表を確認できていません。先代パジェロやトライトン、海外仕様の数値を新型パジェロの日本仕様へ移すことはしません。
未公表の項目は、予約注文開始後の販売資料で確認する項目です。数字が揃わない段階で、競合車との燃費や価格の勝ち負けを決めるのは早すぎます。
2.4LディーゼルとS-AWCは、車重・変速・タイヤまで組み合わせて読む
- 12.4Lディーゼル
最大トルク480N・m。一部仕様は470N・mとされ、発生回転数は未公表。
- 28速AT
低速の駆動力と高速巡航の回転をつなぐ。変速比の詳細は予約時に確認。
- 3SS4-Ⅱ・S-AWC
2H、4H、4HLc、4LLcと7つの走行モードで路面に合わせる。
- 4骨格・足まわり・タイヤ
ラダーフレーム、前ダブルウィッシュボーン、後5リンク、タイヤの組み合わせで読む。
諸元からの見立てで、同条件の試乗結果ではありません。実際の加速、静粛性、乗り心地は試乗車で確認します。
480N・mのトルクと8速ATの役割
最大トルク480N・mは、発進や登坂、荒れた路面で大きな力を引き出すための材料です。ただし、トルクはエンジン単体の回転軸での値で、実際にタイヤへ届く力は変速機のギア比、最終減速比、4WDの配分、タイヤの外径、路面の摩擦で変わります。
新型パジェロは8速ATとSS4-Ⅱを組み合わせます。低速側のギアでタイヤへ力を伝えやすくし、路面に応じて4H、4HLc、4LLcを選べる点が、本格クロスカントリーSUVとしての読みどころです。高速道路では多段ATが速度とエンジン回転をつなぎ、長距離での静粛性や燃費に影響しますが、実際の性能は確定値と試乗で確認します。
ラダーフレーム、サスペンション、SS4-Ⅱ、7モード
ラダーフレームは、車体の強度と悪路での耐久性を優先しやすい骨格です。三菱自動車は高張力鋼板の採用拡大、フレーム断面の拡大、ねじり剛性・曲げ剛性の向上を説明しています。骨格の剛性が上がっても、乗り心地はサスペンションとボディマウントの調整で変わります。
フロントはダブルウィッシュボーン式独立懸架、リヤは新開発の5リンク式リジッドです。前輪が路面の入力を受けて向きを変え、後輪側が悪路で接地性を保つという役割を分けやすい構成です。三菱自動車は「悪路快適性」を開発指標に置き、ボディマウントも強化したと説明しています。
7つのドライブモードは、NORMAL、ECO、GRAVEL、SNOW、MUD、SAND、ROCKです。モード選択は運転操作を代行するものではありませんが、滑りやすい路面や砂地で、アクセル・ブレーキ・駆動力制御の初期設定を合わせる手掛かりになります。日常の舗装路で使うNORMALと、雪道・泥・砂・岩場で使うモードの違いを、取扱説明書と実車で確認します。
試乗していない段階の見立て
諸元から見ると、新型パジェロは、低回転から大きなトルクを出すディーゼル、8速AT、低速モードを持つ4WD、接地性を重視したサスペンションを一体で使う設計です。車重と最高出力がまだ分からないため、速さや燃費の優劣は断定できません。ここは公式発表の組み合わせからの見立てです。※推測です
タイヤは、発表値が20インチ装着車を前提にしている部分と、正式グレード別のサイズが未公表の部分を分けます。大径タイヤは舗装路での応答や外観に寄与しやすく、厚いサイドウォールを持つタイヤは段差や未舗装路での余裕を取りやすい傾向があります。ただし、銘柄、空気圧、ダンパー、積載量によって乗り味は変わるため、新型パジェロの実車評価とは別です。※推測です
ラダーフレームSUVのタイヤや足まわりは、装備名を路面条件と結びつけて見ると使い方が見えます。レクサスGXのOVERTRAIL+とversion Lを比較した記事も参考になります。車格や仕様は異なりますが、タイヤと足まわりの差を使い方に置き換える考え方は共通します。
3列7人乗りの室内は、2列目スライドと3列目の実用性で判断
