三菱ASX VR-eは、2026年内にオーストラリアとニュージーランドへ投入される新しいバッテリーEVです。ただし、三菱自動車が8月17日に公表したのは、発売地域、FoxtronからOEM供給を受けること、三菱専用のサスペンション調整、空力デザインなど。価格、電池容量、最高出力、最大トルク、車重、航続距離、充電性能、グレード構成はまだ示されていません。
そのため、この記事ではASX VR-eの確定情報と、供給元Foxtronが公開しているBRIAの台湾仕様を分けて扱います。BRIAにはElegant、Emerge、Pioneerの3グレードがあり、価格、寸法、電池、出力、駆動方式、タイヤ、充電性能まで公式資料で確認できます。これらはASX VR-eを理解する手掛かりにはなりますが、ASXの最終諸元ではありません。
なお、筆者はASX VR-eにもBRIAにも試乗していません。走りに触れる部分は、BRIAの公式諸元と三菱が公表した専用サスペンション調整を組み合わせた見立てです。体感を推論する段落には、その都度「※推測です」と記します。
- Elegantを選ぶべき人: BRIAを基準に、RWDの性能と18インチの扱いやすさを優先し、快適装備を絞りたい人。
- Emergeを選ぶべき人: 動力性能はElegantのまま、駐車支援、フランク、ナビ、音響を日常で使いたい人。
- Pioneerを選ぶべき人: AWDの駆動力と加速を重視し、20インチタイヤの維持費や乗り心地も確認できる人。
- 慎重にしたほうがいい人: 日本仕様、国内充電規格、保証、WLTP航続、正式価格が決まらないと購入判断できない人。
- 前提: ASX VR-eの価格、出力、電池、航続、充電、タイヤ、グレード、日本導入は未発表で、上の選び分けはBRIA台湾仕様に基づく。
三菱ASX VR-eで何が発表されたか
- 2026年8月17日
豪州・ニュージーランドで2026年内に発売すると発表。
- 供給
Foxconnグループ傘下のFoxtronからBEVをOEM供給。
- 三菱の調整
現地走行テストと専用サスペンション調整を実施。
- 空力
Sダクトとアクティブグリルシャッターを採用。
価格、グレード、電池、出力、航続、充電、日本導入はまだ発表されていません。
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2026年内に豪州・ニュージーランドへ投入

まず、三菱自動車は2026年8月17日、ASX VR-eをオーストラリアとニュージーランドで年内に発売すると発表しました。供給するのは、Foxconnグループ傘下のFoxtronです。車両をFoxtronが開発し、三菱ブランドとしてオセアニア市場へ投入するOEMモデルという位置付けです。
ASXはActive Sports Crossover(X)の頭文字で、オセアニアで長く使われてきたコンパクトSUVの名称です。日本では従来型ASXがRVRとして知られています。一方のVR-eは、三菱の高性能スポーツセダン、ギャランVR-4に由来します。三菱は、スポーティな走り、電動化技術、先進性を象徴する名称だと説明しています。
発表の狙いは、都市部を中心に広がるBEV需要へスモールSUVを追加することです。三菱は独自開発のHEVやPHEVに力を入れつつ、BEVではパートナーとの協業も使って車種を増やす方針を示しています。ASX VR-eは、その協業を実車にした一例です。
ここで大切なのは、OEMだから三菱がバッジだけを替えるとは限らない点です。発表では、三菱のエンジニアが現地で走行テストを重ね、専用のサスペンション調整を施したと明記されています。路面追従性を高め、ドライバーの操作に忠実なハンドリングを目指したという説明です。
三菱エクスフォースHEVとガソリン車の違いでも、販売地域と用途に合わせた仕様の読み分けが重要でした。ASX VR-eも、台湾仕様BRIAと最終的な豪州・NZ仕様を分けて確認する必要があります。
FoxtronのOEMに三菱専用チューニングを加える
外観には、空気をフロントバンパー中央からボンネット上へ通すSダクトと、走行状況に応じて空気抵抗を抑えるアクティブグリルシャッターが採用されます。前後のランプ、リアピラー、Cピラー、ホイールには水平のストライプ模様を繰り返し、全体の統一感を出しました。
Sダクトは見た目の飾りではなく、車体まわりの空気を整えるための形です。アクティブグリルシャッターも、冷却が多く要らない場面に開口部を閉じ、抵抗を減らす方向へ働きます。BEVは高速走行で空気抵抗の影響を受けやすいため、こうした小さな積み重ねが航続や風切り音に関係します。
ただし、三菱の発表にはCd値、ダウンフォース量、冷却性能の数値はありません。Foxtron BRIAの公式ページにはCd値0.26が掲げられていますが、ASX VR-eが同じ認証値になるかは未確認です。外装部品や車高、タイヤ、空力調整が変われば、同じ車体を土台にしていても値は変わり得ます。
筆者は、ASX VR-eの三菱らしさは、最高出力の数字よりもサスペンションの現地調整に表れやすいと見ています。豪州やニュージーランドには、荒れた舗装、長い高速区間、うねりのある郊外路があり、そこで姿勢を落ち着かせる調整は日常の安心感にもつながるためです。もっとも、ダンパー、ばね、ブッシュ、ステアリング制御の変更内容は公表されていません。※推測です
ASXとして未発表の項目
