日産モータースポーツ&カスタマイズは2026年9月3日、エクストレイル AUTECH、ROCK CREEK、マルチベッドを一部仕様変更し、同日に発売しました。いずれも同じエクストレイルを土台にしながら、AUTECHは質感、ROCK CREEKはアウトドアでの扱いやすさ、マルチベッドは停車中に横になれる機能を重視しています。
今回の変更では、AUTECH e-4ORCEのNissanConnectインフォテインメントシステムが標準装備になりました。ROCK CREEKとAUTECHには後席ヒーターなどを標準化。マルチベッドには、従来のROCK CREEKベースに加えてG e-4ORCEベースが加わっています。
この記事では、メーカーの発表、2026年8月版の主要諸元表、各モデルの商品ページを照合しました。価格、5人・7人乗り、255/45R20と235/55R19、車両重量、前後モーター、ベッドの使い方まで整理し、試乗していない走りは「諸元からの見立て」として扱います。
最初に結論
- AUTECHが向く人は、舗装路中心で20インチの見た目と専用内外装を優先する人です。
- AUTECH SPORTS SPECが向く人は、最高出力の上乗せではなく、専用の車両制御、足回り、操舵の調整へ価値を感じる人です。
- ROCK CREEKが向く人は、濡れた荷物を扱う場面が多く、防水シートと19インチタイヤ、5人・7人乗りを選びたい人です。
- マルチベッドが向く人は、5人乗りを前提に、休憩、仮眠、荷物整理で全長約1,800mmのベッドを使う人です。
- 慎重にしたほうがいい人は、ROCK CREEKを最低地上高が高い本格オフロード車だと思っている人、またはベッド展開中も乗車・走行できると考えている人です。
エクストレイル AUTECHの違い|最初に結論
専用内外装と20インチを舗装路中心で楽しむ。
出力ではなく制御・足回り・操舵の専用調整。
防水シートと19インチ、5人・7人を選ぶ。
5人乗りと停車中のベッド利用を両立。
最上位ではなく、実際に使う機能へ差額を払います。
購入前に支払い計画を確認
金利、月々の支払い、手元資金の残し方を比べてから、見積もりや商談へ進めます。
AUTECHとSPORTS SPECが向く人

AUTECHの全車に専用の内外装と255/45R20タイヤが使われ、全長は4,705mmです。そのため、見た目と室内の仕立てを日常で味わいたいならAUTECHが基準になります。さらに、5人乗りの2WDとe-4ORCE、7人乗りのe-4ORCEから選べます。
AUTECH SPORTS SPEC e-4ORCEは、専用のVCM、e-4ORCE制御、スプリング、ショックアブソーバー、電動パワーステアリング、パフォーマンスダンパーを組み合わせます。公式諸元で前後モーターの最高出力が増えているわけではありません。動力の強化ではなく、車体の動かし方を調整した仕様です。
ROCK CREEKが向く人
一方、ROCK CREEKは、専用外装、ラバレッドのアクセント、防水シート、235/55R19タイヤが特徴です。2列5人乗りと3列7人乗りがあり、どちらもe-4ORCE。つまり、泥の付いた道具や濡れた上着を扱うレジャーと、普段のSUV利用を両立したい人に合います。
マルチベッドが向く人
さらに、マルチベッドは、G e-4ORCEベースとROCK CREEK e-4ORCEベースの2種類です。どちらも2列5人乗りで、ベッドシステムの許容荷重は150kg、公式図の長さは約1,800mm。そのため、車内で休む目的が明確なら、通常仕様へ後から寝具を積むより判断しやすいモデルです。
慎重にしたほうがいい人
3列7人乗りとベッドを同時に求める人は、マルチベッドの定員が5人である点に注意してください。また、ROCK CREEKと4WDのAUTECH、マルチベッドの最低地上高は、いずれも185mmです。専用外装だけで悪路走破性を決めず、実際に走る路面と下回りの余裕を販売店で確認します。
2026年9月3日の仕様変更で変わったこと
- 9月3日発表・発売
AUTECH、ROCK CREEK、マルチベッドを仕様変更。
- 通信NissanConnect
AUTECH e-4ORCEで標準化。
- 快適ヒーターなど
