スープラ リコール5873について、トヨタは2026年8月26日、スタータに関する届出を国土交通省へ提出しました。対象は2型式の計790台です。翌8月27日から改善措置が始まっています。
今回の不具合は、エンジンを始動するスタータの内部でリレー接点が異常摩耗し、始動できなくなるおそれがあるというものです。最悪の場合はスタータ作動時または走行中に火災へ至る可能性も示されています。心当たりのある車両は、修理までの扱いも含めて早めに確認してください。
先に確認する3点
- 車検証の型式が「3BA-DB26」または「3BA-DB86」か確認する。
- 車台番号をトヨタの対象車両検索か販売店で照合する。届出の番号範囲内でも対象外車が含まれる。
- 修理まではエンジン稼働中に車を離れず、アイドリングストップと後付け遠隔始動装置を使わない。始動しにくい場合は速やかに販売店へ連絡する。
まず、トヨタと国土交通省の公表内容に沿って、対象確認から入庫までを進めます。安全確認の後は、対象となる2.0Lモデルと参考として載せるRZについて、公式主要諸元、走りに関わる要素、グレードごとの価格差を見ていきます。
スープラ リコール5873で最初に確認すること
- 1型式を見る
車検証でDB26またはDB86かを確認します。
- 2車台番号を控える
ハイフンを含む番号を正確に読み取ります。
- 3公式検索で照合
範囲内でも対象外車があるため個別に検索します。
- 4症状を記録
始動性、警告表示、発生日時を販売店へ伝えます。
- 5交換を予約
スタータ対策品の入荷と入庫日を確認します。
届出番号5873の対象は2型式・計790台。最終確認はトヨタの対象車両検索または販売店で行います。
購入前に支払い計画を確認
金利、月々の支払い、手元資金の残し方を比べてから、見積もりや商談へ進めます。
対象はDB26とDB86の計790台

リコール5873の対象として届け出られた型式は、スープラの「3BA-DB26」と「3BA-DB86」です。届出台数はDB26が507台、DB86が283台で、合計790台となります。
DB26は2.0LターボのSZ-R、DB86は同じく2.0LターボのSZに対応します。なお、後の諸元表にはRZも載せますが、今回の届出表にRZの型式DB06は記載されていません。グレード名だけで判断せず、車検証に書かれた型式と車台番号を見てください。
届出日は2026年8月26日、改善措置の開始日は8月27日です。対象車はすべて、スタータを対策品へ交換します。無償修理の案内や入庫時期は、車両ごとの照合後に販売店へ確認します。
車台番号の範囲だけでは確定できない
ただし、トヨタの届出ページに載る車台番号の範囲だけでは対象を確定できません。同社は、範囲内に対象外の車両も含まれると注意書きを付けています。また、製作期間は購入日や初度登録年月とも一致しません。
番号の先頭と末尾だけを見て「自分の車は対象だ」と決めるのは早計です。車検証の車台番号を用意し、トヨタのリコール等情報対象車両検索または正規販売店で照合すると確実です。検索結果を保存しておくと、販売店へ相談するときにも話が早くなります。
最短の確認順序
- 車検証で型式と車台番号を確認する。
- トヨタの対象車両検索に車台番号を入力する。
- 対象表示が出たら、利用中の販売店へ連絡する。
- 始動しにくさの有無と、普段のアイドリングストップ利用状況を伝える。
- 入庫日、部品の手配状況、作業時間、代車の要否を確認する。
検索で対象外と表示された場合も、入力間違いがないかを確かめます。中古車、並行輸入車、直近で名義変更した車など、結果の読み方に迷う場合は販売店へ車台番号を伝えて確認してください。
スタータの不具合が火災につながる仕組み
- 1耐久性不足
スタータリレー接点の耐久性が不十分でした。
- 2異常摩耗
始動を繰り返すことで接点が異常に摩耗します。
- 3摩耗粉が蓄積
リレー内部に摩耗粉がたまります。
- 4始動不能
スタータが作動せず、エンジンを始動できないおそれがあります。
- 5最悪の場合
スタータ作動時または走行中に火災へ至る可能性があります。
原因の確認や分解はユーザーが行わず、対象車はスタータを対策品へ交換します。
リレー接点の異常摩耗と摩耗粉
スタータは、エンジンを始動するときにクランクシャフトを回す電動部品です。その内部にあるスタータリレーは、大きな電流を接続・遮断する役割を担います。