2026年8月19日時点で、ASX VR-eについて次の項目は公表されていません。
- 豪州・ニュージーランドでの価格と発売月
- グレード名とグレード数
- 電池種類、総容量、使用可能容量
- 最高出力、最大トルク、モーター数、減速比
- 車両重量、乗車定員、荷室容量
- WLTPなど現地認証の航続距離と電費
- AC/DC充電規格、最大出力、充電時間
- タイヤサイズ、ブレーキ、最低地上高
- 車両保証、電池保証、ロードサービス
- 日本での発売予定と国内充電規格
未発表欄をBRIAの数字で埋めると、記事は読みやすくなっても判断を誤らせます。以下では、BRIAの公式値に必ず「参考」と付け、ASXの確定仕様と切り離します。
ASX VR-eとBRIAの関係を先に整理
BRIA Pioneerの400hpやNEDC 516kmを、ASX VR-eの確定値として扱わないことが重要です。
同じと確認できる部分
三菱の発表から確定できるのは、FoxtronがOEM供給元であること、ASX VR-eがスモールSUVのBEVであること、Sダクトとアクティブグリルシャッターを持つこと、三菱専用のサスペンション調整を受けることです。公開画像からも、BRIAと車体の基本形が近いことは確認できます。
一方、商品名、エンブレム、外装の細部、足回りの味付け、市場別装備、認証値、価格はブランドと地域で変わります。同じ車体を使うことと、同じ商品であることは別です。
| 確認区分 | 2026年8月19日時点で言えること | 購入判断での扱い |
|---|---|---|
| ASX VR-eで確定 | 豪州・NZへ2026年内投入、Foxtron OEM、三菱専用足回り、Sダクト、アクティブグリルシャッター | ASXの事実として扱える |
| BRIAで公式確認 | 3グレード、台湾MSRP、57.7kWh LFP、RWD/AWD、出力、トルク、寸法、充電 | ASXを考える参考値に限定 |
| ASXで未発表 | 価格、グレード、出力、電池、航続、充電、タイヤ、保証、日本導入 | 販売店または次の公式発表待ち |
この3段階に分けると、「Pioneerの400hp仕様がASXにもある」「ASXは516km走る」といった早合点を避けられます。BRIAのPioneerは技術的な可能性を示しますが、豪州・NZのASX VR-eへ同じ仕様が設定されるとは限りません。
参考値をそのままASXへ移せない部分
特に差が出やすいのは航続距離です。BRIAの公式資料はNEDCで516kmまたは466kmとしています。NEDCはWLTPや日本のWLTCと試験条件が違い、実際の交通、気温、速度、空調、積載でも走行距離は変わります。ASX VR-eの現地認証値が出るまで、数字を横並びにしないほうが安全です。
足回りも同じです。BRIAの基本構成は前マクファーソンストラット、後ろ独立5リンクですが、三菱はASX VR-eに専用調整を行います。ばねやダンパーが変われば、段差の受け止め方、旋回時のロール、ステアリングを切った直後の反応が変化します。
タイヤも、航続、乗り心地、操舵応答、制動に同時に影響します。BRIA ElegantとEmergeは215/55R18、Pioneerは235/40R20です。ASXの採用銘柄や空気圧、現地仕様が変われば、同じサイズでも印象は変わります。
筆者の見立てでは、ASX VR-eを待つ人が先に見るべきなのは「BRIAの最速値」ではなく、三菱がどの駆動仕様とタイヤを選び、どこまで足回りを変えるかです。出力が同じでも、この組み合わせで日常の乗り味は大きく変わります。※推測です
BRIA 3グレードの主要諸元一覧
すべてFoxtron BRIAの公式値です。ASX VR-eの価格・諸元ではありません。
ここからの表は、Foxtron公式サイトと2026年版英語ブローシャーに掲載された台湾仕様BRIAの値です。ASX VR-eの諸元表ではありません。価格も台湾のMSRPであり、豪州、ニュージーランド、日本の価格へ換算しません。

ボディ・積載・取り回し
| 項目 | Elegant | Emerge | Pioneer |
|---|---|---|---|
| 台湾MSRP | 899,000 NTD | 1,049,000 NTD | 1,149,000 NTD |
| 全長×全幅×全高 | 4,315×1,885×1,535mm | 同左 | 同左 |
| ホイールベース | 2,800mm | 同左 | 同左 |
| 前/後トレッド | 1,639/1,638mm | 同左 | 同左 |
| 車両重量 | 1,870kg | 1,870kg | 2,020kg |
| 乗車定員 | 5人 | 5人 | 5人 |
| 前/後サスペンション | マクファーソンストラット/独立5リンク | 同左 | 同左 |
| 最小回転半径 | 5.59m | 5.59m | 5.59m |
| 最低地上高 | 155mm | 155mm | 155mm |
| タイヤ | 215/55R18 | 215/55R18 | 235/40R20 |
| 荷室容量 | 320〜1,043L | 320〜1,043L | 320〜1,043L |
| フロント収納 | 52Lの設定あり | 52L | 52L |
| 画面 | 9.2インチメーター/15.6インチ中央信号・操作画面 | 同左 | 同左 |