後席・ステアリングとバックドアを強化。
- 追加Gベース
マルチベッドにG e-4ORCEベースを新設。
旧型と比べるときは年式と製造時期を確認してください。
AUTECH e-4ORCEのNissanConnectを標準化
今回の仕様変更で、AUTECH e-4ORCEはNissanConnectインフォテインメントシステムを標準装備しました。12.3インチ画面、Google搭載ナビ、車載通信ユニット、ETC2.0などを含むため、見積もりでは以前のメーカーオプション構成と混同しないことが大切です。
ただし、AUTECH e-4ORCEのすべてが同じ装備ではありません。X e-4ORCEベース、G e-4ORCEベース、SPORTS SPEC、2列・3列で標準とオプションの区分が異なるため、グレード名を省略せず見積書へ残します。
AUTECHとROCK CREEKの快適装備
発表では、後席シートヒーター、ステアリングヒーター、リモコンオートバックドアを標準装備としています。冬の送迎や荷物の積み降ろしでは利用頻度の高い装備ですが、旧型との比較では年式と製造時期を確認してください。
マルチベッドにG e-4ORCEベースを追加
マルチベッドはROCK CREEKベースに加え、G e-4ORCEベースを新設しました。専用ベッドを使いたいが、ROCK CREEKの外観や防水内装を必須としない人にも選択肢が広がります。発表日と発売日はともに2026年9月3日です。
価格とグレードの違い
塗装、オプション、税金、登録費用を加えた乗り出し額は別に確認します。
まず、価格は消費税込みのメーカー希望小売価格で、保険料、税金、登録費用、リサイクル料金、オプションは含みません。そのため、販売会社が決める実際の価格と乗り出し額は、見積書で確認してください。

| 系統 | グレード・仕様 | 駆動 | 定員 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| AUTECH | AUTECH Advanced Package | 2WD | 5人 | 5,365,800円 |
| AUTECH | AUTECH e-4ORCE | 4WD | 5人 | 5,480,200円 |
| AUTECH | AUTECH Advanced Package e-4ORCE | 4WD | 5人 | 5,662,800円 |
| AUTECH | AUTECH SPORTS SPEC e-4ORCE | 4WD | 5人 | 5,904,800円 |
| AUTECH | AUTECH e-4ORCE | 4WD | 7人 | 5,559,400円 |
| ROCK CREEK | ROCK CREEK e-4ORCE 2列 | 4WD | 5人 | 4,757,500円 |
| ROCK CREEK | ROCK CREEK e-4ORCE 3列 | 4WD | 7人 | 4,889,500円 |
| マルチベッド | G e-4ORCEベース | 4WD | 5人 | 5,635,300円 |
| マルチベッド | ROCK CREEK e-4ORCEベース | 4WD | 5人 | 5,362,500円 |
AUTECH系はベース車と装備で5仕様
AUTECH Advanced Packageの2WDが5,365,800円、最も高いSPORTS SPEC e-4ORCEが5,904,800円で、差は539,000円です。しかし、駆動方式もベース車も異なります。単に上位・下位と考えず、2WDかe-4ORCEか、5人か7人か、SPORTS SPECの専用調整が必要かを先に決めます。
ROCK CREEKの5人・7人差は132,000円
ROCK CREEKの3列7人乗りは、2列5人乗りより132,000円高い設定です。年に数回だけ7人で乗るなら、3列目の乗降、座面、荷室の残り方を家族と実車で確認します。5人までで荷物を多く積むなら、2列車から検討するほうが自然です。
マルチベッドは内装と装備を分けて選ぶ
G e-4ORCEベースは5,635,300円、ROCK CREEKベースは5,362,500円です。ただし、価格だけでなく、前者はGの装備、後者はROCK CREEKの防水内装と専用意匠が土台です。そのうえで、ベッド以外に必要な装備とメーカーオプションを同条件にして比べてください。