トヨタの説明では、スタータリレーの耐久性が不十分でした。エンジン始動を繰り返すとリレー接点が異常摩耗し、内部に摩耗粉が蓄積します。アイドリングストップを頻繁に使う車は停止と再始動の回数が増えるため、修理まで解除するよう案内されています。
この説明で重要なのは、通常のエンジン本体や燃料系の故障ではなく、始動系の電気部品が対象だという点です。ユーザーがスタータを分解して確認するものではありません。対象車は外観で判別せず、対策品への交換を販売店で受けます。
始動不能から火災までの届出内容
摩耗粉がたまると、スタータが作動せずエンジンを始動できなくなるおそれがあります。さらに、最悪の場合として、スタータを作動させたとき、または走行中に火災へ至る可能性が公表されています。
火災が必ず起こるという意味ではありません。ただし「始動できたから対象外」「走行中ならスタータは関係ない」と自己判断することもできません。対象かどうかを照合し、修理までトヨタの注意事項を守ることが先です。
始動しにくい、セルモーターの反応がいつもと違うなどの変化がある場合は、何度も始動操作を繰り返さず、販売店へ速やかに連絡します。煙や焦げ臭さなど危険を感じる状況では車から離れて安全を確保し、消防やロードサービスを含む緊急連絡を優先してください。これは届出内容を超えて原因を断定するものではなく、一般的な安全確保の案内です。
前回リコール5783から対象が拡大された理由
トヨタは今回の届出について、2026年5月27日付のリコール5783で市場措置を実施した後、検証を進めた結果、新たな対象が判明したため対象範囲を拡大したと説明しています。
以前の案内で対象外だった車でも、今回の5873で対象となる可能性があります。過去に一度検索したことがあるオーナーも、最新の車台番号検索で改めて確認する意味があります。
修理までに避ける操作と始動不良時の行動
エンジンがかかっている状態で車両を無人にしません。
キャンセルスイッチを使い、再始動の回数を増やさないようにします。
後付けのリモートスタート装置は使用しません。
エンジンのかかりが悪い場合は速やかに販売店へ相談します。
移動できるか迷う場合は、症状と車台番号を販売店へ伝えて個別に確認します。
トヨタが案内する4つの注意

トヨタは、改善措置を受けるまでの注意として次の4点を明示しています。
- エンジンがかかっている状態で車両から離れない。
- アイドリングストップを使用しない。キャンセルスイッチで解除できる。
- 後付けのリモートスタート装置を使用しない。
- エンジンのかかりが悪い場合は、速やかに販売店へ連絡する。
アイドリングストップは、エンジンを再始動する回数を増やします。修理までの期間は、始動後にキャンセルスイッチの状態を確認する習慣をつけます。車両の設定が始動のたびに戻る場合は、その都度解除が必要です。
なお、後付けの遠隔始動装置は、車から離れた場所でスタータを作動させる可能性があります。純正・社外を含む個別装置の扱いは販売店へ伝え、トヨタの案内に従って使わないようにします。
販売店へ連絡する前に記録すること
販売店には、車台番号だけでなく症状と発生条件を短く伝えます。たとえば「冷間時の最初の始動で反応が遅かった」「再始動時に一度だけかからなかった」「警告灯は出ていない」といった情報です。日時、場所、外気温、始動操作の回数、警告表示の有無をメモしておくと、受付時に状況を共有しやすくなります。
録音や動画を撮るために始動を繰り返す必要はありません。手元に自然に残った記録があれば伝え、再現確認は販売店の判断に任せます。対象車かどうかと安全な移動方法は、予約前に確認してください。
エンジン稼働中に車から離れない
「少し暖機するだけ」「荷物を取りに戻るだけ」であっても、エンジンが動いている車を無人にしないようトヨタは案内しています。修理が終わるまでは、エンジンをかけたまま車外で待つ使い方を避けます。
出発前に始動不良を感じた場合は、目的地まで走ってから相談するのではなく、その場で販売店に連絡します。自走できるか、積載車が必要かは症状と対象状況によって変わるため、記事だけで一律に決めません。
対象型式・車台番号・製作期間の完全表
範囲内には対象外車も含まれます。購入日ではなく、型式・車台番号・公式検索で確認してください。
国土交通省とトヨタの届出に記載された範囲は次の通りです。台数の合計は790台です。
