EX30 Black EditionとUltraの違いは、速さや航続距離ではなく、黒で統一した内外装にあります。ボルボ・カー・ジャパンは2026年9月3日、150台限定車を発売しました。正式名は「EX30 Ultra P5 Long Range Electric Black Edition」。車両本体価格は5,990,000円です。
Black Editionの土台は、通常のUltra P5 Long Range Electricです。オニキスブラックのボディに、黒いエンブレムとリアバッジを組み合わせます。さらに、ブラックのノルディコシートと専用19インチホイールを採用しました。モーターは200kW(272PS)、WLTCモード一充電走行距離は560kmで、通常Ultra P5と同じ公式値です。
この記事では、2026年第29週生産分以降の2027年モデル公式諸元表と、Black Editionの公式発表を照合しました。寸法、重量、電費、充電、足回り、安全装備、保証まで並べます。なお、試乗していない走りは、諸元からの見立てとして明記します。
最初に結論
- Black Editionが向く人は、通常Ultraの装備と560kmの航続を保ちながら、黒でそろえた内外装を選びたい人です。
- 通常Ultra P5が向く人は、明るいHarvest内装が好みで、専用意匠より200,000円の差を充電設備や用品へ回したい人です。
- Plus P5が向く人は、日常走行が中心で、51kWh・390kmの航続と18インチで足りる人です。
- P8 AWDが向く人は、428PSの前後モーターとAWDの加速・駆動力を明確に必要とする人です。
- 同額のCross Country P5も比べたい人は、黒の統一感より最低地上高195mmと専用外装を使う場面が多い人です。
2026年9月3日にBlack Editionが加わった意味
- ベースUltra P5 Long Range
272PS、69kWh、RWD、WLTC 560kmを土台にする。
- 9月3日150台限定で発売
車両本体価格は599万円。通常Ultraより20万円高い。
- 専用内外装を黒で統一
ボディ、エンブレム、バッジ、内装、19インチを専用化。
- 契約対象車台を書面確認
在庫、装備、納期、登録時仕様を注文書へ残す。
モーターや航続の強化ではなく、Ultraの機能と専用意匠を組み合わせた限定車です。
購入前に支払い計画を確認
金利、月々の支払い、手元資金の残し方を比べてから、見積もりや商談へ進めます。
150台限定で国内発売

Black Editionの正式な国内モデル名は「EX30 Ultra P5 Long Range Electric Black Edition」です。2026年9月3日に150台限定で発売されました。カタログ上の別パワートレインではなく、Ultra P5 Long Range Electricをベースにした特別限定車です。
通常Ultra P5の価格は5,790,000円、Black Editionは5,990,000円なので、差は200,000円です。差額の対象は、モーターや駆動方式の強化ではなく、専用の色と仕立て。限定台数という言葉だけで急がず、その専用装備を毎日見て満足できるかを判断します。
黒の統一感を外から室内まで続けた
ボディカラーはオニキスブラックメタリック。フロントのアイアンマークとダイアゴナルバー、リアのモデルバッジもグロッシーブラックです。ホイールはグロッシーブラック仕上げの19インチ5スポークで、タイヤサイズは245/45R19となります。
室内にはブラックのノルディコシートを採用し、白いアクセントステッチを入れています。ダッシュボードとドアのデコラティブパネルはダークフラックスです。通常Ultra P5のHarvest内装は明るく温かみのある方向、Black Editionは車外から室内まで黒を通す方向と考えると、写真だけでも違いを整理しやすくなります。
通常Ultraの機能は維持
Black EditionはUltra P5が土台なので、パノラマガラスルーフ、ヒートポンプ、360°ビュー3Dカメラ、パイロット・アシスト、前席パワーシート、harman/kardonサウンドなどを含む上級装備が選択の基準です。黒い外観だけを買うというより、Ultraの機能を使う人が専用意匠も選ぶモデルです。
