
ランドクルーザー300 2025年モデル ― 最新”一部改良”を徹底深掘り!
ランドクルーザー300 2025年モデルが3月24日に発表され、デジタルコクピットや指紋認証など最新装備を満載。「外観はそのまま、中身は最新」という今回の”法規対応等一部改良”は、単なる年次更新ではなく安全・セキュリティ・デジタル化を一気に加速させる内容でした。本記事では公式リリースや海外動向も含め、ポイントを網羅的に解説します。
1. ランドクルーザー300 2025年モデルの改良ハイライト
項目 | 変更点 | なぜ嬉しい? |
---|---|---|
コックピット | 全車 TFTカラー液晶メーター GX/AX:7インチ、その他:12.3インチ | 視認性アップ+カスタマイズ表示で情報量増 (webCG) |
インフォテインメント | 8インチDA標準、12.3インチ+ナビはオプション | UI刷新・CPU強化でサクサク操作 (webCG) |
スマホ連携 | ワイヤレス CarPlay/Android Auto | ケーブル不要で乗車後すぐ音楽&ナビ (carsauce.com) |
安全装備 | Toyota Safety Sense 3.0+自転車検知まで拡大 | 街中での出会い頭事故リスク低減 (webCG, carsauce.com) |
盗難対策 | 指紋認証スタート&UWB測距キーを全車標準 | “ランクル=盗まれる”イメージを払拭 (webCG, AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)) |
コネクティッド | My TOYOTAアプリでスタートロックなど遠隔操作拡充 | 駐車中の安心感UP (webCG) |
環境/法規 | ディーゼルはRDE規制対応新触媒 | 実路走行排ガスをクリーンに (webCG) |
用語メモ
TFT:薄膜トランジスタ方式の液晶。応答速度が速く高コントラスト。
RDE規制:Real Driving Emissions。試験室ではなく実際の道路で排ガスを計測するEUの基準。
2. ランドクルーザー300 2025年 エクステリア & シャシー —— 見た目は据え置き、骨格は最新
- TNGA-Fラダーフレームを採用しねじり剛性+20%。オンロード快適性とオフロード耐久性を両立。
- マルチテレインモニター(MTM)とスタビライザーディスコネクト機構(SDM)は引き続き装備。岩場で片輪が浮くような状況でも接地性を確保します。(toyota.com)
- 牽引能力は3,500 kgブレーキ付きを維持し、ボートトレーラーやキャンピングトレーラー牽引派も安心。(carsauce.com)
3. ランドクルーザー300 2025年モデル インテリア & デジタルコクピット
- 12.3インチ大型メーター(ZX/VX/GR)は地図表示やタイヤアングルまで映せるためオフロードで便利。
- ワイヤレスCarPlay/Android AutoはUSBポート劣化の心配が減り、家族旅行の出発もスムーズ。(carsauce.com)
- リモートエアコン始動:スマホで出発10分前にA/Cオン。真夏&真冬の地獄車内とはお別れ。
- GXでも電動チルト&テレスコピックが追加され、ベースグレードの商品力が大幅向上。(carsauce.com)
最新のデジタル装備については、ランドクルーザー300 2025年モデル デジタルコクピット詳細解説もご参照ください。
4. セキュリティ & 安全性のアップグレード
- 指紋認証スタートスイッチ
- 最大10指登録可能。登録外の指はエンジン始動不可。(トヨタ自動車WEBサイト)
- UWB測距キー+スタートロック
- リレーアタック対策:キーがクルマの近くに存在しないと開錠・始動を制限。(AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ))
- Toyota Safety Sense 3.0
- 交差点右折時の対向直進車・自転車検知、緊急運転停止支援などを追加。(carsauce.com)
- イベントデータレコーダー
- 衝突前後の速度・操作をブラックボックス保存し、保険・司法手続きに有用。(webCG)
5. パワートレイン & 環境対応