3列目への乗り込みと、2列目の足元を使い分ける。
体格、チャイルドシート、3列目を起こした荷室を実車で確認する。
前席から3列目まで、同乗者の温度差を調整しやすい。
車庫入れや悪路の路面確認を支え、シートアレンジで荷物に対応する。
カタログの定員だけで決めず、家族が乗り降りし、荷物を積んだ状態でシートを操作します。
2列目150mmスライドとタンブル
さらに、3列目を使う場面では、乗り降りと荷物の動線を確認します。

新型パジェロは3列7名乗車で、2列目に150mmのロングスライドとタンブル機構を備えます。2列目を前へ出して3列目へ乗り込みやすくし、後ろへ下げて2列目の足元を確保する使い分けができます。チャイルドシートや大きな荷物がある家庭では、カタログ上のスライド量より、実際に固定した状態で操作できるかが重要です。
3列目を起こしたままの荷室容量、ベビーカーの積み方、2列目を倒したときの床面、3列目への乗降姿勢は、7人乗りSUVを選ぶときの基本確認です。三菱自動車は3列目のヘッドクリアランスや、つま先が前席下に収まるレイアウトを説明していますが、体格による感じ方は異なります。
3列目、荷室、空調、カメラを実車で確認
また、乗員全員の快適性は、空調やカメラなどの装備を実車で確かめて判断します。
3ゾーン独立温度コントロール式フルオートエアコンは、前席、2列目、3列目で温度を調整する装備です。7人乗りで長距離を走るとき、前席だけを快適にするより、後席の暑さ・寒さを分けて調整できるほうが使いやすくなります。シートベンチレーションも含め、標準かオプションかを国内装備表で確認します。
3Dマルチアラウンドモニターは、4つのカメラ映像と車両の3Dモデルで周囲を表示します。全幅1,925mm級の車体を狭い駐車場で扱うとき、映像は助けになりますが、センサーがすべての障害物を認識するわけではありません。車庫入れでは目視とミラーを併用し、カメラの死角を実車で確認します。
前方下部の路面を映すアンダーフロアビューは、急勾配や岩場で車両前方の見えにくい部分を確認するための装備です。4HLcまたは4LLcで自動起動する説明がある一方、日常の道路で使うものとは目的が異なります。アウトドア用途が中心でない人は、装備の珍しさより、実際に使う頻度で評価してください。
室内の仕立てでは、14.3インチのモノリスディスプレイ、一部仕様の12.3インチ設定、スマートフォン連携、ヤマハとの共同開発による12スピーカーのサウンドシステムが紹介されています。大型画面や音響は購入理由になり得ますが、画面サイズだけでグレード差を判断せず、ナビ、カメラ、ETC、後席の操作性を一緒に確認します。
同じ三菱車でも、日常の狭い道や家族の乗降を優先する場合は、デリカミニの4WDと装備差を整理した記事のように、悪路性能と普段の使い勝手を分けて考えると判断しやすくなります。新型パジェロはサイズも用途も異なりますが、4WDを使う場面を先に決める点は同じです。
安全装備とMI-PILOTは「できること」と「任せられないこと」を分ける
- 1FCM・PFCW・EAPM
前方の衝突リスクや踏み間違いを検知・警告・被害軽減で支援する。
- 2ELA・FCTA
車線逸脱の危険や、交差点で左右から来る車両を知らせる。
- 3MI-PILOT
ACCとLKAで高速道路の同一車線走行を支援する。
- 48エアバッグ
SRSセンターエアバッグを含む乗員保護装備。運転の代替ではない。
雨、雪、逆光、汚れ、割り込みなどで機能に限界があるため、前方監視と安全運転を続けます。
FCM、交差点アシスト、ELA、FCTAの場面
衝突被害軽減ブレーキシステムFCMは、歩行者、自転車運転者、自動二輪車運転者の検知と交差点アシストに対応します。前方衝突予測警報PFCWは前方の状況を早めに知らせ、踏み間違い衝突防止アシストEAPMは誤操作時の被害軽減を支援します。
