新型BMW iX4が、BMWの次世代EV群「Neue Klasse(ノイエ・クラッセ)」の新モデルとして2026年10月8日に公式発表されました。SUVの使い勝手を残しながら、ルーフを低く見せるクーペ風のシルエットを採用した電気自動車です。
発表時点では、40 xDriveと50 xDriveが2027年3月の開始予定、最上位のM60 xDriveが2027年1月から受注開始予定と説明されています。40は275kW(約374PS)と82.6kWh、50は345kW(約469PS)と108.7kWhを組み合わせ、WLTPの航続距離は最大でそれぞれ638km、828kmです。M60は450kW(約612PS)、875Nm、0–100km/h 3.9秒という高性能仕様になります。
ただし、今回の一次資料はドイツ市場向けの装備・暫定値です。日本価格、日本仕様、日本での発売日、M60の車両重量と詳細なタイヤサイズは確認できません。日本で購入できる車として断定せず、3仕様の差と、導入時に確認すべき項目を分けて読みます。
最初に結論
- 40 xDriveが向く人:大容量電池やM専用装備より、軽い車体と必要十分な動力、最大638kmの航続をバランスよく取りたい人。
- 50 xDriveが向く人:長距離移動、828kmの最大航続、345kWの出力、400kW急速充電を重視する人。
- M60 xDriveが向く人:612PS・875Nm、3.9秒加速、アダプティブMサスペンションなど、走りの装備を最優先する人。
- 慎重にしたほうがいい人:日本での価格、納期、充電対応、正規販売の有無が確定してから購入したい人。現時点では日本向けの注文条件を確認できません。
新型BMW iX4は3仕様で登場し、日本価格はまだ確認できない
275kW・520Nm、82.6kWh、WLTP最大638km。2027年3月開始予定。
345kW・645Nm、108.7kWh、WLTP最大828km。2027年3月開始予定。
450kW・875Nm、3.9秒、最大777km。2027年1月受注開始予定と発表。
価格、仕様、発売日、右ハンドル、保証は今回の発表で未確認。
開始時期は市場によって異なる可能性があります。日本での注文条件はBMW Japanの正式発表を確認します。
購入前に支払い計画を確認
金利、月々の支払い、手元資金の残し方を比べてから、見積もりや商談へ進めます。
40・50 xDriveは2027年3月、M60は別スケジュールで登場

BMW PressClubの発表では、iX4は40 xDriveと50 xDriveの2仕様を2027年3月の開始時点から用意し、その後にM60 xDriveを加える計画です。一方、同じ発表資料にはM60 xDriveの受注開始を2027年1月とする記載もあります。市場別の注文開始と発売時期を同じ意味で読まず、日本向けの日程は別途BMW Japanの発表を確認する必要があります。
日本では、BMW Japanが2026年7月に新型iX3を発表し、同モデルの国内販売を案内しています。これはiX4が日本に導入されるという意味ではありませんが、Neue Klasseの技術が日本向けモデルにも展開されていることを確認する材料です。BMWの新型3シリーズについても、電気モデルと従来の3シリーズを含めた世代交代が案内されています。iX4の日本導入を考えるときは、こうした国内発表済みモデルとの関係を見ながら、正式な日本仕様を待つのが安全です。
SUVクーペのデザインとNeue Klasseの共通技術
iX4は5ドア・5人乗りのSUVクーペです。全長4,782mm、全幅1,895mm、全高1,595mm、ホイールベース2,897mmというボディは、前後のオーバーハングを短く見せ、長いホイールベースを生かしたプロポーションになっています。低いルーフラインはデザイン上の特徴ですが、後席の頭上空間と乗り降りのしやすさは、実車で確認したい部分です。
Neue Klasseの特徴として、BMWは第6世代eDrive、800V技術、円筒形セルの高電圧バッテリー、BMW Panoramic iDrive、Heart of Joyを挙げています。Heart of Joyは駆動系と走行ダイナミクスを統合して制御するコンピューターです。運転支援や表示が新しくなるだけでなく、アクセル、ブレーキ、前後モーターの制御をどのように一体化するかが、iX4の走りを読むポイントになります。
BMW iX4の公式主要スペックを40・50・M60で一覧比較
航続距離や追加距離はWLTPなどの条件付き数値です。市場、ホイール、タイヤ、気温、荷重、充電器で変わります。