エクストレイル派生モデルの完全実用諸元表
派生モデル公式諸元表にない燃費は、基準車から転記していません。
まず、代表仕様を並べます。AUTECHは専用エアロで全長が4,705mm、ROCK CREEKとマルチベッドは4,690mmです。一方、全幅1,840mm、全高1,720mm、ホイールベース2,705mmは共通します。
| 項目 | AUTECH Advanced 2WD | AUTECH e-4ORCE 5人 | SPORTS SPEC | AUTECH e-4ORCE 7人 | ROCK CREEK 5人 | マルチベッド |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 全長 | 4,705mm | 4,705mm | 4,705mm | 4,705mm | 4,690mm | 4,690mm |
| 全幅 | 1,840mm | 1,840mm | 1,840mm | 1,840mm | 1,840mm | 1,840mm |
| 全高 | 1,720mm | 1,720mm | 1,720mm | 1,720mm | 1,720mm | 1,720mm |
| ホイールベース | 2,705mm | 2,705mm | 2,705mm | 2,705mm | 2,705mm | 2,705mm |
| 最低地上高 | 200mm | 185mm | 185mm | 185mm | 185mm | 185mm |
| 車両重量 | 1,780kg | 1,900kg | 1,890kg | 1,920kg | 1,870kg | 1,880kg |
| 定員 | 5人 | 5人 | 5人 | 7人 | 5人 | 5人 |
| 駆動 | 前輪駆動 | e-4ORCE | e-4ORCE | e-4ORCE | e-4ORCE | e-4ORCE |
| タイヤ | 255/45R20 101V | 255/45R20 101V | 255/45R20 101V | 255/45R20 101V | 235/55R19 101V | 235/55R19 101V |
| 最小回転半径 | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m | 5.4m |
| WLTC燃費 | 未公表 | 未公表 | 未公表 | 未公表 | 未公表 | 未公表 |
※AUTECH e-4ORCE 5人の重量はX e-4ORCEベースの仕様です。AUTECH Advanced Package e-4ORCEは1,880kgです。マルチベッドはG e-4ORCEベース、ROCK CREEKベースとも設計値1,880kgです。公式の各派生モデル主要諸元表にWLTC値の掲載がないため、基準車の数値を転記していません。
寸法・重量・定員・タイヤを読む
全幅1,840mmと最小回転半径5.4mは共通です。駐車場では全幅だけでなく、ドアを開く余白、柱、タイヤ外幅、車高制限、重量制限を確認します。7人乗りは定員が増える一方、3列目使用時の荷室と乗降性を現車で見る必要があります。
一方、重量は代表仕様で1,780〜1,920kg。最も軽い2WDのAUTECH Advanced Packageと、7人乗りAUTECH e-4ORCEには140kgの差があります。そのため、加速感や制動だけでなく、同乗人数と荷物を含めた状態で比べます。
エンジン・モーター・減速比を読む
| 項目 | 2WD | e-4ORCE |
|---|---|---|
| 発電用エンジン | KR15DDT・1.497L直列3気筒 | KR15DDT・1.497L直列3気筒 |
| エンジン最高出力 | 106kW(144PS)/4,400〜5,000rpm | 106kW(144PS)/4,400〜5,000rpm |
| エンジン最大トルク | 250N・m/2,400〜4,000rpm | 250N・m/2,400〜4,000rpm |
| 前モーター最高出力 | 150kW(204PS)/4,739〜5,623rpm | 150kW(204PS)/4,501〜7,422rpm |