全長4,315mmは、都市で扱いやすいコンパクトSUVの範囲です。ただし全幅は1,885mmあり、日本の狭い立体駐車場や古い月極区画では確認が要ります。全高1,535mmは低めですが、最低地上高も155mmなので、本格クロスカントリー車より舗装路中心のクロスオーバーと考えるのが自然です。
2,800mmのホイールベースは、4,315mmの全長に対して長めです。前後席の間隔を取りやすく、高速直進時の落ち着きにも有利な一方、ホイールベースが長いだけで小回りが決まるわけではありません。公式の最小回転半径5.59mまで一緒に見ると、狭い駐車場では小型ハッチバックほど気軽ではないと分かります。
前後トレッドは1,639/1,638mmで、左右の踏ん張りを確保しています。全幅と合わせれば、低く広い姿勢を作りやすい寸法です。重心高、タイヤ銘柄、サスペンション設定は別に効くため、トレッドだけで旋回性能を断定はできません。
ElegantとEmergeは1,870kg、Pioneerは2,020kgです。AWDのPioneerは150kg重く、出力とトルクが増えても、停止、旋回、段差では重量の影響を受けます。5人乗り、荷室320L、後席を倒した最大1,043L、前収納52Lという構成は、日常の買い物から2人分の旅行荷物までを意識したものです。
前マクファーソンストラット、後ろ独立5リンクは3グレード共通です。後輪を独立して動かしやすい5リンクは、荒れた路面で接地を保ちながら、操舵時の姿勢も整えやすい構成です。ただし部品形式が同じでも、ばね、ダンパー、ブッシュ、制御で乗り味は変わります。
18インチの215/55は、サイドウォールの厚みを残しやすく、段差の角を和らげる方向です。20インチの235/40は幅が広く扁平率も低いため、操舵応答や見た目に利点がある一方、路面の硬さ、タイヤ代、電費への影響を確認したい組み合わせです。
9.2インチのメーターと15.6インチの中央画面は全車共通です。中央画面に多くの操作を集約する車では、表示の階層、物理スイッチの数、右ハンドル化したときの使いやすさも確認したいところです。画面の大きさだけで操作性は判断できません。
動力・電池・充電
| 項目 | Elegant | Emerge | Pioneer |
|---|---|---|---|
| パワートレイン | バッテリーEV | バッテリーEV | バッテリーEV |
| 電池種類/容量 | LFP/57.7kWh | LFP/57.7kWh | LFP/57.7kWh |
| 最高出力 | 171kW(約233PS) | 171kW(約233PS) | 299kW(約407PS) |
| 最大トルク | 350Nm | 350Nm | 700Nm |
| 出力・トルク発生回転数 | 未掲載 | 未掲載 | 未掲載 |
| 駆動方式 | RWD | RWD | AWD |
| モーター数 | 公式諸元表に未掲載 | 同左 | 同左 |
| 減速機/ギア比 | 未掲載 | 未掲載 | 未掲載 |
| 0-100km/h | 6.8秒 | 6.8秒 | 3.9秒(ロールアウトあり) |
| 最高速度 | 180km/h以上 | 180km/h以上 | 180km/h以上 |
| NEDC航続距離 | 516km | 516km | 466km |
| 電費 | 7.6km/kWh | 7.6km/kWh | 7.0km/kWh |
| 年間消費電力量 | 1,974kWh | 1,974kWh | 2,143kWh |
| DC端子/最大出力 | CCS2/134kW | 同左 | 同左 |
| DC 10〜80% | 30分未満 | 30分未満 | 30分未満 |
| AC端子/最大出力 | Type 2/7kW | 同左 | 同左 |
LFPはリン酸鉄リチウム系電池です。BRIAは3グレードとも57.7kWhで、電池容量を増やして上位化するのではなく、駆動と装備で性格を分けています。LFPは一般に熱安定性やサイクル寿命が特徴とされますが、低温時の出力、充電制御、使用可能容量は車両ごとに確認が必要です。
ElegantとEmergeは171kW(約233PS)・350NmのRWDです。発生回転数は公式表にありません。電気モーターは発進直後から大きなトルクを出しやすいものの、どの速度まで強く続くかはモーター特性、インバーター制御、減速比で変わります。ギア比が未掲載なので、加速の伸びまで数字だけで決めないほうがよいでしょう。
Pioneerは299kW(約407PS)・700NmのAWDです。0-100km/hは3.9秒ですが、計測は動き出しを除くロールアウト条件を含みます。静止状態からの別方式と単純比較はできません。最高速度は全車180km/h以上で、Pioneerだけ最高速を伸ばすより、加速と四輪の駆動力に振った設定と読めます。
航続距離はRWDがNEDC 516km、AWDが466kmです。Emergeにオプションの20インチ空力ホイールを付けると503km、電費7.7km/kWh、年間消費電力量1,948kWhになるという注記もあります。通常は大径化で不利になりやすいところ、ホイール形状や認証条件も効くため、タイヤ銘柄を含む最終仕様を確認したい値です。
年間消費電力量は年間15,000km走行を仮定した公式計算です。RWDの1,974kWhとAWDの2,143kWhには169kWhの差があります。ただし電気料金、充電損失、気温、空調は含む条件が異なるため、そのまま年間電気代へ置き換えません。