緊急時車線維持支援機能ELAは、前方カメラとレーダーで車線や周辺車両を認識し、車線逸脱の危険があるときに警報やステアリング制御で支援します。前進時交差車両検知警報FCTAは、交差点で左右から接近する車両を知らせます。名称を覚えるより、交差点右左折、車線逸脱、駐車場からの前進など、使う場面に置き換えて理解してください。
MI-PILOTと8エアバッグの意味
MI-PILOTは、レーダークルーズコントロールのACCと車線維持支援のLKAを統合し、高速道路の同一車線で車間距離と車線中央の維持を支援する機能です。長距離の疲労を減らす手掛かりになりますが、運転を任せる自動運転ではありません。前方確認、周囲の監視、ハンドル操作への備えは必要です。
8つのエアバッグには、三菱自動車として初採用と説明されるSRSセンターエアバッグが含まれます。前席乗員同士の接触による傷害を減らす目的の装備ですが、安全装備の数だけで事故を防げるわけではありません。シートベルト、正しい着座、チャイルドシートの固定、タイヤ状態を含めて安全を考えます。
運転支援の限界
公式発表でも、予防安全技術は走行条件や周囲の状況によって作動しない場合があると説明されています。雨、雪、逆光、汚れ、複雑な交差点、急な割り込みなどでは認識・制御に限界があります。機能名が増えたことを「事故が起きない」と読み替えず、試乗時に警告の出方、解除条件、ドライバーの監視方法を確認してください。
新型パジェロはどっちを選ぶべきか|正式グレード未発表の判断表
未公表情報を断定しないことが、予約注文前の比較で最も大切な確認事項です。
現時点で比較できる仕様とできない仕様

新型パジェロの公式情報から、エンジン、駆動システム、サスペンション、3列7人乗り、快適・安全装備の方向は読めます。しかし、国内向けの正式グレード名、価格、標準装備とメーカーオプションの境界は、予約注文前の確認事項です。
無理に「上位グレードはこの価格」「この装備は標準」と書くと、海外仕様や予告段階の情報を国内仕様と取り違えます。予約開始後に公開されるリーフレット、見積書、装備表を一次資料にし、記事の数字を更新できるようにしておくべきです。
| 比較項目 | 現時点の公式確認状況 | 予約注文で確認する意味 | 向く読者 |
|---|---|---|---|
| 正式グレード名 | 未公表 | 装備・価格・納期を同じ表で比較する起点 | 上位装備の必要性を見極めたい人 |
| 車両価格・価格差 | 未公表 | 支払計画と競合比較の前提 | 注文前に総額を確定したい人 |
| 480N・m/470N・m | 一部仕様470N・mの注記あり | エンジン仕様とグレードの対応を確認 | 登坂・積載・悪路で低速トルクを使う人 |
| タイヤ・ホイール | 国内グレード別は未公表 | 乗り心地、悪路、交換費用、保管を判断 | 舗装路と未舗装路を両方走る人 |
| 3列目・快適装備 | 3列7名、空調やシート機能を発表 | 標準/オプションと荷室の実用性を確認 | 家族・長距離・アウトドア用途 |
| 安全・MI-PILOT | 搭載機能を発表、区分は未確認 | 必要な機能が標準かを確認 | 高速道路や駐車場で支援を使いたい人 |
予約注文時の確認表と30秒判断
予約相談を進める人は、まず車庫の幅、普段の乗車人数、未舗装路へ行く頻度を決めます。次に3列目を使う頻度と、2列目を倒して荷物を載せる頻度を家族で確認します。最後に、MI-PILOT、3Dカメラ、ヤマハサウンド、シートベンチレーションなど、実際に使う装備をリスト化します。
大きなSUVでは、車両価格に加え、タイヤ交換、保管場所、燃料、任意保険、駐車場の幅などの所有条件が生活に効きます。未公表の価格を予測するより、販売店で条件を一つずつ確定するほうが、契約後の行き違いを減らせます。
予約相談を進める人/待つ人/慎重な人
- 予約相談を進める人: 本格4WDと3列7人乗りを使う場面が明確で、10月1日以降に価格・装備表を確認できる人。