在庫・納期は注文書で確認
150台の在庫状況、希望地域への配車、登録時期は公式発表だけでは分かりません。対象車台がBlack Editionであること、装備、ボディカラー、納車見込み、仕様変更時の扱いを注文書へ残してもらってください。
Black EditionとUltraはどっちを選ぶべきか
黒いボディ、エンブレム、内装、19インチを一体で選ぶ。
同じ272PS・560kmで、Harvest内装や別のボディ色を選ぶ。
未舗装路や雪で地上高を使うなら別用途の候補。
水滴跡、細かな傷、夏の表面温度を展示車で確かめる。
Black Editionと通常Ultraの差は性能ではなく、専用意匠へ払う20万円です。
| 向く人 | 選ぶ候補 | 理由 |
|---|---|---|
| 黒い内外装を純正でそろえたい人 | Black Edition | 通常Ultraの性能と装備に専用ブラック意匠を加える |
| 明るいHarvest内装や別のボディ色を選びたい人 | 通常Ultra P5 | 同じ272PS・560kmで200,000円を残せる |
| 未舗装路や雪で地上高を使う人 | Cross Country P5 | 同額で最低地上高195mmと専用外装を選べる |
| 限定台数だけで迷っている慎重な人 | まず通常Ultraと比較 | 性能差ではないため実車と同条件の見積もりで判断できる |
Black Editionが向く人
黒いボディだけでなく、エンブレム、バッジ、ホイール、シートまで同じ方向でそろえたい人に向きます。また、社外の黒い部品を後から加える予定なら、Black Editionから見積もる方が迷いを減らせます。純正状態で一体感があり、保証範囲も確認しやすいためです。
一方で、黒い塗装や光沢部品は、花粉、水滴跡、洗車傷が見えやすいことがあります。夏の車内温度やシート表面温度も、展示車で日なたに置かれた状態を触って確認するのが安全です。色による手入れや熱の感じ方は保管環境で変わります。※推測です
通常Ultraが向く人
通常Ultra P5は、機械性能と主要装備を維持しながら200,000円低くなります。2027年モデルのHarvest内装は、テキスタイルとノルディコを組み合わせ、アプリコット色のアクセントとダークフラックスのパネルを使います。室内を明るく感じたい人や、黒いボディ以外を選びたい人はこちらが素直です。
一方、200,000円の差を充電設備、冬タイヤ、コーティング、保険へ振り分けたい人には通常Ultraが合います。ただし、用品・工事の実額は別見積もりにしてください。
同じ5,990,000円ならCross Countryも候補
EX30 Cross Country P5も5,990,000円です。Cross Countryは最低地上高195mm、専用の前後スキッドプレート調デザイン、235/50R19タイヤ、WLTC 530km。Black Editionは標準ボディの最低地上高175mm、245/45R19、WLTC 560kmです。
雪道や未舗装の駐車場で20mmの余裕を使うならCross Country、舗装路中心で黒い統一感と560kmの公式航続を優先するならBlack Editionが基準です。機械諸元まで含む違いはEX30 Cross Country P5とP8 AWDの比較で整理しています。
EX30 Black Editionの実用公式諸元
Black Editionの機械諸元はUltra P5と共通。黒い19インチは専用意匠です。
下表は、ボルボの2027年モデル主要諸元・装備表とBlack Editionの公式発表を突き合わせたものです。Black Editionの機械諸元はベース車のUltra P5 Long Range Electricを記載し、専用変更が公式発表された箇所を分けています。

| 項目 | Plus P5 | Ultra P5 Long Range / Black Edition | Ultra P8 AWD |
|---|---|---|---|
| 車両本体価格 | 4,790,000円 | 5,790,000円 / Black Edition 5,990,000円 | 6,290,000円 |
| 型式 | ZAA-2E400R | ZAA-2E400R | ZAA-2E400A |