DC急速充電はCCS2、最大134kW、10〜80%が30分未満。ACはType 2、最大7kWです。これは台湾仕様BRIAの値で、日本で一般的なCHAdeMOとは端子が違います。ASX VR-eの豪州・NZ仕様、まして日本仕様が同じかは未発表です。
数値はFoxtron台湾仕様の参考値
ここまでのBRIA諸元には、ASX VR-eで未確認の項目が多く含まれます。三菱の発表が同じ数値を保証したわけではありません。特に出力、トルク、電池、航続、充電、タイヤは市場認証と商品企画で変わりやすい部分です。
それでも、公式の兄弟車データには意味があります。4.3m級の車体に2.8mのホイールベース、57.7kWh LFP、RWDと高出力AWDという設計の幅があることは確認できます。ASXの次の発表では、この中から何が採用され、何が三菱独自になるかを見ればよいからです。
主要諸元を実用目線で読む
- 1車体と小回り
全長4,315mmでも全幅1,885mm、回転半径5.59m。駐車場は幅まで確認。
- 2重量と積載
1,870〜2,020kg、5人乗り、荷室320〜1,043L、前収納52L。
- 3電池と充電
57.7kWh LFP、CCS2最大134kW、10〜80%は30分未満。
- 4足回りとタイヤ
前ストラット・後5リンクに、18インチRWDか20インチAWDを組み合わせる。
減速比、タイヤ銘柄、ASX専用ダンパーの詳細は未発表です。
4,315mmの全長と2,800mmのホイールベース
全長4,315mmに対してホイールベース2,800mmなので、前後のオーバーハングは合計1,515mmです。車輪を四隅へ寄せたEVらしいパッケージで、同じ全長のエンジン車より室内長を取りやすい構成と考えられます。
ただし全幅1,885mmは、日本では取り回しの注意点です。幅1,850mm制限の機械式駐車場には収まらず、ドアを開ける余裕も見ておく必要があります。最小回転半径5.59mも合わせると、全長だけを見て「小さいSUV」と判断しないほうがよいでしょう。
最低地上高155mmと全高1,535mmは、低い重心と空力を優先しやすい数字です。雪のわだち、未舗装路、急な駐車場スロープでは、一般的なSUVより下回りへの余裕が少ない可能性があります。用途は都市、高速道路、整った郊外路が中心です。
筆者の見立てでは、2.8mの長い軸間と低い全高は、高速での落ち着きと広い室内を作りやすい反面、狭い路地で軽快に向きを変える性格ではありません。ASX VR-eの専用足回りが、長い軸間の安定感を残しつつ、初期応答をどこまで軽くするかが注目点です。※推測です
1,870〜2,020kgと荷室320〜1,043L
RWDの1,870kgは軽量とは言えませんが、電池を床下に置く4.3m級BEVとして極端に重いわけでもありません。AWDは2,020kgへ150kg増えます。この差は大人2人分ほどで、加速だけでなく制動、旋回、段差通過、タイヤ摩耗に効きます。
一方、Pioneerは出力が128kW、トルクが350Nm増えます。パワーウェイトレシオを単純計算すると、RWDは車重1tあたり約91.4kW、AWDは約148.0kWです。AWDの重量増を差し引いても、加速余力は明確に大きくなります。
荷室は通常320L、後席を使わない最大時1,043Lです。前にも52Lの収納を設定できます。充電ケーブルを前へ分ければ、後ろの荷物を動かさずに取り出せるのが利点です。Elegantではフランクが期間限定の無償扱いとされ、EmergeとPioneerは標準と案内されているため、装備差を確認したいところです。
5人乗りで後席リクライニングも備えるBRIAは、2人専用のスポーツEVではありません。低い外観と長いホイールベースを使い、日常の後席と荷室を残したクロスオーバーです。
LFP 57.7kWhと134kW急速充電
57.7kWhに対して最大134kWなら、単純なピーク比は電池容量の約2.3倍です。ただし、充電は常に134kWで進むわけではなく、残量、温度、充電器、電池保護制御で変化します。休憩時間を考えるなら、10〜80%が30分未満という公表値が一つの目安です。
10〜80%は電池の70%、約40.4kWhに相当します。30分ちょうどなら平均約80.8kWですが、公表は30分未満です。ピーク134kWと平均値が違うのは自然で、後半に出力を下げて電池を守るためです。
NEDC 516kmを電池容量で割った単純値は約8.9km/kWhですが、公式電費は7.6km/kWhです。総容量と使用可能容量、試験上の計算方法が違うため、割り算だけで矛盾とは言えません。利用者が確認したいのは、現地認証のWLTP値、冬季や高速の実走、使用可能容量です。
ASX VR-eが豪州・NZで同じ電池と充電性能を使うなら、都市と郊外の移動には扱いやすい容量になりそうです。ただし日本向けCHAdeMO、高速道路での連続急速充電、電池温度管理は全く確認できていません。※推測です
18インチRWDと20インチAWD
RWDの215/55R18は、タイヤ幅とサイドウォールを穏当な範囲に保ちます。路面からの細かな入力をタイヤでも吸収し、転がり抵抗と価格を抑えやすい組み合わせです。車重1,870kgを支える荷重指数と指定空気圧は、実車で確認する必要があります。
AWDの235/40R20は、接地幅が20mm広く、サイドウォールは低くなります。700Nmを四輪へ配るときの応答と横方向の支えを狙えますが、荒れた舗装では硬さが出やすく、交換費用も上がりやすいサイズです。