- 正式情報を待つ人: 価格、燃費、車重、タイヤ、グレード差を横並びにしてから決めたい人。待つこと自体が不利とは限りません。
- 慎重にしたほうがいい人: 車庫幅、3列目の荷物、ディーゼルの走行環境、納期と支払計画をまだ確認できていない人。
新型パジェロがランクル300やGXより優れている、と今の段階で断定する必要はありません。車両価格と国内仕様が出た後に、全幅、3列目、タイヤ、動力、悪路装備を同じ条件で比べれば、購入候補としての位置づけが見えてきます。
新型パジェロの購入資金を4方式で試算する
計算条件と4方式の前提
残価設定ローンは月々を抑える代わりに60回後の最終回240万円を支払い、返却・乗り換え・買い取りで所有の扱いと条件が変わります。クラウドローン想定は残価を置かず、残価設定ローンとの差額は約91.6万円、ディーラーローンとの差額は約58.6万円、銀行ローンとの差額は約17.6万円で、いずれも総支払額が少ない計算です。これは600万円を仮定した比較で、実際の提案・審査・適用金利・借入可能額は申込者と金融機関で異なり、最低金利を保証しません。
ここからは車両の公式価格を示す章ではありません。新型パジェロは価格が未公表のため、4方式の違いを読者が理解できるよう、乗り出し価格600万円、頭金0円、ボーナス払い0円、60回払いを仮定します。この600万円は新型パジェロの予測価格ではなく、計算例の仮定です。
残価設定ローンは、5年後の残価を240万円(借入元金の40%)と仮定し、最終回に残価を支払って車を所有する計算にしました。返却・乗り換えを選ぶ場合は、走行距離、車両状態、追加精算などの契約条件が別にあります。残価設定とディーラーローンの年5.9%、銀行ローンの年3.4%、クラウドローン経由の年2.3%は、今回の計算用仮定です。新型パジェロに実際に適用される金利ではありません。
三菱自動車ファイナンスは、残価を最終回に据え置いて月々の支払いを軽くする残価設定型を案内しています。銀行ローンは商品ごとに金利や審査条件が異なり、西日本シティ銀行の公式ページでも年2.00〜3.40%のキャンペーン金利と、条件によって実際の利率が決まる旨が示されています。クラウドローン公式サイトには提携銀行のマイカーローン例として年2.3%が掲載されていますが、個人の審査結果や借入条件を保証する数字ではありません。
| 方式 | 年利 | 返済期間 | クラウドローン想定との金利差 | 月々返済 | 最終回支払・残価 | 総利息 | 総支払額 | クラウドローン想定との差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 残価設定ローン(比較仮定) | 5.90% | 60回 | +3.60ポイント | 約81,231円 | 240万円 | 約127万3,849円 | 約727万3,849円 | 約91万6,496円高い |
| ディーラーローン(比較仮定) | 5.90% | 60回 | +3.60ポイント | 約11万5,718円 | なし | 約94万3,081円 | 約694万3,081円 | 約58万5,728円高い |
| 銀行ローン(比較仮定) | 3.40% | 60回 | +1.10ポイント | 約10万8,882円 | なし | 約53万2,919円 | 約653万2,919円 | 約17万5,566円高い |
| クラウドローン経由(比較候補の銀行最低金利が適用された想定) | 2.30% | 60回 | 基準 | 約10万5,956円 | なし | 約35万7,353円 | 約635万7,353円 | 基準 |
この計算例では、クラウドローン想定の総支払額は、残価設定ローンより約91万6,496円、ディーラーローンより約58万5,728円、銀行ローンより約17万5,566円低くなります。差は金利に加え、残価設定ローンでは最終回の240万円を含めていること、返済期間を60回にそろえていることから生じます。