| 全長×全幅×全高 | 4,235×1,835×1,550mm | 4,235×1,835×1,550mm | 4,235×1,835×1,550mm |
| ホイールベース | 2,650mm | 2,650mm | 2,650mm |
| 前/後トレッド | 1,590/1,595mm | 1,590/1,595mm | 1,590/1,595mm |
| 最低地上高 | 175mm | 175mm | 175mm |
| 車両重量 | 1,770kg | 1,790kg | 1,880kg |
| 車両総重量 | 2,045kg | 2,065kg | 2,155kg |
| 乗車定員 | 5人 | 5人 | 5人 |
| 最小回転半径 | 5.4m | 5.4m | 5.4m |
| WLTC一充電走行距離 | 390km | 560km | 535km |
| 交流電力量消費率 | 150Wh/km | 143Wh/km | 145Wh/km |
| 市街地モード | 140Wh/km | 141Wh/km | 131Wh/km |
| 郊外モード | 140Wh/km | 131Wh/km | 139Wh/km |
| 高速道路モード | 162Wh/km | 155Wh/km | 159Wh/km |
| モーター型式 | TZ220XSA01 | TZ220XSA02 | 前TZ180XSB01/後TZ220XSA02 |
| モーター種類 | 交流同期電動機 | 交流同期電動機 | 前後とも交流同期電動機 |
| 定格出力 | 75.0kW(約102PS) | 75.0kW(約102PS) | 前41.0kW(約56PS)/後75.0kW(約102PS) |
| 最高出力 | 200kW(272PS)/6,500~8,000rpm | 200kW(272PS)/6,500~8,000rpm | システム315kW(428PS)、前115kW(156PS)/6,000~6,500rpm、後200kW(272PS)/6,500~8,000rpm |
| 最大トルク | 343N・m/5,345rpm | 343N・m/5,345rpm | システム543N・m、前200N・m/5,000rpm、後343N・m/5,345rpm |
| 駆動方式 | 後輪駆動 | 後輪駆動 | 電子制御AWD |
| 0-100km/h加速 | 5.7秒 | 5.3秒 | 3.6秒 |
| 駆動用電池 | リチウムイオン、380V、51kWh | リチウムイオン、380V、69kWh | リチウムイオン、392V、69kWh |
| 充電規格 | 普通充電AC200V Type1/急速充電CHAdeMO | 普通充電AC200V Type1/急速充電CHAdeMO | 普通充電AC200V Type1/急速充電CHAdeMO |
| 車載充電器・付属ケーブル | 最大9kW、AC200V 3kW用ケーブル | 最大9kW、AC200V 3kW用ケーブル | 最大9kW、AC200V 3kW用ケーブル |
| 変速機/最終減速比 | 1速固定/11.560 | 1速固定/11.560 | 1速固定/11.560 |
| 前/後サスペンション | マクファーソンストラット/マルチリンク | マクファーソンストラット/マルチリンク | マクファーソンストラット/マルチリンク |
| ブレーキ | 前後ディスク | 前後ディスク | 前後ディスク |
| タイヤ・ホイール | 225/55R18、7.5J×18 | 245/45R19、8.0J×19。Black Editionは専用グロッシーブラック | 245/40R20、8.0J×20 |
| 後席使用時荷室 | 318L | 318L | 318L |
| 後席格納時荷室 | 最大718L | 最大718L | 最大718L |
| 運転支援 | 衝突回避・被害軽減、BLIS、CTA、ACCなど | Plus装備に加えパイロット・アシスト、360°ビュー3Dカメラ、パーク・パイロットなど | Ultra P5と同系統 |
| 快適・室内装備 | 12.3インチセンターディスプレイ、Google搭載など | パノラマガラスルーフ、ヒートポンプ、前席パワー/ヒーター、ステアリングヒーター、harman/kardonなど | Ultra P5と同系統 |