種類 | 排気量 | 出力/トルク | トピック |
---|---|---|---|
T24A-FTS ガソリンV6ツインターボ | 3.5 L | 415 ps / 650 Nm | 日本向けは受注停止中(後述) |
F33A-FTV ディーゼルV6ツインターボ | 3.3 L | 309 ps / 700 Nm | RDE規制対応で触媒改良 (webCG) |
新・ハイブリッド(海外) | 3.5 L V6+モーター | 457 hp / 790 Nm | 豪州2026年導入予定、日本導入未定 (carsguide.com.au) |
注目:ハイブリッドはエンジン単独駆動が可能な”フェイルセーフ”設計で、万一のバッテリー故障時も走行継続できるとToyota UAEが説明しています。(carsguide.com.au)
6. ランドクルーザー300 2025年モデル グレード構成 & 国内価格(2025年3月時点)
グレード | 駆動 | 乗車定員 | 価格(税込) |
---|---|---|---|
GX | ガソリン / 5名 | 5,252,500円 | |
AX | ガソリン / 7名 | 5,630,900円 | |
VX | ガソリン / 7名 | 6,436,100円 | |
ZX | ガソリン / 7名 | 7,436,000円 | |
ZX | ディーゼル / 5名 | 7,736,300円 | |
GRスポーツ | ガソリン / 7名 | 7,836,400円 | |
GRスポーツ | ディーゼル / 5名 | 8,136,700円 | (webCG) |
ガソリン車は受注停止中(2025年6月現在)。既存オーダーの生産を優先するためで、再開時期は未定。(トヨタ自動車WEBサイト)
7. 競合比較 —— 次期パトロール(Y63)との関係
日産は新型パトロールY63を2026年に右ハンドル投入予定、3.5 L V6ツインターボ+9ATで317 kW/700 Nmと予告。ランドクルーザーの牙城を狙っています。(carsguide.com.au)
一方ランクル300はハイブリッド導入で”低燃費×高トルク”を武器に反撃する構図です。
8. リセール & ランニングコスト
- リセール指標:300系は発売以来の高い需要で3年残価80%超(中古車相場ベース)。盗難対策強化で残価安定に追い風。
- 燃費:ディーゼルモデルはWLTC 9.7 km/L。ハイブリッド導入時は**約10.9 L/100 km(燃費換算9.2 km/L)**見込みながらトルク大幅増で牽引向き。(carsguide.com.au)
9. 賢い購入術:低金利ローンは**クラウドローン**で一括比較
ランドクルーザーは車両本体だけで500万円超。金利1%の差が総支払額で数十万円変わるケースもあります。
最短3分の入力で多銀行オートローンを比較できる クラウドローン を活用し、浮いた金額をアクセサリーや保険に回すのがおすすめです。(スポンサーリンク)
10. よくある質問(FAQ)
Q | A |
---|---|
ハイブリッドの日本導入時期は? | 公式発表なし。豪州2026年投入後の反応次第と見込まれます。 |
ガソリン受注再開の目処は? | トヨタ公式ページでは”生産状況次第”とのみ記載。待つ場合はディーゼルを検討すると納期が読みやすいです。 |
指紋認証は手袋や怪我で誤作動しない? | 認証失敗時はスマートキー接触で始動可能なフェイルセーフあり。(トヨタ自動車WEBサイト) |
トレーラー牽引時の耐久性は? | 3,500 kg牽引試験+MTM/SDMでヒッチ荷重変動にも対応。ディーゼルの太いトルクが安心。(carsauce.com) |
他のトヨタSUVとの比較については、ランドクルーザー300 2025年モデル vs プラド 徹底比較もご覧ください。
まとめ:ランドクルーザー300 2025年モデルは”走る要塞”から”つながる要塞”へ
- 外観こそキープコンセプトながらデジタル&セキュリティ面を大刷新。
- ハイブリッド追加の布石も見え、10年スパンで乗る価値がさらに高まる。
- 高額車ゆえ資金計画は金利比較で堅実に。
最新情報を追いながら、あなたのライフスタイルと予算に最適な”相棒”を見つけてください。