| 型式 | 通称名 | 車台番号の範囲 | 製作期間 | 対象台数 | 主な対応グレード |
|---|---|---|---|---|---|
| 3BA-DB26 | スープラ | DB26-0055635〜DB26-0071757 | 2022年12月16日〜2025年9月10日 | 507台 | SZ-R |
| 3BA-DB86 | スープラ | DB86-0056263〜DB86-0071931 | 2023年1月26日〜2025年9月11日 | 283台 | SZ |
| 合計 | 1車種 | 2型式 | 2022年12月16日〜2025年9月11日 | 790台 | 2.0Lモデル |
3BA-DB26の対象範囲
DB26は2.0Lターボの上位グレードSZ-Rに対応する型式です。届出上の車台番号はDB26-0055635からDB26-0071757まで、製作期間は2022年12月16日から2025年9月10日まで、対象台数は507台です。
車台番号がこの範囲に入っていても、507台以外の対象外車が含まれます。範囲の数字は候補を絞る入口であり、最終判定ではありません。
3BA-DB86の対象範囲
DB86は2.0LターボのSZに対応する型式です。届出上の車台番号はDB86-0056263からDB86-0071931まで、製作期間は2023年1月26日から2025年9月11日まで、対象台数は283台です。
こちらも番号範囲内の全車が対象ではありません。車検証の「車台番号」欄を正確に読み、トヨタの検索または販売店照会で確定します。
製作期間と購入日の違い
製作期間は工場で車両が製作された時期です。国内で購入した日、初度登録年月、車検証の交付日とは異なります。たとえば2026年に中古で購入した車でも、対象の製作期間に入ることがあります。
一方、2022年12月から2025年9月に購入したという理由だけで対象とは限りません。型式、車台番号、対象検索の3つを組み合わせて確認します。
対象2.0LモデルとRZの実用主要諸元
SZ・SZ-Rは2022年10月、RZは2025年3月の公式情報。完全な諸元と年次注記は本文表で確認できます。
リコール5873の対象型式に対応するSZ、SZ-Rと、比較用のRZを並べます。SZとSZ-Rの価格・仕様は2022年10月改良時点、RZは2025年3月改良時点のトヨタ公式情報が基準です。年次が異なるため、現在の新車在庫や中古車の個体装備は車両ごとに確認してください。

| 項目 | SZ | SZ-R | RZ |
|---|---|---|---|
| 公表価格 | 4,995,000円 | 6,013,000円 | 8,000,000円 |
| リコール5873の届出型式 | 3BA-DB86 | 3BA-DB26 | DB06は届出表に記載なし |
| エンジン型式・種類 | B48B20B・直列4気筒ターボ | B48B20B・直列4気筒ターボ | B58B30B・直列6気筒ターボ |
| 総排気量 | 1.998L | 1.998L | 2.997L |
| 最高出力 | 145kW(197PS)/4,500rpm | 190kW(258PS)/5,000rpm | 285kW(387PS)/5,800rpm |
| 最大トルク | 320N・m/1,450〜4,200rpm | 400N・m/1,550〜4,400rpm | 500N・m/1,800〜5,000rpm |
| 車両重量 | 1,410kg | 1,460kg | 1,520kg(6MT)/1,530kg(8AT) |
| 変速機 | 8速スポーツAT | 8速スポーツAT | 6速MT/8速スポーツAT |
| 前進ギヤ比 | 5.250/3.360/2.172/1.720/1.316/1.000/0.822/0.640 | SZと同じ8速 | 6MT: 4.110/2.315/1.542/1.179/1.000/0.846、8ATはSZと同じ |
| 後退・最終減速比 | 3.712・3.154 | 3.712・3.154 | 6MT: 3.727・3.462、8AT: 3.712・3.154 |
| 駆動方式 | 後輪駆動(FR) | 後輪駆動(FR) | 後輪駆動(FR) |
| 全長×全幅×全高 | 4,380×1,865×1,295mm | 4,380×1,865×1,295mm | 4,380×1,865×1,295mm |