サスペンション形式は共通でも、タイヤが違えばハンドルを切った瞬間の反応や段差の角が変わります。三菱がASX VR-eにどちらを採用するか、専用ダンパーとどう合わせるかは、出力以上に日常の印象を左右します。
三菱S-AWCの仕組みと車種ごとの違いを読むと、四輪駆動はモーター数や最大トルクだけでなく、前後左右へどう配るかが重要だと分かります。ASX VR-eについては、AWD制御の名称や作動範囲もまだ発表されていません。
どっちを選ぶべきか:Elegant・Emerge・Pioneerの違い
ASX VR-eに同じグレード名と構成が採用されるとは発表されていません。
価格差と装備差を一枚で比較

BRIAの3グレードは、ElegantとEmergeが同じRWD性能で装備を分け、PioneerでAWDの動力性能を大きく引き上げる構成です。価格差の性格が2段階で変わります。
| グレード | 台湾MSRP | 直下との差 | 駆動・性能 | 実用装備の主な差 | 価格差を払う意味 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Elegant | 899,000 NTD | 基準 | RWD、171kW、350Nm、6.8秒、18インチ | 7スピーカー、手動格納式ハンドル、前2/後2センサー、ナビは追加扱い | 基本性能を変えず初期負担を抑える | 街乗り中心で装備を必要分だけ足したい人 |
| Emerge | 1,049,000 NTD | +150,000 NTD | RWD、171kW、350Nm、6.8秒、18インチ | フランク、電動ハンドル、12スピーカー、前後6センサー、TomTomナビ、快適装備を拡充 | 走りは同じまま毎日の便利さと安全確認を厚くする | 家族利用、駐車支援、室内快適性を重視する人 |
| Pioneer | 1,149,000 NTD | +100,000 NTD | AWD、299kW、700Nm、3.9秒、20インチ | Emerge系の快適装備に高出力AWDと専用意匠を加える | 装備より動力、発進トラクション、応答へ払う差 | 加速、雨天・勾配、高性能を優先する人 |
ElegantからEmergeは150,000 NTD差です。最高出力、最大トルク、駆動、加速は変わりません。フランク、電動式の格納ドアハンドル、スピーカー、駐車センサー、ナビなど、毎日触れる装備をまとめて厚くする差と捉えられます。
EmergeからPioneerは100,000 NTD差です。こちらは装備だけでなく、RWDからAWD、171kWから299kW、350Nmから700Nm、18インチから20インチへ変わります。0-100km/hは6.8秒から3.9秒へ短縮しますが、車重は150kg増え、NEDC航続は50km減ります。
価格だけを見るとPioneerへの差が小さく感じられます。ただし高性能タイヤの交換、電費、乗り心地、保険条件は車両MSRPに表れません。加速を使う場面が少ない人には、Emergeの快適装備のほうが満足へ直結する可能性があります。
各グレードが向く人
Elegantは、自宅や勤務先の充電環境があり、街中と近距離中心で使う人向けです。171kWと350Nmでも日常の合流に不足しにくく、18インチは乗り心地とタイヤ費用を抑える方向に働きます。必要なナビや収納を後から選びたい人にも合います。
一方、Emergeは、家族で使い、狭い駐車場や荷物の出し入れが多い人向けです。動力性能はElegantと同じなので、差額は速さではなく、駐車支援、音響、前収納、ナビ、室内の快適さへ払います。筆者なら、BRIAを日常車として選ぶ場合はEmergeを基準に見積もります。装備の使用頻度が高く、価格差の効果を毎日感じやすいためです。
Pioneerは、濡れた路面や勾配で四輪の駆動力を使いたい人、短い加速時間に価値を感じる人向けです。ただし、AWDだから雪道で万能とは限りません。低温対応タイヤ、最低地上高155mm、回生制御、車重2,020kgを一緒に考える必要があります。
慎重にしたいのは、20インチの見た目だけでPioneerを選ぶ人です。235/40R20は応答に利点がある一方、荒れた路面の硬さ、縁石での傷、交換価格が日常の負担になりやすいサイズです。試乗ではきれいな道だけでなく、継ぎ目や低速の段差も通りたいところです。
ASX VR-eの現地グレードは未発表
この比較はBRIA台湾仕様です。ASX VR-eにElegant、Emerge、Pioneerという名称が使われるとは発表されていません。RWDだけ、AWDだけ、出力違い、装備パッケージという別構成もあり得ますが、現時点では予想を確定情報として書けません。
ASX VR-eを検討する人は、BRIAの表を「希望する仕様を言葉にする道具」として使えます。たとえば、RWDと18インチで航続と乗り心地を優先したい、AWDと20インチで応答を優先したい、動力はRWDのまま駐車支援を厚くしたい、と販売店へ伝えられます。
400PS級AWDはVRの名にふさわしいか
- 1出力・トルク
299kW(約407PS)と700Nmで加速の余力を作る。
- 2重量
2,020kgの慣性は制動、旋回、段差でも効く。
- 3AWD
四輪へ駆動力を分け、発進時の接地を使いやすくする。
- 4235/40R20
応答を支える一方、硬さ、電費、交換負担も確認する。