| 前モーター最大トルク | 330N・m/0〜3,505rpm | 330N・m/0〜3,505rpm |
| 後モーター最高出力 | なし | 100kW(136PS)/4,897〜9,504rpm |
| 後モーター最大トルク | なし | 195N・m/0〜4,897rpm |
| 前最終減速比 | 8.821 | 8.283 |
| 後最終減速比 | なし | 7.282 |
| 燃料・タンク | レギュラー・55L | レギュラー・55L |
エンジンは主に発電し、駆動はモーターが担うe-POWERです。ただし、前後モーターの204PSと136PSを足して340PSとすることはできません。日産は派生モデルのシステム最高出力をこの表で示していないためです。
燃費と未公表項目を確認する
一方、基準となるエクストレイルの公式諸元表にはWLTC値がありますが、AUTECH、ROCK CREEK、マルチベッドの各専用諸元表にはWLTC燃費の記載がありません。そのため、タイヤ、重量、空力部品が異なる基準車の数値を、派生モデル固有の認証値として扱わないでください。
持込み登録と実測重量の注意
AUTECHは全車持込み登録でNMC扱いです。ROCK CREEKマルチベッドも持込み登録で、登録時の車両重量は実測値が適用され、設計値と異なる場合があります。メーカーオプションでも重量は変わるため、機械式駐車場の上限に近い場合は車検証の値で判断します。
AUTECHとSPORTS SPECの走りを諸元から読む
- 1255/45R20
幅、偏平率、空気圧を確認。
- 21,780〜1,920kg
駆動と定員で重量が変わる。
- 32WD/e-4ORCE
後輪モーターの有無を選ぶ。
- 4SPORTS SPEC
車両制御、足回り、操舵を調整。
- 5同条件で試乗
段差、旋回、合流、制動を続けて比べる。
SPORTS SPECの前後モーター最高出力は通常のe-4ORCEと共通です。
255/45R20と重量を組み合わせる

AUTECHは全車255/45R20 101Vです。ROCK CREEKの235/55R19より20mm幅広く、ホイール径が1インチ大きく、偏平率は10ポイント低い組み合わせです。そのため、操舵への反応や外観の存在感を出しやすい一方、段差の当たり、タイヤ価格、ホイール損傷への注意が増えます。ただし、実際の乗り心地は銘柄、空気圧、路面でも変わります。
2WDのAUTECH Advanced Packageは1,780kgで、後モーターを持つe-4ORCEより軽い設計です。e-4ORCEは前後の駆動力と姿勢を制御できますが、1,880〜1,920kgの重量も伴います。乾いた舗装路だけでなく、雨、雪、登り、旋回中の再加速を同条件で試してください。
SPORTS SPECは制御・足回り・操舵の専用調整
SPORTS SPECは、専用VCM、専用e-4ORCE制御、専用スプリング、KYB製Swing Valveを用いたショックアブソーバー、専用電動パワーステアリング、ヤマハ発動機製パフォーマンスダンパーを採用します。一方、公式表の前後モーター最高出力と最大トルクはほかのe-4ORCEと共通です。
選ぶ理由は「馬力が高いから」ではなく、車体の揺れの収まり、操舵初期、旋回中の姿勢、段差後の動きに専用調整の価値を感じるかです。通常のAUTECH e-4ORCEと同じコースを続けて試乗すると差を捉えやすくなります。
未試乗のため諸元からの見立て
ここまでの走りは、出力、トルク、回転域、重量、駆動、減速比、タイヤ、専用装備を組み合わせた見立てです。加速、乗り心地、静粛性、操舵感を実測・試乗した評価ではありません。試乗車のグレード、タイヤ銘柄、空気圧、同乗人数をそろえて確認してください。※推測です
ROCK CREEKの装備と走りを諸元から読む
専用車高アップ、ローレンジ、デフロックの公式記載は確認できません。
235/55R19と防水シートを日常で使う
ROCK CREEKは235/55R19 101Vと防水シートを採用します。AUTECHよりタイヤ幅が20mm狭く、ホイールが1インチ小さく、サイドウォールに余裕のある組み合わせです。荒れた舗装や砂利の駐車場で扱いやすい方向が期待できますが、乗り心地や耐パンク性を保証するものではありません。※推測です