| ホイールベース | 2,470mm | 2,470mm | 2,470mm |
| 室内長×室内幅×室内高 | 970×1,460×1,060mm | 970×1,460×1,060mm | 970×1,460×1,060mm |
| 前/後トレッド | 1,610/1,615mm | 1,595/1,590mm | 1,595/1,590mm |
| 最低地上高 | 117mm | 117mm | 117mm |
| 最小回転半径 | 5.2m | 5.2m | 5.2m |
| 乗車定員・ドア数 | 2人・2ドア | 2人・2ドア | 2人・2ドア |
| 前/後タイヤ | 225/50R17・255/45R17 | 255/40ZR18・275/40ZR18 | 255/35ZR19・275/35ZR19 |
| 前/後サスペンション | マクファーソンストラット・マルチリンク | マクファーソンストラット・マルチリンク | マクファーソンストラット・マルチリンク |
| ブレーキ | 前後ベンチレーテッドディスク | 前後ベンチレーテッドディスク | 2025年改良でフロントに18インチ・Brembo製を採用、前後ベンチレーテッドディスク |
| 燃料タンク | 52L | 52L | 52L |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアムガソリン | 無鉛プレミアムガソリン | 無鉛プレミアムガソリン |
| WLTCモード燃費 | 14.5km/L | 14.0km/L | 11.1km/L(6MT)/12.2km/L(8AT) |
| 市街地/郊外/高速道路 | 10.2/15.0/17.2km/L | 10.0/14.6/16.4km/L | 6MT: 7.5/11.6/13.4km/L、8AT: 8.0/12.9/15.0km/L |
寸法・重量・パワートレイン
3グレードの全長、全幅、全高、ホイールベースは共通です。室内寸法、2人乗り、2ドアという基本パッケージも変わりません。グレードを上げても後席や荷室の使い方が広がるわけではなく、価格差の中心はパワートレインと走行装備です。
SZは197PS・320N・mで1,410kg、SZ-Rは258PS・400N・mで1,460kgです。SZ-Rは50kg重い一方、トルクが80N・m大きく、発生域も1,550〜4,400rpmと広めです。RZは387PS・500N・mで、6MTが1,520kg、8ATが1,530kg。排気量、気筒数、出力だけでなく、重量差と変速機の選択肢まで含めて違いを読みます。
燃費・足回り・タイヤ
WLTC燃費はSZが14.5km/L、SZ-Rが14.0km/Lです。タイヤが太く出力も高いSZ-Rとの差は0.5km/Lに収まりますが、いずれもプレミアムガソリン指定です。年間燃料費を見積もるときは、カタログ燃費だけでなく走行距離、実燃費、地域のハイオク価格を同じ条件にそろえます。
一方、RZは6MTが11.1km/L、8ATが12.2km/Lです。高速道路モードではそれぞれ13.4km/Lと15.0km/L。8ATは7速・8速が1.0を下回るオーバードライブで、高速巡航時の回転数を抑える構成です。6MTは最終減速比が3.462と8ATの3.154より大きく、手動変速の応答を重視した組み合わせと読めます。※推測です
タイヤはSZの17インチ、SZ-Rの18インチ、RZの19インチと段階的に大径・低偏平になります。3グレードとも前後で幅が異なり、後輪の方が太いFRスポーツらしい構成です。サスペンション形式は共通ですが、タイヤ、ブレーキ、重量、出力が異なるため、同じ寸法でも乗り味は同じになりません。※推測です
公式資料の年次と価格基準
SZとSZ-Rは2022年10月発売時のメーカー希望小売価格、RZは2025年3月改良モデルの価格を掲載しています。3.0Lのみが改良された時期をまたぐ比較なので、単純な同一年式の新車価格表ではありません。
中古車は年式、走行距離、修復歴、装備、改善措置の実施状況で価格が変わります。この記事の価格差はグレードの成り立ちを理解する基準にとどめ、個別車両の相場や査定額とは分けてください。
諸元を組み合わせて見る走りと使い勝手
走行感の記述は公式諸元からの見立てです。最終判断は同じ仕様の試乗と車庫確認で行います。※推測です
SZとSZ-Rのトルク・重量・タイヤ差