| 一般保証/電池保証 | 5年・走行距離無制限/8年・16万km | 5年・走行距離無制限/8年・16万km | 5年・走行距離無制限/8年・16万km |
※PS換算は1kW=約1.36PSとして四捨五入。価格はメーカー希望小売価格で、登録諸費用、税金、用品、保険、充電設備工事は含みません。WLTC値は定められた試験条件の数値で、実走行距離を保証するものではありません。
Black Edition固有値と共通値を分ける
Black Edition専用として公式発表に明記されたのは、オニキスブラックメタリック、黒いエンブレムとバッジ、ブラックのノルディコシート、白いステッチ、ダークフラックスのパネル、グロッシーブラックの19インチホイールです。出力、トルク、電池容量、航続距離、足回りの専用変更は発表されていません。
したがって、Black Editionを「通常Ultraより速い特別仕様」とは扱えません。車台番号にひも付く最終仕様と標準装備は、注文時の装備一覧で確認してください。
公式諸元の全項目を使い勝手へ翻訳
パレット、ミラー、ドア開口、重量制限まで照合。
冬、高速、空調を見込み、代替のCHAdeMOも確認。
床下61Lへケーブルと日用品を分けて積めるか試す。
走行距離、容量条件、除外事項を保証書で確認。
車載充電器の最大9kWと、付属するAC200V 3kW用ケーブルは分けて確認します。
4,235×1,835×1,550mmと回転半径5.4m
全長4,235mmは、都市部でも前後の見切りをつかみやすい範囲です。一方、全幅1,835mmは、幅1,850mm制限の機械式駐車場で余裕が小さくなります。車幅だけで入庫可否を決めず、タイヤ外幅、ミラー、パレット幅、重量制限も現地で照合してください。
全高1,550mmは高さ1,550mm制限と数値上同じです。荷物、空気圧、個体差、設備側の条件まで含め、管理会社に車種・型式で確認する必要があります。最小回転半径5.4mは小回りの目安ですが、狭い駐車場では前後オーバーハングと1,835mmの幅も効きます。
69kWh・560km・143Wh/km
Ultra P5とBlack Editionは69kWhの電池を使い、WLTC一充電走行距離560km、交流電力量消費率143Wh/kmです。Plus P5の51kWh・390kmに対し、遠出の充電回数を減らしやすいことが主な違いです。
143Wh/kmという値から単純計算すると100km当たり14.3kWhですが、充電時の損失は含まれません。冬の暖房、高速走行、登坂、積載、経年変化で実用航続は短くなります。自宅からよく行く目的地までの往復距離に、冬季と渋滞の余裕を加えて考えます。
普通充電はAC200V Type1、急速充電はCHAdeMOです。車載充電器は最大9kWですが、付属ケーブルはAC200V 3kW用。つまり、9kWをそのまま自宅の充電速度には使えません。実際の入力は、住宅側の回路、充電器、契約電力、車両制御で決まります。
5人乗り・荷室・デジタルサービス
乗車定員は5人。荷室容量は後席使用時318L、後席格納と床下収納を合わせて最大718Lです。容量だけでなく、ベビーカー、スーツケース、充電ケーブルを普段どこへ置くかを実物で確かめると、床下61Lの使い道が見えてきます。
12.3インチのセンターディスプレイにはGoogleサービスを搭載します。また、Volvo Carsアプリと合わせて5年間のデジタルサービスが含まれます。期間後の料金、通信圏外で使える機能、デジタルキーの対応端末は購入時に確認してください。
運転支援は、衝突回避・被害軽減ブレーキ、交差点対応、歩行者・サイクリスト検知を備えます。さらに、レーン維持支援、ドライバー・アラート、BLIS、CTA、パイロット・アシストなどもあります。ただし、運転者の周囲確認と操作が不要になるわけではありません。
272PSだけで走りを決めない
走りは公式諸元からの見立てです。実車試乗で加速、回生、乗り心地を確認してください。※推測です
200kW(272PS)・343N・m・1,790kg

Ultra P5とBlack Editionは、後輪のモーターが200kW(272PS)と343N・mを発生し、車両重量は1,790kgです。0-100km/h加速の公式値は5.3秒。数字上は追い越しや合流に十分な余力があり、アクセル操作へ早く反応する性格が考えられます。ただし、実際の加速感は電池残量、温度、路面、タイヤで変わります。※推測です