また、防水シートは濡れた服や汚れた道具を扱う場面で便利です。ただし、縫い目、電装部品、フロア全体が防水になるわけではありません。そのため、海水、泥、ペットの毛をどこまで清掃できるか、販売店で手入れ方法を確認します。
最低地上高185mmをどう考えるか
ROCK CREEKの最低地上高は185mmで、4WDのAUTECHやマルチベッドと同じです。専用バンパーや19インチタイヤがあっても、公式諸元上の地上高が上がったわけではありません。長いホイールベース2,705mmと前後の張り出しも含め、深いわだちや大きな段差では下回りを確認します。
5人乗りと7人乗りで重量も変わる
2列5人乗りは1,870kg、3列7人乗りは1,900kgです。モーター出力とタイヤは共通で、30kgの車重差に加えて乗員が増えます。大人数で使うなら、合流、登坂、制動、後席の揺れを7人に近い条件で確かめるのが現実的です。
本格オフロード車とは断定しない
公式資料には専用の防水シートや外装が示されていますが、ROCK CREEK専用の車高アップ、ローレンジ、デフロック、オールテレーンタイヤの記載はありません。キャンプ場や未舗装駐車場を含む日常レジャー向けとして捉え、岩場や深い泥での走破性は断定しません。
マルチベッドを5人乗りSUVとして使う
- 1安全な場所
傾斜、換気、施設規約を確認。
- 2約1,800mm
幅約1,020〜1,150mm、荷重150kg。
- 3大人2人想定
寝具と荷物の置き場を試す。
- 4指定状態へ
マットと荷物を固定。
- 5全員が指定席
正しくシートベルトを着用。
ベッド上に人や固定していない荷物を載せたまま走行しません。
ベッド寸法と許容荷重

公式図ではベッド長が約1,800mm、幅は場所により約1,020〜1,150mmです。許容荷重は150kgで、大人2人の利用を想定しています。身長、肩幅、寝返り、荷物の置き場を、普段使う寝具と一緒に確認してください。
なお、G e-4ORCEベースとROCK CREEKベースは、どちらも全長4,690mm、全幅1,840mm、全高1,720mm、5人乗り、設計重量1,880kg、235/55R19です。したがって、走行諸元の差ではなく、ベース車の内装・装備と価格で選び分けます。
展開・収納・走行時の注意
ベッドは停車後に展開し、走行前に指定状態へ戻す前提です。ベッド上に人や固定されていない荷物を載せたまま走行しません。マットの取り外し、収納場所、後席の使い方、荷物との干渉を納車前に実演してもらいます。
車中泊を考える場合も、換気、施錠、温度、結露、傾斜、火気、エンジンや電源の使用ルールは別の安全項目です。閉鎖空間や周囲へ排気が滞留する場所でエンジンを作動させないでください。施設の利用規約も確認します。
安全・快適装備で確認すること
NissanConnectの対象仕様を確認。
3D表示、通信、ETC、1500W等のセット。
後席とステアリングを標準化。
周囲を直接確認して操作。
天候、速度、汚れ、標示で作動が変わる。
注文する正式グレード名で、装備表と見積書を照合します。
NissanConnectと3Dアラウンドビュー
仕様変更後のAUTECH e-4ORCEはNissanConnectを標準化しましたが、ROCK CREEKでは2列・3列ともNissanConnectや3Dビュー付きアラウンドビューモニターを含むセットがメーカーオプションです。ROCK CREEK 2列では337,700円、3列では284,900円と内容が異なるため、画面だけでなく100V AC電源の有無も見積書で照合します。
一方、G e-4ORCEベースのマルチベッドは、NissanConnectやアラウンドビューモニターがベース装備に含まれる構成です。ROCK CREEKベースのマルチベッドでは337,700円のセットオプションがあります。そのため、ベッド価格だけでなく、必要なナビ・カメラ・電源をそろえた総額で比べます。
ヒーターとリモコンオートバックドア
後席シートヒーターとステアリングヒーターは寒い時期に、リモコンオートバックドアは両手がふさがる荷物の積み降ろしで役立ちます。標準化された装備でも、作動条件、消費電力、キー操作、バックドア周囲の安全確認は取扱説明書に従ってください。