SZの320N・mは1,450rpmから、SZ-Rの400N・mは1,550rpmから発生します。どちらも日常で使う低回転域から最大トルクが立ち上がる設定です。8ATの1速は5.250と低く、発進時にトルクを増幅しやすいので、SZでも街中で極端に力不足を感じる構成ではないと考えられます。※推測です
SZ-Rは50kgの重量増に対して、最高出力が61PS、最大トルクが80N・m増えます。さらに前255mm・後275mmのタイヤを履くため、加速だけでなく駆動力を路面へ伝える余裕も増す方向です。反面、18インチの低偏平タイヤは17インチのSZより路面の入力や交換費用が大きくなりやすいでしょう。※推測です
通勤や市街地中心で、速度を上げずにFRスポーツの姿勢と軽さを味わいたいならSZが合理的です。高速道路やワインディングで中間加速の余裕を重視するなら、SZ-Rのトルクとタイヤ幅に価格差の意味が出やすくなります。※推測です
RZの直6と6MT・8ATの違い
RZは500N・mを1,800〜5,000rpmで発生し、最高出力は387PSです。SZ-Rより車重は60〜70kg増えますが、トルクは100N・m大きく、発生上限も600rpm高い設定です。速度域が上がっても加速を維持しやすい組み合わせと考えられます。※推測です
6MTは各段を自分で選ぶ操作が魅力で、8ATは発進用の低い1速から巡航用の8速まで変速幅を広く取れます。同じRZでも、操作そのものを楽しみたい人は6MT、渋滞や長距離を含めて速く滑らかに走りたい人は8ATが選びやすいでしょう。※推測です
2025年改良のRZは、フロントブレーキを18インチのBrembo製へ強化し、シャシー制御やサスペンション設定も見直されました。制動部品だけでなく、500N・mのトルク、前後異径19インチタイヤ、1,500kgを超える重量を一つの系として考える必要があります。高性能を使うほど、タイヤの状態と空気圧、ブレーキの残量を定期的に確認する意味が大きくなります。
2人乗りと最低地上高が日常利用に与える意味
全長4,380mm、最小回転半径5.2mは、全幅1,865mmのスポーツカーとしては取り回しを検討しやすい数値です。ただし全幅は一般的な機械式駐車場の制限を超える場合があります。駐車場は幅だけでなく、タイヤ外幅、ドアを開ける余白、パレットの段差を実測します。
最低地上高は117mmです。急なスロープ、輪止め、道路と駐車場の段差では、フロント下部を擦らない進入角度が必要になりやすいでしょう。※推測です
乗車定員は2人で、室内長970mmです。後席へ荷物を逃がせないため、旅行や趣味用品を載せる人は、契約前に実物の荷室へ普段のバッグやケースが入るか確かめる方が確実です。
SZ・SZ-R・RZの違いと価格差の意味
価格差とリコール対象は別です。対象判定はDB26・DB86の車台番号照合で行います。
| 比較 | 価格差 | 主な違い | 価格差の意味 | 合いやすい人 |
|---|---|---|---|---|
| SZからSZ-R | 1,018,000円 | 197PSから258PS、320N・mから400N・m、17インチから18インチ | 2.0Lのまま中間加速と足回りの余裕を増やす費用 | 軽さと価格だけでなく、高速合流やワインディングの余裕も欲しい人 ※推測です |
| SZ-RからRZ | 1,987,000円 | 直4から直6、258PSから387PS、400N・mから500N・m、6MT選択、19インチ、強化ブレーキ | エンジンの構成と性能、操作方法まで変える費用 | 直6そのもの、6MT、より高い動力性能を購入理由にできる人 ※推測です |
| SZからRZ | 3,005,000円 | 2.0L直4から3.0L直6、190PS差、180N・m差 | 日常の移動手段より趣味性を大きく優先する費用 | 車両価格だけでなく燃料、タイヤ、保険、維持費も含めて選べる人 ※推測です |

101万8,000円で変わるSZとSZ-R
SZとSZ-Rは同じ2.0L直4ターボ、8AT、FRです。大きな違いはエンジンの出力設定、車両重量、タイヤサイズです。101万8,000円を払っても座席数やボディ寸法は増えません。
毎日の移動が中心で、速度よりも低い着座位置やFRの操舵感を楽しみたいなら、SZの軽さと17インチに意味があります。休日の遠出、高速合流、登り坂で余裕を求めるならSZ-Rが選びやすくなります。※推測です