P8 AWDは315kW(428PS)、543N・m、1,880kgです。0-100km/h加速は3.6秒。Black Editionより300,000円高く、90kg重い一方、WLTC航続は25km短い535kmです。そのため、雪道、急勾配、濡れた路面で前後駆動を使うかで考えます。
1速固定・後輪駆動・最終減速比11.560
1速固定の減速機は、エンジン車のような変速ショックを伴わず、モーターの力を後輪へ伝えます。343N・mと最終減速比11.560の組み合わせから、低速では応答の良さを感じやすく、高速では変速待ちのない伸びを期待できます。一方、後輪だけで大きな力を受け持つため、雨雪時はアクセルを丁寧に扱う場面があります。※推測です
回生ブレーキの立ち上がり、停止直前の滑らかさ、ワンペダル操作と通常ブレーキのつながりは、諸元表からは判断できません。試乗では、発進、30km/h前後、下り坂、停止直前の4場面を繰り返してください。
245/45R19・前ストラット・後マルチリンク
245/45R19は、Plus P5の225/55R18より幅が20mm広く、偏平率が低い組み合わせです。足回りは前ストラット、後マルチリンク。さらに、低い位置の電池と4輪ディスクブレーキを組み合わせます。旋回姿勢はつかみやすい一方、荒れた路面の入力は18インチより伝わりやすい可能性があります。※推測です
Black Editionのグロッシーブラックホイールは意匠の専用品ですが、タイヤサイズは通常Ultra P5と同じ245/45R19です。色だけでグリップや乗り心地が向上するわけではありません。交換用タイヤの銘柄、1本当たりの実売額、納期、ホイール補修の条件を販売店で確認してください。
試乗で確認する5項目
- 発進直後のアクセル応答が同乗者に強すぎないか。
- 荒れた舗装とマンホールで19インチの入力を許容できるか。
- ワンペダル操作から完全停止まで滑らかか。
- 低速の切り返しで車幅1,835mmを把握しやすいか。
- 360°ビューとミラーの見え方が自宅車庫に合うか。
Black Editionの専用装備は日常でどう効くか
離れた輪郭と、近くの水滴跡や細かな傷を確認。
フロントのアイアンマークとバー、リアバッジを統一。
白いステッチとダークフラックスの組み合わせ。
補修、交換部品、冬用ホイールまで見積もる。
通常Ultraと同じタイヤ寸法で、走行性能の上乗せではなく純正の統一感が中心です。
外装は後付けしにくい部分を純正で統一
オニキスブラックのボディに、黒いアイアンマーク、ダイアゴナルバー、リアバッジを合わせています。通常Ultraの明るいエンブレムを個別に交換するより、納車時から純正部品で統一されていることが価値です。近くから見た光沢、離れて見た輪郭、夜間の視認性を実車で確認します。
ブラック・ノルディコと白いステッチ
ノルディコはボルボが採用する表皮素材で、Black Editionではブラックに白いアクセントステッチを組み合わせます。ダークフラックスのデコラティブパネルまで暗い色調が続くため、通常UltraのHarvest内装とは乗り込んだ瞬間の印象が大きく異なります。
色の好みだけでなく、ほこり、衣服からの色移り、座面の滑り、夏の表面温度、夜間の室内照明も見ます。パノラマガラスルーフのシェードや遮熱の使い方も、販売店で操作してください。
専用19インチは補修まで確認
グロッシーブラックの5スポークホイールは8.0J×19、タイヤは245/45R19です。通常Ultraと同じ寸法なので、走行性能の上乗せではなく見た目の統一が中心です。縁石傷が付いた際の補修可否、同色の再現、交換部品の価格、冬タイヤ用ホイールとの見た目まで含めると、所有後の負担を想像しやすくなります。
EX30全グレードの違いと価格差の意味
UltraからBlackは20万円、BlackからP8 AWDは30万円。同額のCross Countryも用途で比較します。
| グレード | 価格 | 駆動・電池 | 航続・タイヤ | 主な違い | 差額の意味 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Plus P5 | 4,790,000円 | RWD・51kWh | 390km・225/55R18 | 基本の安全・Google機能、18インチ | Ultra P5より1,000,000円低い。航続と上級快適装備を絞る | 近中距離中心で18インチを好む人 |