- 5三菱専用足回り
路面追従と操作に忠実なハンドリングを狙う。
前後配分、モーター数、減速比、ブレーキ、連続高負荷時の出力は未発表です。走行感は諸元からの見立てです。※推測です
出力・トルク・重量・駆動・タイヤを合わせて読む
Pioneerの299kWは約407PS、最大トルクは700Nmです。数字だけなら高性能車ですが、2,020kgの車重もあります。出力増はRWD比約75%、トルクは2倍、重量増は約8%。加速余力の増え方が重量増を上回るため、0-100km/hが3.9秒まで短くなることには整合性があります。
AWDは700Nmを四輪へ分けられるため、発進時に一つの車軸へ負担を集中させにくくなります。235mm幅のタイヤも、駆動力を路面へ渡す接地面を広げる方向です。ただし前後トルク配分、制御周期、モーター数、減速比は公式諸元表にありません。
RWDの171kW・350Nm・1,870kg・215/55R18は、絶対的な速さより扱いやすさを狙った組み合わせです。0-100km/h 6.8秒なら遅くはなく、日常速度ではモーターの応答を十分に使えます。太すぎない18インチは、電費と段差吸収にも有利です。
筆者の見立てでは、Pioneerは直線加速だけならVRの名に期待する強さを示します。ただしギャランVR-4らしさを、荒れた路面でも狙った線を保つことまで含めて評価するなら、車重、ブレーキ、前後配分、熱管理、連続走行時の出力維持を確認しなければなりません。※推測です
逆にRWDは、加速値がPioneerほど派手でなくても、前輪を操舵、後輪を駆動へ分ける素直さが魅力になり得ます。三菱専用サスペンションで後輪の接地を丁寧に作れれば、街中と郊外路では数値以上に自然な応答を感じる可能性があります。※推測です
三菱専用サスペンションで変わり得る部分
同じマクファーソンストラットと5リンクでも、ダンパーの減衰、ばね、スタビライザー、ブッシュ、アライメント、電動パワーステアリングの制御で反応は変わります。三菱が公表した「専用チューニング」は、この領域へ手を入れたことを示しますが、具体的な変更部品は未公表です。
RWDで重要なのは、アクセルを踏んだときに後輪へ荷重が移る過程を落ち着かせることです。700NmのAWDでは、前後の駆動力と車体の上下動を合わせる必要があります。ダンパーが硬ければ速いとは限らず、荒れた道でタイヤを路面から離さないことが結果的に速さと安心につながります。
20インチはタイヤのたわみが少ないため、サスペンション側の仕事が増えます。Pioneer相当のASXが設定されるなら、18インチ仕様と同じダンパーなのか、グレード別に調整するのかを確かめたいところです。
三菱の四輪制御を期待する読者も多いはずですが、ASX VR-eにS-AWCという名称が使われるかは発表されていません。AWDという駆動方式と、三菱独自の統合制御を同じ意味で扱わないようにします。
試乗していないため諸元からの見立て
試乗時は0-100km/hを再現する必要はありません。低速でアクセルを少し足したときの唐突さ、舗装の継ぎ目、緩いカーブでの修正舵、回生を弱めたときの自然な減速、後席の上下動を確認するほうが、日常の差を見つけやすくなります。
また、RWDとAWDを同じ道、同じ空気圧、近い電池残量で比べるのが理想です。電池残量や温度で出力が変わるBEVは、試乗条件が違うだけで印象も変わります。
発売前に販売店に聞く質問10項目
種類、総容量、使用可能容量
RWD/AWD、出力、トルク、モーター数、減速比
現地認証値、タイヤ別電費、実走条件
AC/DC端子、最大出力、10〜80%時間、温度管理
V2Lの標準・オプション、出力、アダプター
グレード、標準装備、オプション、諸費用
車両・電池・容量保証の年数と距離
OTA対象、通信費、オンラインサービス期間
18/20インチ、指定銘柄、応急修理
右ハンドル、国内認証、充電端子、整備拠点
回答が未定でも、確定情報と未確認情報を分ける材料になります。
仕様と充電の5問

- 豪州・NZ仕様の電池は57.7kWh LFPか。総容量と使用可能容量はそれぞれいくらか。
- RWDとAWDの両方を設定するか。最高出力、最大トルク、モーター数、減速比はいくらか。
- WLTPまたは現地認証の航続距離と電費は、タイヤ/グレード別にいくらか。
- ACとDCの端子、最大充電出力、10〜80%時間、電池温度調整の条件は何か。
- V2Lは標準かオプションか。出力、利用できる電気製品、アダプター価格はいくらか。
BRIAの台湾仕様にはCCS2 134kW、Type 2 7kW、V2L機能が示されています。ASX VR-eで同じかは未確認です。特に日本導入を期待する場合、CHAdeMO、急速充電器との相性、V2H対応を分けて尋ねる必要があります。
BYD×コジマの家庭用EV充電設置では、自宅の契約容量、配線距離、駐車位置を先に確認する流れを整理しています。車両のAC上限が分かっても、住宅側の工事条件が合わなければ充電時間は短くなりません。
価格・保証・日本導入の5問
- 現地のグレード名、標準装備、オプション、車両価格、諸費用はいつ発表されるか。
- 車両保証、駆動用電池保証、容量保証の年数・距離・下限はどうなるか。
- OTA更新の対象機能、通信費、地図やオンラインサービスの無料期間はどうなるか。
- 18インチと20インチの設定、指定タイヤ、応急修理、交換時の注意は何か。
- 日本導入の計画はあるか。右ハンドル、国内認証、充電端子、部品供給、整備拠点はどうなるか。