ただし、リコール5873では両グレードとも対応型式が届出表に入っています。高いグレードほど安全、安いグレードだけが対象という関係ではありません。購入済みなら価格差より先に車台番号を照合します。
198万7,000円で変わるSZ-RとRZ
SZ-RからRZへの差額は198万7,000円です。直列6気筒3.0L、500N・m、6MTの選択肢、19インチタイヤ、2025年改良の強化ブレーキなど、走りの中心部分が変わります。
RZは「装備が少し増えた上級版」ではなく、エンジンとキャラクターが異なるグレードです。直6やMTを明確に求めているなら差額の理由は分かりやすい一方、街中の移動が大半ならSZ-Rの400N・mでも余裕を持てる可能性があります。※推測です
RZのDB06は今回の届出表にありません。ただし、別のリコールやサービスキャンペーンがないことまで意味しないため、RZオーナーや中古車検討者も車台番号検索を使うと安心です。
誰にどのグレードが合うか
- SZは、購入価格、1,410kgの軽さ、17インチタイヤ、燃費を優先しつつ、2人乗りFRスポーツの形を楽しみたい人に合いやすいでしょう。※推測です
- SZ-Rは、2.0Lの維持条件を保ちながら、400N・mの中間加速と太いタイヤを求める人に合いやすいでしょう。※推測です
- RZは、直6の回転感、500N・m、6MTまたは8ATの選択、強化された制動系を目的として選ぶ人に合いやすいでしょう。※推測です
数字だけでは、シートの合い方、乗り心地、視界、ペダル配置、変速時の感触は分かりません。候補を諸元で絞ったら、同じタイヤ仕様の車両で試乗し、普段使う駐車場にも入るかを確かめます。
同じトヨタFRスポーツで実用性との配分を比べるなら、GR86のRC・SZ・RZ比較も参考になります。より大きな出力と6MTの選び方は、フェアレディZの5グレード比較で別の視点から確認できます。
販売店へ伝える10項目チェックリスト
車名、型式、車台番号。
公式検索の結果と確認日時、現在の走行距離。
始動不良の有無、警告・音・においなどの変化。
アイドリングストップ、後付け遠隔始動装置の有無。
希望日、代車、連絡可能時間をまとめて相談します。
再現のために始動操作を繰り返さず、自然に残った記録を販売店へ共有します。
対象確認と症状の伝え方
電話やWeb予約の前に、次の10項目を一枚にまとめておくと、対象照合と入庫相談を同時に進めやすくなります。
- 車名はスープラ。
- 車検証の型式はDB26かDB86か。
- 車台番号の全文。
- トヨタ対象車両検索の結果と確認日時。
- 現在の走行距離。
- 始動しにくさや始動不能の有無、発生日時。
- 警告灯、メッセージ、音、においなど気づいた変化。
- アイドリングストップを普段使っているか。
- 後付けリモートスタート装置の有無。
- 希望入庫日、代車の要否、連絡が取れる時間帯。
症状がなくても、対象表示が出たら「症状なし」と伝えます。異常がないから修理不要とは判断せず、対策品への交換予約を進めます。
部品・予約・代車・記録の確認
予約時には、スタータ対策品の入荷状況、想定作業時間、同日に終わるか、代車を用意できるかを確認します。部品の供給や店舗の予約枠は時期によって変わるため、全国一律の待ち日数はありません。
作業後は、整備明細や保証書にリコール番号5873、交換部品、作業日が残っているかを確認します。車両を売却するときや中古車として購入するとき、改善措置済みを確認する資料になります。
対象車台番号の扱いは、トヨタ タコマのリコール確認手順でも整理しています。届出の範囲と個別車両の判定を分ける点は、国内外のリコールで共通です。
修理済み確認と中古車購入時の注意
- 1現車番号を確認
契約対象の車台番号で照合します。
- 2公式検索を見る
5873の対象・実施状況を確認します。
- 3整備記録を照合
作業日、交換部品、実施店の記録を見ます。
- 4未実施条件を書面化
納車前作業、予約引継ぎ、実施後の書類を確認します。
検索結果と記録が一致しない場合は、販売店からトヨタへ照会してもらいます。
対象車両検索と整備記録を組み合わせる

中古車では、広告の年式やグレード名だけでリコール対象を判断しません。現車の車台番号で検索し、整備記録、販売店の作業履歴、車両に残る案内書類を組み合わせて確認します。