| Ultra P5 Long Range | 5,790,000円 | RWD・69kWh | 560km・245/45R19 | ヒートポンプ、パノラマルーフ、360°カメラ、パワーシートなど | Plusへ1,000,000円追加し、航続と快適・支援装備を増やす | 遠出と日常の装備を両立したい人 |
| Black Edition | 5,990,000円 | RWD・69kWh | 560km・専用245/45R19 | 黒い外装部品、ブラック内装、専用ホイール | 通常Ultraへ200,000円追加し、専用意匠を純正でそろえる | 黒い統一感を毎日楽しみたい人 |
| Ultra P8 AWD | 6,290,000円 | AWD・69kWh | 535km・245/40R20 | 315kW(428PS)、543N・m、20インチ | Black Editionへ300,000円追加し、前後モーターとAWDを得る | 雪道や強い加速を明確に使う人 |

※航続はWLTC一充電走行距離。価格差だけでなく、タイヤ交換、保険、充電設備、実際に使う装備を同じ見積書で比べてください。
PlusからUltraは航続と日常装備の差
1,000,000円差で、電池容量は51kWhから69kWhへ増えます。WLTC航続も390kmから560kmへ延びます。さらに、ヒートポンプ、パノラマガラスルーフ、360°ビュー、パワーシートなどが加わります。価値は、長距離移動の回数と自宅充電の有無で変わります。
UltraからBlackは性能より専用意匠
200,000円差で最高出力や航続が増えるわけではありません。黒いエンブレム、バッジ、内装、ホイールを純正でそろえる費用と考えると判断しやすくなります。通常Ultraの色とHarvest内装を選びたいなら、無理に限定車へ寄せる必要はありません。
BlackからP8 AWDは駆動力の差
300,000円追加すると、315kW(428PS)と543N・mの前後モーター、電子制御AWD、20インチになります。一方で重量は1,880kgへ増え、WLTC航続は535kmです。AWDと加速を使う具体的な道があるかを先に決めます。他社のBEVも含めて航続・駆動・装備の考え方を比べたい場合は、IONIQ 5 Voyage・Lounge・AWDの比較も参考になります。
30秒診断と販売店へ聞く10項目
Black Edition、2027年型、専用装備を注文書で確認。
自宅の出力、工事費、外出先の代替設備を確認。
冬タイヤ、保管、一般5年、電池8年の条件を確認。
実質年率、所有権、登録期限、キャンセルを明記。
口頭回答だけでなく、装備表、見積書、支払計画書へ同じ条件を残してください。
30秒診断
- 黒い内外装を最優先し、RWDで足りる → Black Edition。
- 同じ性能で明るい内装や別色がよい → 通常Ultra P5。
- 1日の移動が短く、390kmと18インチで足りる → Plus P5。
- 雪道・勾配・加速で前後駆動を使う → Ultra P8 AWD。
- 未舗装路で地上高195mmを使いたい → Cross Country P5。
見積書へ固定する10項目
- 車台番号とグレード名に「Black Edition」が記載されるか。
- 150台限定のうち、注文時点で確保できる車両があるか。
- 生産時期が2026年第29週以降の2027年モデル仕様か。
- 専用エンブレム、バッジ、シート、ホイールが装備一覧にあるか。
- 200V充電器、回路、工事、契約電力を含む総額はいくらか。
- CHAdeMO急速充電の上限と推奨充電条件はどうなるか。
- 冬タイヤとホイール、タイヤ保管、交換工賃はいくらか。
- 一般保証5年と電池保証8年・16万kmの適用条件は何か。
- ローンの実質年率、保証料、所有権、繰上返済条件はどうなるか。
- 納期、登録期限、仕様変更、キャンセル時の扱いはどうなるか。
限定台数を理由に確認を省かない
限定車でも、口頭説明と契約書の内容が一致するとは限りません。車両本体、付属品、充電設備、下取り、借入を別欄にし、当日限りの条件がある場合は期限と失う条件も書面で受け取ってください。
Black Editionの支払いを4方式で比べる