運転支援には作動条件と限界がある
プロパイロット、緊急停止支援、エマージェンシーブレーキ、アラウンドビューモニターなどは運転者の確認を代替しません。天候、速度、カメラやレーダーの汚れ、道路標示、周囲の障害物によって検知・作動しない場合があります。機能名だけでなく停止条件と警告表示を試乗時に確認します。
AUTECH・ROCK CREEK・マルチベッドはどっちを選ぶべきか
- 1乗車人数
6人以上なら3列車を確認。
- 2車内休憩
月1回以上ならマルチベッド。
- 3濡れた荷物
頻度が高ければROCK CREEK。
- 4舗装路の走り
専用調整ならSPORTS SPEC。
- 5質感と駆動
AUTECHで2WD/e-4ORCEを選ぶ。
候補を2台に絞り、同じ道路と同乗条件で試乗します。
30秒診断は人数から始める

- 常時6人以上で乗るなら、AUTECH e-4ORCE 3列またはROCK CREEK 3列を確認します。
- 5人までで、車内で横になる場面が月1回以上あるならマルチベッドを確認します。
- 濡れた荷物、泥、アウトドア用品を頻繁に積むならROCK CREEKを確認します。
- 舗装路の操縦感と専用調整を優先するならAUTECH SPORTS SPECを確認します。
- 専用内外装と20インチを重視し、上の条件が薄いなら通常のAUTECH系から駆動と定員を選びます。
| 読者タイプ | 最初に見る仕様 | 理由 | 最後に確認すること |
|---|---|---|---|
| 6〜7人で乗る | AUTECH/ROCK CREEK 3列 | 7人乗りを選べる | 3列目と荷室 |
| 濡れた道具を積む | ROCK CREEK | 防水シートと19インチ | 清掃方法と走る路面 |
| 車内で休む | マルチベッド | 5人乗りと専用ベッド | 展開・収納・荷重 |
| 舗装路の動きを重視 | AUTECH SPORTS SPEC | 専用の制御・足回り・操舵 | 通常AUTECHとの比較試乗 |
| 質感を重視 | AUTECH | 専用内外装と20インチ | 駆動・定員・乗り心地 |
ただし、これは候補を絞る順番であり、試乗や見積もりの代わりではありません。さらに、既存の標準車を含めて変更点を確認したい場合は、エクストレイル2025年モデルの変更点も参照してください。
最終候補を同条件で試乗する
候補を2台まで絞り、同じ道路、同乗人数、エアコン設定で続けて試乗します。見る順番は、駐車場への収まり、乗降、着座、段差、右左折、合流、制動、後席、荷室です。AUTECHとROCK CREEKはタイヤが異なるため、タイヤ銘柄と空気圧も記録します。
エクストレイルより大きなVCターボSUVとの違いが気になる人は、日産ムラーノとエクストレイルの比較で寸法と使い方の軸を確認できます。
販売店へ聞く10項目
駆動、定員、ベース車を明記。
通信、カメラ、電源を分離。
比較試乗と展開収納を実演。
本体、用品、税、登録を別行に。
頭金、回数、残価条件をそろえる。
注文書、装備表、見積書、支払計画書。
納期、保証、メンテナンス、タイヤ費用も契約前に確認します。
車両・装備に関する5項目
- 注文する正式グレード名、2列・3列、駆動方式は何か。
- NissanConnect、3Dアラウンドビュー、ETC2.0、100V AC電源は標準かセットオプションか。
- AUTECH SPORTS SPECの専用調整を、通常AUTECHと同じ試乗コースで比べられるか。
- マルチベッドの展開・収納・清掃・許容荷重を実演できるか。
- タイヤの銘柄、交換費用、納期、修理時の代替サイズ条件はどうなるか。
見積もり・納期に関する5項目
- 車両本体、塗装、メーカーオプション、販売店用品、税金、登録費用を別行にした乗り出し額はいくらか。
- 生産時期、納期見込み、仕様変更や価格変更が起きた場合の扱いはどうなるか。
- 残価設定、通常クレジット、銀行ローンを同じ頭金・60回・ボーナスなしで比べられるか。
- 残価保証の走行距離、内外装、修復歴、改造、返却時精算の条件は何か。