対象検索で「実施済み」と確認できる場合も、いつ、どの販売店で、どの改善措置を受けたかが整備記録に残っていると安心です。検索結果と記録が一致しない場合は、販売店からトヨタへ照会してもらいます。
一方、個人売買では、売主から車台番号を確認できないまま契約を急がないことが大切です。車台番号は重要な車両情報なので公開範囲に配慮しつつ、契約前の現車確認または正式な照会手続きで確認します。
未実施なら契約前に確認すること
改善措置が未実施でも、直ちに車両価値がないという意味ではありません。リコールは対策品へ無償交換する制度です。ただし、納車前に作業できるか、部品待ちなら誰が予約を引き継ぐか、納車までの保管・移動をどうするかは契約条件に関わります。
販売店には、納車前実施の可否、作業予定日、実施後の書面、未実施のまま納車する場合の説明を確認します。始動不良がある車は、試乗や移動を自己判断で繰り返さず、正規販売店へ相談してから扱います。
改善措置前後に確認する内容の例は、アウトランダーPHEVのリコール確認記事にもまとめています。
購入検討時の4方式ローン比較
総支払額の差は、クラウドローン経由で年1.20%が適用された想定が、残価設定ローンより724,583円、ディーラーローンより493,637円、銀行ローンの公表下限より94,492円少ない計算です。実際の提案・審査・適用金利・借入可能額は申込者と金融機関によって異なり、最低金利を保証しません。残価設定は最終回を支払って所有する前提です。
安全確認と購入判断は分けて考えます。ここではSZ-Rの2022年10月公表価格601万3,000円を例に、頭金101万3,000円、借入500万円、返済60回、手数料と諸費用なしで比較します。
ただし、残価設定ローンの年4.9%・最終回200万円と、ディーラーローンの年4.9%は比較用の仮定です。トヨタ販売店の全国共通提示金利や、実車の確定残価ではありません。銀行ローンは三菱UFJ銀行が2026年8月1日時点で公表する年1.925〜3.250%の下限、クラウドローン経由は公表レンジの下限年1.20%が適用された想定を使います。
同じ車両価格・頭金・期間で試算
| 方式 | 年利 | 返済期間 | クラウドローン想定との金利差 | 月々返済 | 最終回支払・残価 | 総利息 | 総支払額 | クラウドローン想定との差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 残価設定ローン(比較用仮定) | 4.90% | 60回 | +3.70ポイント | 約64,643円 | 2,000,000円 | 約878,582円 | 約5,878,582円 | +724,583円 |
| ディーラーローン(比較用仮定) | 4.90% | 60回 | +3.70ポイント | 約94,127円 | 0円 | 約647,636円 | 約5,647,636円 | +493,637円 |
| 銀行ローン(公表下限で試算) | 1.925% | 60回 | +0.725ポイント | 約87,475円 | 0円 | 約248,491円 | 約5,248,491円 | +94,492円 |
| クラウドローン経由で最低金利が適用された想定 | 1.20% | 60回 | 基準 | 約85,900円 | 0円 | 約153,999円 | 約5,153,999円 | 0円 |
月額は元利均等返済の数式による概算です。丸めのため、月額に回数を掛けた値と総支払額に小さな差が出る場合があります。残価設定ローンは60回後に200万円を支払って所有する前提で、返却・乗り換え時の査定、走行距離、車両状態、追加精算は含めていません。
月額と最終回支払を分けて読む
同じ500万円を借りる条件では、クラウドローン経由で年1.20%が適用された想定の総支払額は約515万3,999円です。残価設定ローンより約72万4,583円、ディーラーローンより約49万3,637円、銀行ローンの公表下限より約9万4,492円少ない計算になります。
残価設定ローンは月額を約6万4,643円まで下げられますが、最終回に200万円があります。月々だけなら最も低く見えても、所有する前提の総支払額は4方式で最も大きい試算です。家計では月額、ボーナス払いの有無、最終回資金、総利息を別々に確認します。
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クラウドローンは融資元ではなく、銀行ローンの比較・マッチングサービスです。実際の提案・審査・適用金利・借入可能額は申込者と金融機関によって異なり、最低金利を保証しません。