残価設定ローンは最終回に約2,159,720円(残価2,096,500円を含む)を支払って所有する前提です。クラウドローン経由で銀行最低金利2.28%が適用された想定より、残価設定ローンは約594,568円、ディーラーローンは約352,479円、銀行ローンは約55,549円高い概算です。頭金込み・諸費用除外で、実際の提案・審査・適用金利・借入可能額を保証しません。※推測です
比較する4方式は、すべて同じEX30 Black Editionです。同じ車両価格5,990,000円、頭金990,000円、借入5,000,000円でそろえます。返済は60回、ボーナス払いなしです。なお、登録諸費用、税金、用品、保証料、保険、充電器工事は含みません。

| 方式 | 年利 | 返済期間 | クラウドローン想定との金利差 | 月々返済 | 最終回支払・残価 | 総利息 | 総支払額 | クラウドローン想定との差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 残価設定ローン | 4.90% | 60回 | +2.62ポイント | 約63,220円 | 最終回約2,159,720円(うち残価2,096,500円) | 約889,725円 | 約6,879,725円 | +約594,568円 |
| ディーラーローン | 4.90% | 60回 | +2.62ポイント | 約94,127円 | なし | 約647,636円 | 約6,637,636円 | +約352,479円 |
| 銀行ローン | 2.70% | 60回 | +0.42ポイント | 約89,178円 | なし | 約350,706円 | 約6,340,706円 | +約55,549円 |
| クラウドローン経由の想定 | 2.28% | 60回 | 基準 | 約88,253円 | なし | 約295,157円 | 約6,285,157円 | 基準 |
※元利均等返済の概算で、総支払額には頭金990,000円を含みます。残価設定ローンは通常返済を60回行い、さらに残価2,096,500円を支払って所有する比較モデルです。公開されたBlack Editionの確定条件ではなく、年4.90%、残価率35%を置いた仮定です。返却・乗り換えを選ぶ場合の走行距離、傷、修復、精算条件は別途確認してください。※推測です
4方式とも、同じ車種・グレード・価格・頭金条件です。そのため、月額だけでなく、最終回と頭金込みの総支払額を比較できます。
月額より最終回と総支払額を見る
残価設定は月々約63,220円と小さく見えますが、最終回は通常月分に残価を加えた約2,159,720円です。クラウドローン経由で年2.28%が適用された想定より、所有までの総支払額は約594,568円多い計算です。
ディーラーローンを年4.90%とした場合は約352,479円、三菱UFJ銀行の借入5,000,000円区分として年2.70%を使った場合は約55,549円、クラウドローン想定より多くなります。比較期間が同じでも、金利差が60回分に積み上がります。※推測です
金利は申込月と審査で変わる
三菱UFJ銀行のマイカーローンは2026年6月1日現在、借入201万円~500万円を年2.70%と案内し、実際には借入月の金利が適用されます。クラウドローンの公式ページにある年2.28%も銀行ローンの例で、全員へ適用される金利ではありません。
ボルボのActive Loanは残価設定型の仕組みを案内していますが、Black Editionの確定金利と残価は公開ページだけでは固定できません。販売店の支払計画書に、実質年率、分割手数料、最終回額、返却条件、所有権、繰上返済手数料を記載してもらってください。
【PR】 クラウドローンは、複数の金融機関から届く銀行ローン候補の比較・マッチングサービスです。候補を比べたい人は、クラウドローンで銀行ローン候補を比較する方法があります。実際の提案内容、審査結果、適用金利、借入可能額は申込者と金融機関によって異なり、最低金利が必ず適用されるものではありません。
よくある疑問
同じ272PS、343N・m、RWD、560km。
地上高195mmと175mm、航続530kmと560km。
冬、空調、高速、積載、電池状態で変わる。
近隣設備の出力、混雑、故障、営業時間を見る。
将来額ではなく所有中の満足で判断する。