- 保証、メンテナンス、税金、保険、タイヤを含む5年間の支出見込みはいくらか。
最後に、回答は口頭だけでなく、注文書、装備一覧、見積書、支払計画書へ残してもらいます。また、対象車のリコールや改善対策は車台番号で変わるため、既報のノート・オーラ・エクストレイルのリコール確認も、該当確認の手順として利用できます。
ROCK CREEK 2列を4方式で比較
残価設定ローンは最終回に2,378,750円を支払って所有する前提です。クラウドローン想定は残価設定ローンより881,314円、ディーラーローンより548,213円、銀行ローンより188,906円安い試算です。実際の提案・審査・適用金利・借入可能額は異なり、最低金利を保証しません。※推測です
ROCK CREEK e-4ORCE 2列の車両価格4,757,500円を例に、頭金757,500円、借入4,000,000円、60回、ボーナス払いなしで条件をそろえます。4方式とも同じ車種・グレード・価格・頭金・借入額・返済期間です。税金、登録費用、用品、保証料、事務手数料は含みません。

| 方式 | 年利 | 返済期間 | クラウドローン想定との金利差 | 月々返済 | 最終回支払・残価 | 総利息 | 総支払額 | クラウドローン想定との差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 残価設定ローン | 6.000% | 60回 | +5.105ポイント | 43,237円 | 2,378,750円 | 972,973円 | 5,730,473円 | +881,314円 |
| ディーラーローン | 6.000% | 60回 | +5.105ポイント | 77,331円 | なし | 639,872円 | 5,397,372円 | +548,213円 |
| 銀行ローン | 2.700% | 60回 | +1.805ポイント | 71,343円 | なし | 280,565円 | 5,038,065円 | +188,906円 |
| クラウドローン経由の最低金利が適用された想定 | 0.895% | 60回 | 基準 | 68,194円 | なし | 91,659円 | 4,849,159円 | 基準 |
※元利均等返済で計算した比較用の概算です。総支払額には頭金757,500円を含みます。残価設定は最終回に2,378,750円を一括して所有する想定です。返却・乗り換え時の精算、実際の残価、手数料、適用金利は含めていません。※推測です
車両価格475万7500円・借入400万円・60回でそろえる
クラウドローン経由で年0.895%が適用された想定と比べると、残価設定は総支払額が881,314円、ディーラーローンは548,213円、銀行ローンは188,906円多い計算です。月額だけなら残価設定が小さく見えますが、最終回に残価を支払い、車を所有するまでの総額では順序が変わります。
【PR】 クラウドローンは融資元ではなく、複数の金融機関から届く銀行ローン候補を比べる比較・マッチングサービスです。候補を同じ条件で比べたい人は、クラウドローンで銀行ローン候補を比較する方法があります。実際の提案、審査、適用金利、借入可能額は申込者と金融機関で異なり、最低金利を保証しません。
金利と残価は比較用の仮定
年6.0%は、日産フィナンシャルサービスの公式クレジットシミュレーターが示す「平均的な手数料率は6%前後」を比較用に置いたもので、この車の確定金利ではありません。銀行年2.70%は、三菱UFJ銀行が201万〜500万円の借入に掲示する変動金利です。年0.895%は、クラウドローンが2026年4月に調査した比較対象銀行の最低表示金利で、地域限定商品を含みます。
残価2,378,750円は車両価格の50%を置いた仮定です。5年後の市場価格や買取額ではなく、日産の実際の保証残価でもありません。残価設定型クレジットは、乗り換え、返却、残価を支払って買い取る選択肢と、走行距離や車両状態などの保証条件を契約書で確認してください。※推測です
月額と所有までの総額を分ける
さらに、金利以外に、保証料、繰上返済手数料、所有権、審査期間、団体信用生命保険の有無も比べます。販売店の値引きや用品サービスがローン条件に結び付く場合は、車両の乗り出し額と借入の支払総額を分けて判断してください。