最低金利は保証されない
年1.20%は、クラウドローンが示す金利レンジの下限を試算に置いたものです。申し込めば必ず適用される金利ではありません。審査結果によっては借りられない、希望額に届かない、表より高い金利になる可能性があります。
三菱UFJ銀行の年1.925%も公表レンジの下限です。販売店ローンや残価設定ローンは店舗、申込時期、キャンペーン、頭金、返済回数によって条件が変わります。見積もりを同じ借入額と期間にそろえ、手数料や保証料を含む総支払額で比べてください。
スープラ リコール5873でよくある質問
対象外車も含まれるため、公式検索で個別照合します。
スタータを対策品へ無償交換します。
無人稼働、アイドリングストップ、後付け遠隔始動を避けます。
DB06は届出表に記載なし。別施策を含む最新情報は車台番号検索で確認します。
始動しにくい場合は操作を繰り返さず、速やかに販売店へ連絡します。
対象・修理費・修理までの運転

Q. 車台番号が範囲内なら必ず対象ですか
いいえ。トヨタは、届出に掲載した車台番号の範囲内に対象外車が含まれると明記しています。対象車両検索または販売店照会で確定してください。
Q. 改善措置は何をしますか
対象車はスタータを対策品へ交換します。リコールの改善措置なので、対象車の作業費用をユーザーが負担するものではありません。具体的な作業時間や部品の入荷状況は販売店へ確認します。
Q. 修理まで運転してもよいですか
トヨタは一律の運行停止ではなく、エンジン稼働中に車から離れない、アイドリングストップを使わない、後付け遠隔始動装置を使わない、始動不良時は速やかに販売店へ連絡する、という注意を案内しています。自車の症状と移動可否は販売店へ伝え、個別に確認してください。
Q. 始動しにくいときは何度か試してよいですか
始動を繰り返して様子を見るのではなく、速やかに販売店へ連絡します。日時や警告表示を記録し、安全な移動方法を相談してください。
RZと中古車の確認
Q. RZもリコール5873の対象ですか
今回の届出表にある型式はDB26とDB86で、RZのDB06は記載されていません。ただし、年式や個別車両の別施策まで判断するものではありません。RZも車台番号検索で最新情報を確認できます。
Q. 以前リコール5783を確認済みでも再確認が必要ですか
トヨタは、5783の実施後に検証を進め、新たに判明した対象へ範囲を拡大したと説明しています。過去に対象外だった場合も、5873の公表後に改めて検索してください。
Q. 中古車はどこを見れば改善済みと分かりますか
車台番号検索、整備記録、販売店の作業履歴を組み合わせます。契約前なら販売店にリコール5873の実施状況を確認し、未実施の場合は納車前作業の予定を書面で確かめます。
まとめ|車台番号照合と修理予約を先に進める
- 1型式確認
DB26・DB86かを車検証で見ます。
- 2番号照合
トヨタの公式検索で対象を確定します。
- 3交換予約
対策品、入庫日、代車を販売店へ確認します。
- 4注意を継続
アイドリングストップと遠隔始動を使いません。
- 5異常なら連絡
始動不良時は速やかに販売店へ相談します。
価格や性能の高低とリコール対象は別です。安全確認後に使い方に合うグレードを選びます。
スープラのリコール5873は、DB26とDB86の計790台が対象です。スタータリレーの耐久性不足によって接点が異常摩耗し、始動不能や、最悪の場合はスタータ作動時または走行中の火災につながるおそれがあります。改善措置はスタータの対策品への交換です。
届出の車台番号範囲には対象外車が含まれます。型式と番号が近いという理由だけで判断せず、トヨタの対象車両検索か販売店で照合してください。
今日進める5段階
- 車検証でDB26またはDB86かを確認する。
- 車台番号をトヨタの対象車両検索で照合する。
- 対象なら販売店へ連絡し、スタータ交換を予約する。
- 修理まではアイドリングストップと後付け遠隔始動装置を使わず、エンジン稼働中に車を離れない。
- 始動しにくい場合は操作を繰り返さず、速やかに販売店へ相談する。
リコール確認を終えてから、SZ、SZ-R、RZの違いを検討します。価格や性能の高低とリコール対象は別の話です。安全確認を先に済ませ、その後で使い方に合うグレードを選んでください。
