
新NISA 月9万円の積立投資を始めることで、35年後には約8000万円の資産形成が可能です。年利4%の運用で、教育費1000万円、住宅頭金600万円、老後資金5300万円を非課税で準備できる具体的なシミュレーションを解説します。新NISA 月9万円投資は、普通の家庭でも実現可能な資産形成の王道です。
― 年利4%でコツコツ続けた場合のライフプランへの”インパクト”を物語形式で解説 ―
1. そもそも新NISAの枠はどれくらい?
区分 | 年間投資枠 | 生涯(非課税保有)上限 |
---|---|---|
つみたて投資枠 | 120万円 | (総額枠の一部として)1,800万円 |
成長投資枠 | 240万円 | (上限1,200万円まで) |
2024年から恒久化された新NISAでは、年間最大360万円の投資が可能になり、生涯では1,800万円まで非課税で保有できます。売却すると簿価分の枠が翌年復活する「再利用」機能も導入され、使い勝手が大幅に向上しました。(楽天証券, 金融庁)
今回のシミュレーション条件
- つみたて投資枠(年120万円=月10万円)を主に使用
- 月9万円(年108万円)でスタート
- 想定リターン:年率4%(税引き前)
2. 主人公「タカシさん一家」のプロフィール
- 夫:タカシさん(30歳・会社員)
- 妻:ミホさん(30歳・パート)
- 子ども:ユウくん(2歳)
- 住まい:賃貸マンション(将来はマイホーム希望)
目的
- 18年後の大学資金を準備したい
- 20年後までに頭金を貯めてマイホームを取得したい
- 35年後(65歳)にゆとりある老後資金を確保したい
3. 新NISA 月9万円を積み立てた”数字”を先にチェック
積立期間 | ポートフォリオ残高(筆者試算) | ライフイベントと使い道 |
---|---|---|
5年後 | 約600万円 | 生活防衛資金・車買い替えなど |
10年後 | 約1,325万円 | 教育費の先取り(中高・塾代) |
16年8か月後 (NISA枠満了時) | 約2,553万円 (拠出累計1,800万円) | 非課税運用益 約753万円 |
18年後 (大学入学) | 約2,693万円 | 大学4年間の平均総費用1,000万円を賄い残高約1,693万円 (note(ノート)) |
20年後 | 約3,300万円 | マイホーム頭金500〜600万円を充当可 (〖ロゴスホーム~北海道着工数No1ハウスメーカー~〗) |
35年後 (65歳) | 約8,000万円 (うちNISA枠分 約5,300万円) | 老後資金にゆとり |
※18年目以降はNISA枠が満杯となるため、追加積立は特定口座へ。税引き後リターンを年3.187%(4%×[1−20.315%])として保守的に見積もっています。
4. ストーリーで見る「インパクト」
STEP 1 教育費
ユウくんが高校受験を迎えるころ(約15年後)、ファンド残高は約2,214万円。
大学4年間にかかる平均費用は国公立で約540万円、自宅外私立なら1,000万円超と言われます。(note(ノート))
タカシさんはNISA枠で生まれた非課税益を含めて教育費を一括で準備でき、奨学金や教育ローンに頼る必要がなくなりました。新NISA 月9万円で教育費を確実に準備する方法もご参照ください。
STEP 2 マイホーム
18歳で大学費用1,000万円を払い、残高約1,693万円。
その後も運用は続き、20年目には約3,300万円に回復。
住宅購入時の頭金平均は物件価格の10〜20%(3,000万円の家なら300〜600万円)なので、資金面のハードルは大きく低減します。(〖ロゴスホーム~北海道着工数No1ハウスメーカー~〗)
もし頭金をもう少し厚くしたい場合
「クラウドローン」を使えば最低金利ローンを一括比較でき、教育・住宅どちらの資金繰りにも役立ちます。
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STEP 3 老後
積立開始から35年後、NISA部分だけで約5,300万円。
特定口座分を合わせた総残高は約8,000万円に到達しました。
厚生年金とあわせれば、月当たり20万円以上を取り崩しても90歳近くまで不足しにくい計算です。
5. 新NISA 月9万円を続けるコツ
- 給与天引き(自動積立)にする
使う前に強制的に投資へ。 - 生活防衛資金は別に半年分キープ
投資用と生活費を分けて精神的負担を軽減。 - リバランスは年1回だけ確認
インデックス投資なら頻繁な売買は不要。 - 上限到達後はiDeCoや特定口座へスライド
税金はかかるものの、”投資習慣”を止めないことが大切。
6. まとめ 〜「時間」と「非課税」の威力は侮れない〜
- 月9万円×16年8か月でNISA枠1,800万円を埋める
- 積立終了時点で約2,553万円(利益約753万円は完全非課税)
- 教育・住宅・老後という三大資金にワンクッションの安心
- 上限後も投資を続ければ、65歳時には8,000万円規模の資産形成も射程圏内
「まとまった資金なんて無理」と感じても、新NISA 月9万円=1日あたり約3,000円。
外食やサブスクの見直し、ボーナスの活用で実現できるご家庭は少なくありません。
そして“投資を続ける時間”こそが最大の味方です。
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長期・分散・低コスト――王道を貫くことで、新NISAは”普通の家庭”にも大きなインパクトをもたらします。
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