月々の支払いだけを見ると、残価設定ローンが約8万1,231円で最も軽く見えます。しかし、最終回の240万円を払って所有する計算なので、総額は約727万3,849円です。返却や乗り換えを選ぶ場合は、契約走行距離や車両状態の条件が別に発生します。月額と総額を同じ表で確認してください。
銀行ローンは、今回の仮定ではディーラーローンより約41万0,163円低く、クラウドローン想定との差は約17万5,566円です。金利が低くても、保証料、事務手数料、借入実行日、繰上返済条件を含めると差が変わります。実際の見積もりでは、金利だけでなく総支払額を確認します。
【PR】 クラウドローンは、複数の金融機関から届く銀行ローン候補の比較・マッチングサービスです。候補を比べたい人は、クラウドローンで銀行ローン候補を比較する方法があります。実際の提案内容、審査結果、適用金利、借入可能額は申込者と金融機関によって異なり、最低金利が必ず適用されるものではありません。
この章は、新型パジェロの価格を予測するためのものではありません。正式価格が出たら、同じ車種・グレード・乗り出し価格・頭金・返済期間に置き換えて再計算してください。投資や運用を組み合わせた手元資金の比較、5年後のリセール予測は、価格・グレード・中古相場が未確定なので今回は扱いません。
まとめ:予約注文前に確認すべき順番は、価格より先に用途とサイズ
- 1用途
3列目、雪道、未舗装路、荷物の使い方を決める。
- 2サイズ
全幅1,925mm級の車体を車庫と道路で扱えるか確認する。
- 3実車
2列目、3列目、荷室、カメラ、乗り心地を試す。
- 4正式諸元
価格、グレード、重量、燃費、出力、タイヤを確定する。
- 5契約条件
納期、仕様変更、支払方法、登録時期を見積書で確認する。
10月1日は予約注文の確認を始める日。正式情報を見てから契約を判断する余地を残します。
新型パジェロは、2.4Lクリーンディーゼル、8速AT、S-AWC、SS4-Ⅱ、ラダーフレーム、3列7人乗りを組み合わせた、三菱自動車の新しいフラッグシップです。480N・mの最大トルク、4つの4WDモード、7つのドライブモード、前後サスペンションの構成から、本格的な悪路走破性と日常の快適性を両立させようとしていることが分かります。

ただし、価格、正式グレード、車両重量、最高出力、燃費、発生回転数、国内グレード別タイヤは未確認です。スペシャルサイトには型式指定前で商品情報・スペックが変更される可能性があるとあるため、予約注文前の数字を確定値のように扱わないことが大切です。
今日決められること/10月1日以降に決めること
今日決められるのは、車庫の幅、3列目を使う頻度、雪道・未舗装路へ行く頻度、2列目と荷室の使い方です。10月1日以降に決めるのは、グレード、価格、標準装備、タイヤ、納期、契約条件です。
予約相談をする人も、価格と装備表が出るまで契約を急ぐ必要はありません。逆に、正式情報を待つ人も、10月1日から販売店へ質問を始めれば、見積もりと実車確認を早められます。新型パジェロの復活を楽しみながら、確定情報と見立てを分けて選んでください。
次に読むなら
参照した主な情報源
- 三菱自動車「新型クロスカントリーSUV『パジェロ』を世界初披露」
- 三菱自動車「新型パジェロ スペシャルサイト」
- 三菱自動車FAQ「新型パジェロについて知りたい。」
- 三菱自動車ファイナンス「クレジットについて」
- 三菱自動車「クレジット・リース」
- 西日本シティ銀行「アプリ マイカーローン」
- クラウドローン公式サイト
※本記事は2026年9月27日時点で確認できる公式情報を基に作成しています。価格、正式グレード、国内仕様の諸元・装備・発売日などは、三菱自動車の発表と販売店の最新資料を優先してください。