質問は、販売員に答えを迫るためではありません。「まだ未定」と確認できるだけでも、非公式情報を購入計画へ混ぜずに済みます。回答が書面や正式カタログに出たら、日付と市場を一緒に保存しておくと仕様変更にも対応できます。
国内の三菱SUVを例に4方式で資金計画
実際の提案・審査・適用金利・借入可能額は申込者と金融機関によって異なり、最低金利を保証しません。総支払額は頭金込み、諸費用別です。
ASX VR-eの豪州・NZ価格と日本導入は未発表です。そこでASXの価格を推測せず、国内で販売中の三菱エクリプス クロス P(ガソリンモデル)のメーカー希望小売価格3,300,000円を使い、借り方だけを同条件で比較します。ASX VR-eの予想価格でも、同じ車格という断定でもありません。
同じ価格・頭金・60回で比較する
4方式は、車両価格3,300,000円、頭金800,000円、借入元金2,500,000円、60回、ボーナス加算なし、諸費用・保証料・手数料別でそろえます。
残価設定ローンとディーラーローンの年4.90%は、仕組みを比べるための仮定で、三菱自動車や販売店の提示金利ではありません。※推測です
銀行ローンは、三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローンの借入201万円〜500万円に公表されている変動年2.70%を使います。公表ページには、申込時ではなく借入時の月の金利が適用されるとあります。
クラウドローン経由は、比較候補の銀行最低金利として年1.20%が適用された場合の想定です。クラウドローンは融資元ではなく、複数の銀行ローンを比較・マッチングするサービスです。実際の提案、審査、適用金利、借入可能額は保証されません。
| 方式 | 年利 | 返済期間 | クラウドローン想定との金利差 | 月々返済 | 最終回支払・残価 | 総利息 | 総支払額(頭金込み) | クラウドローン想定との差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 残価設定ローン | 4.90% ※推測です | 60回 | +3.700pt | 27,604円 | 1,347,604円(うち残価1,320,000円) | 476,242円 | 3,776,242円 | +399,243円 |
| ディーラーローン | 4.90% ※推測です | 60回 | +3.700pt | 47,064円 | 47,064円 | 323,818円 | 3,623,818円 | +246,819円 |
| 銀行ローン | 2.70%(公表変動金利) | 60回 | +1.500pt | 44,589円 | 44,589円 | 175,353円 | 3,475,353円 | +98,354円 |
| クラウドローン経由候補 | 1.20%(最低金利が適用された想定) | 60回 | 0pt | 42,950円 | 42,950円 | 76,999円 | 3,376,999円 | 基準 |
上の条件では、クラウドローン最低金利想定の総支払額は、残価設定ローンより399,243円、ディーラーローンより246,819円、銀行ローンより98,354円安い試算です。残価設定は月額を抑えていますが、最終回に1,347,604円が残ります。
計算は元利均等返済の月利を使い、1円単位に丸めています。残価設定は60回の支払い計算に1,320,000円を残し、最終回に通常月額と合わせて払って所有するモデルです。返却を選ぶ契約では、走行距離、傷、修復歴などの条件が別に付きます。
差額の意味とクラウドローンの注意点
残価設定とディーラーローンは同じ4.90%仮定でも、残価設定の総利息が152,424円多くなりました。残価部分を長く据え置くため、月額の低さと総負担の低さは一致しません。残価1,320,000円は売却予測ではなく、返済構造を比べるための車両価格40%という仮定です。※推測です
銀行ローン2.70%とクラウドローン最低金利想定1.20%の差は年1.500ポイントで、5年間の総支払額差は98,354円です。金利が低くても、保証料、手数料、口座条件、繰上返済、借入時期を含めると結果は変わります。
【PR】クラウドローンは融資元ではなく、銀行ローンの比較・マッチングサービスです。同じ借入条件で候補を比べたい場合は、クラウドローンで最低金利候補を確認できます。申込先ごとに審査があり、実際の提案、適用金利、借入可能額は人や金融機関で異なり、最低金利を保証するものではありません。
ASX VR-eの価格試算ではない
この比較からASX VR-eの販売価格は分かりません。台湾BRIAのMSRPを円へ換算しても、税、輸送、認証、装備、為替、販売地域が違います。正式な豪州・NZ価格、日本導入、国内価格が出るまでは、別の車種を使った手続き例としてだけ読んでください。
ASX VR-eのよくある質問
未発表。確定市場は豪州とニュージーランド。
BRIA Pioneerの公式値。ASXでは未発表。
BRIA RWDのNEDC値。ASXやWLTPの値ではない。
Foxtron OEMに三菱の現地テストと専用足回りを加える。
BRIAはCCS2。日本仕様とCHAdeMO対応は未発表。
BRIAは価格、日常装備、高出力AWDの3軸で分かれる。
正式なASX VR-eのカタログが出たら、数値と市場をもう一度照合します。
日本発売は決まっていますか?