注文する車両の最新装備表、保証書、見積書をオンライン情報より優先します。
Black Editionは通常Ultraより速いですか
公式発表では最高出力、最大トルク、駆動方式、電池容量、航続距離を変更したとは案内されていません。ベースのUltra P5と同じ200kW(272PS)、343N・m、RWD、69kWh、560kmとして扱うのが適切です。速さではなく専用意匠で選びます。
Cross Country P5と同じ車ですか
パワートレインは同じP5 Long Rangeですが、車体の仕立てが異なります。Cross Country P5は最低地上高195mm、235/50R19、WLTC 530km。Black Editionは175mm、245/45R19、560kmです。価格はいずれも5,990,000円なので、地上高と外装用途か、黒い統一感かで分けられます。
カタログどおり560km走れますか
560kmはWLTCモードの試験値で、実際の走行距離を保証しません。気温、暖房・冷房、速度、勾配、積載、渋滞、充電上限、電池状態で変わります。冬の高速移動を想定するなら、途中充電地点を一つだけでなく代替も含めて確認してください。
自宅充電なしでも選べますか
利用自体は可能ですが、生活圏のCHAdeMO充電器が混雑・故障・営業時間外でも代替できるかが重要です。週の走行距離、充電に使える時間、月極駐車場での工事可否を先に確認します。自宅充電がない場合は、試乗より前に1か月分の充電計画を書き出すと判断しやすくなります。
黒いボディは査定で有利ですか
150台限定や色だけを根拠に、将来の査定額が高いとは断定できません。走行距離、傷、事故歴、市場需要、電池状態で変わります。今回はリセールを購入理由にせず、200,000円の専用意匠を所有中に楽しめるかで判断します。
まとめ
Black Editionは性能強化版ではありません。黒の統一感を使い切れる人の限定車です。
EX30 Black EditionとUltraの違いは専用意匠
EX30 Black EditionとUltraの違いは、機械性能ではありません。オニキスブラックのボディ、黒いエンブレムとバッジ、ブラック・ノルディコ、専用19インチを一体で選べる点です。一方、200kW(272PS)、343N・m、RWD、69kWh、WLTC 560kmは同じです。

まず、黒い内外装を毎日楽しみたいかを決めます。次に、充電、車幅1,835mm、19インチ、保証、冬タイヤを確認します。明るい内装や別色なら通常Ultra。390kmと18インチで足りるならPlus、AWDを使うならP8 AWDが候補です。
同額のCross Countryも用途で比べる
同じ5,990,000円のCross Country P5も、地上高195mmを使う生活なら比較から外せません。最後に、3台を同条件で見積もります。限定台数だけで急がず、色、段差、回生、車庫入れまで確認して決めてください。
次に読むなら
参照した主な情報源
- ボルボ・カー・ジャパン「ボルボEX30に、Black Editionを導入」(2026年9月3日発表、2026年9月4日確認)
- ボルボEX30 主要諸元・主要装備・価格表 2027年モデル(2026年第29週生産分以降、2026年9月4日確認)
- ボルボEX30公式商品ページ(2026年9月4日確認)
- ボルボEX30公式仕様ページ(2026年9月4日確認)
- ボルボ・カー・ジャパン「EX30のグレード体系を刷新」(2026年5月27日発表、2026年9月4日確認)
- ボルボ・カー・ジャパン「EX30 Cross Countryを発売」(2026年7月23日発表、2026年9月4日確認)
- ボルボ「オファー/ファイナンス」(2026年9月4日確認)
- 三菱UFJ銀行「ローン金利」(2026年8月1日現在、2026年9月4日確認)
- 三菱UFJ銀行「ネットDEマイカーローン 商品概要」(2026年6月1日現在、2026年9月4日確認)
- クラウドローン「マイカーローン」(2026年9月4日確認)
※本記事は2026年9月4日に確認できた国内向け公式情報を基にしています。限定車の在庫、装備、車両価格、補助制度、充電設備、保証、デジタルサービス、ローン条件は変わることがあります。契約前に対象車台の注文書と最新の公式資料を確認してください。