エクストレイル派生モデルのよくある質問
SPORTS SPECは制御と足回りを調整。
4WD AUTECHと同じ。
7人乗りの設定はない。
走行時は指定席とベルトを使用。
基準車の値を転記しない。
注文車の最新諸元表、装備表、取扱説明書を優先してください。
AUTECHとROCK CREEKで出力は違いますか
まず、2WDとe-4ORCEでは後モーターの有無が違います。一方、同じe-4ORCE同士なら公式表の前後モーター最高出力・最大トルクは共通です。SPORTS SPECも出力を増やすのではなく、制御、足回り、操舵を専用調整しています。
ROCK CREEKの最低地上高は高いですか
185mmで、4WDのAUTECH、マルチベッドと同じです。2WDのAUTECH Advanced Packageは200mmですが、専用エアロは段差や不整地で路面と干渉する場合があると公式資料に注意があります。数値だけで悪路性能を決めないでください。
マルチベッドは7人乗りですか
いいえ。G e-4ORCEベース、ROCK CREEKベースとも2列5人乗りです。7人乗りが必要なら、通常のAUTECH e-4ORCE 3列またはROCK CREEK e-4ORCE 3列を検討します。
マルチベッドで走行中に寝られますか
走行中の利用を前提にしません。走行時は乗員が指定席に座り、シートベルトを正しく着用し、ベッドと荷物を取扱説明書どおりに収納・固定します。
ROCK CREEKのWLTC燃費は
今回確認した公式のROCK CREEK主要諸元表では未公表です。そのため、基準車の数値をROCK CREEK固有の認証値として転記せず、販売店へ最新の環境仕様・諸元を確認してください。
結論|用途に払う差額を選ぶ
- 15人/7人
最初に必要定員を決める。
- 2質感・道具・休憩
繰り返し使う場面を選ぶ。
- 32WD/e-4ORCE
道路と試乗から駆動を選ぶ。
- 4後付けしにくい順
通信、カメラ、電源を確認。
- 5総額と書面
乗り出し額と支払総額を分ける。
外観の好みを残しつつ、定員と用途を先に確定します。
質感と舗装路ならAUTECH

20インチ、専用内外装、2WD・e-4ORCE、5人・7人の選択肢を重視するならAUTECHです。通常仕様とSPORTS SPECを同日に乗り、出力ではなく制御と足回りへ差額を払えるか判断します。
濡れた道具と7人乗りならROCK CREEK
防水シート、235/55R19、専用意匠が日常のレジャーに合い、5人・7人を選びたいならROCK CREEKです。最低地上高は185mmなので、外観から本格オフロード性能を推測せず、利用する路面で確認します。
休憩・仮眠が目的ならマルチベッド
5人乗りで、停車中に大人2人が横になる使い方を繰り返すならマルチベッドです。G e-4ORCEベースとROCK CREEKベースを、ベッド以外の内装・装備と同条件の乗り出し額で比べてください。
最終判断は、人数、ベッドの使用頻度、濡れた荷物、舗装路の走り、専用内装の順にします。候補を2台に絞ったら、実車、注文書、装備表、支払総額を同じ条件で照合してから契約します。
次に読むなら
参照した主な情報源
- NMC エクストレイル AUTECH・ROCK CREEK・マルチベッド一部仕様変更
- NMC エクストレイル AUTECH公式ページ
- NMC エクストレイル ROCK CREEK公式ページ
- NMC エクストレイル マルチベッド公式ページ
- 日産 エクストレイル2026年8月版主要諸元・装備表
- 日産 エクストレイルAUTECH 2026年8月版主要諸元・装備表
- NMC エクストレイル マルチベッド主要諸元表
- NMC エクストレイル マルチベッドカタログ
- 日産フィナンシャルサービス 残価設定型クレジット
- 日産フィナンシャルサービス クレジットシミュレーション
- 三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン
- クラウドローン マイカーローン金利比較
※価格、仕様、装備、金利は2026年9月4日確認時点です。契約前にメーカー、販売会社、金融機関の最新資料を確認してください。