決まっていません。三菱自動車が公表した発売地域はオーストラリアとニュージーランドで、時期は2026年内です。日本向けの右ハンドル仕様、認証、充電端子、価格、販売網は発表されていません。
BRIA Pioneerの400hpはASXでも確定ですか?
確定していません。Foxtron BRIA Pioneerは299kW/400hpと公式資料にあります。1kWを約1.36PSで換算すると約407PSです。しかし三菱はASX VR-eの出力、トルク、駆動方式、グレードを公表していません。
516km走れると考えてよいですか?
BRIA ElegantとEmergeの516kmはNEDC値です。これはASX VR-eの航続距離ではなく、WLTPや日本のWLTC、実走とも条件が違います。ASXの現地認証値と、使用条件別の実走データを待つ必要があります。
ASX VR-eは三菱独自開発ですか?
車両はFoxtronからOEM供給を受けます。一方、三菱は現地テストと専用サスペンション調整を行ったと発表しています。供給元の車体技術に、三菱の市場向け調整を重ねる共同型の商品です。
CCS2なら日本でそのまま急速充電できますか?
台湾仕様BRIAのDC端子はCCS2です。日本の公共急速充電はCHAdeMOが中心で、端子は同じではありません。ASX VR-eの豪州・NZ仕様や、将来の日本仕様がどの端子を使うかは未発表です。
3グレードならどれが最もおすすめですか?
BRIAを日常車として見るなら、動力はElegantと同じまま、駐車支援、フランク、音響、ナビを厚くしたEmergeが選びやすい構成です。加速やAWDを優先するならPioneer、初期負担と18インチの穏当さを優先するならElegantが合います。ただしASX VR-eのグレード構成は未発表です。
まとめ:今は仕様の境界を見て待つ段階
- 1確定を押さえる
Foxtron OEM、豪州・NZ年内投入、三菱専用足回り。
- 2BRIAで幅を見る
RWDの扱いやすさ、Emergeの実用装備、AWDの性能。
- 3未発表を待つ
価格、WLTP航続、充電、保証、グレード、日本導入。
- 4同条件で試す
試乗では路面、電池残量、タイヤ、駆動をそろえる。
速さの一番大きな数字より、用途に合う駆動・タイヤ・装備を選ぶことが先です。
公式発表で確定した範囲
三菱ASX VR-eで確認できるのは、FoxtronからOEM供給を受け、2026年内に豪州とニュージーランドへ投入されること、三菱が現地テストと専用サスペンション調整を行ったこと、Sダクトやアクティブグリルシャッターを採用することです。
また、BRIAの公式資料からは、4,315×1,885×1,535mm、ホイールベース2,800mm、57.7kWh LFP、RWD 171kW・350Nm、AWD 299kW・700Nm、CCS2 134kWという設計の幅が見えます。ElegantからEmergeの差は日常装備、EmergeからPioneerの差は高出力AWDが中心です。
正式仕様を待つ間に決めておくこと
走りは一つの数字では決まりません。RWDは171kW、350Nm、1,870kg、215/55R18。AWDは299kW、700Nm、2,020kg、235/40R20です。そこへ減速比、前後配分、タイヤ銘柄、ブレーキ、三菱専用サスペンションが重なります。未発表の部分こそ、次の公式発表と試乗で確かめるべき項目です。
今の段階でPioneerの400hpや516kmをASXの確定値として追うより、自分がRWDの扱いやすさ、Emerge相当の快適装備、AWDの加速のどこに価値を置くかを決めておくほうが実用的です。正式仕様が出たとき、必要な差だけを選べます。