発表時点で確認できる数字を、車体、動力、電池、充電、走行性能に分けます。BMWの技術データは、40 xDriveと50 xDriveについてドイツ市場向けの値を詳しく示しています。M60 xDriveはPressClub本文に出ている主要値を載せ、未公表の項目を無理に補いません。
ボディ寸法・乗車定員・荷室は3仕様の土台が共通
| 項目 | iX4 40 xDrive | iX4 50 xDrive | iX4 M60 xDrive |
|---|---|---|---|
| ボディ | BEV・SUVクーペ | BEV・SUVクーペ | BEV・SUVクーペ |
| ドア/乗車定員 | 5ドア/5人 | 5ドア/5人 | 5ドア/5人と発表 |
| 全長×全幅×全高 | 4,782×1,895×1,595mm | 4,782×1,895×1,595mm | 未確認 |
| ホイールベース | 2,897mm | 2,897mm | 未確認 |
| DIN/EU車重 | 2,185/2,260kg | 2,305/2,380kg | 未確認 |
| 荷室 | 490〜1,600L | 490〜1,600L | 未確認 |
| フロント収納 | 58L | 58L | 未確認 |
| 駆動方式 | 前後モーターの電動AWD | 前後モーターの電動AWD | 前後モーターの電動AWD |
| トレーラー最大重量 | 2,000kg(制動付き・12%勾配) | 2,000kg(制動付き・12%勾配) | 未確認 |
| 最低地上高/渡河水深 | 173mm/400mm | 173mm/400mm | 未確認 |
| タイヤ | 255/45 R20 105W XL | 255/45 R20 105W XL | 21インチMホイール、詳細未確認 |
車体寸法とホイールベースは40と50で共通です。SUVクーペとしては全幅1,895mmあるため、都市部の立体駐車場や機械式駐車場では、幅と高さだけでなくホイール・ミラーを含む規格確認が必要です。荷室は後席使用時の490Lから、後席を倒した1,600Lまで広がります。5人で移動しながら大きな荷物を積む用途と、後席を倒して長尺物を運ぶ用途の両方を想定できます。
フロント収納58Lは、充電ケーブルや洗車用品を分けて置く場所として使いやすい容量です。ただし、日本仕様で同じ収納構成になるかは未確認です。トレーラー最大2,000kgという数字も、ヒッチや冷却条件、登録仕様まで含めて日本導入時に確認する必要があります。
出力・トルク・車重・電池容量は40と50でどう違うか
| 項目 | iX4 40 xDrive | iX4 50 xDrive | iX4 M60 xDrive |
|---|---|---|---|
| 最高出力 | 275kW(約374PS) | 345kW(約469PS) | 450kW(約612PS・暫定) |
| 最大トルク | 520Nm | 645Nm | 875Nm(暫定) |
| モーター | 前後2基 | 前後2基 | 前後2基・M eDrive |
| 変速機 | 単速固定比 | 単速固定比 | 詳細未確認、電動AWD |
| 電池容量 | 82.6kWh | 108.7kWh | 108.7kWh(発表値) |
| 電池電圧 | 671.6V | 698.9V | 800V技術、詳細未確認 |
| 0〜100km/h | 5.6秒 | 4.9秒 | 3.9秒(暫定) |
| 最高速度 | 200km/h | 210km/h | 240km/h(暫定) |
| WLTP航続距離 | 526〜638km | 680〜828km | 最大777km(暫定) |
| 電力消費量(WLTP) | 19.1〜15.9kWh/100km | 19.0〜15.7kWh/100km | 20.2〜17.1kWh/100km(暫定) |
40と50はどちらも前後に電気モーターを置く全輪駆動ですが、電池と出力が異なります。40は82.6kWhで、50より電池が小さい分、車重もEU基準で120kg軽くなっています。50は345kW・645Nmと大きな動力を持ち、電池容量も108.7kWhです。出力と航続の余裕を求める人には50が分かりやすい選択肢ですが、その分の車重と価格は日本仕様の発表で確認します。
最大航続距離は、40が638km、50が828kmです。これは同じ試験サイクルで比べた発表値ですが、装着ホイール、タイヤ、気温、速度、荷重、空調、バッテリー状態で変わります。M60の777kmは発表時点の暫定値であり、40や50の確定した日本向け航続値とは扱いを分けます。
充電性能と航続距離は測定条件をそろえて読む
| 充電・電池項目 | iX4 40 xDrive | iX4 50 xDrive | iX4 M60 xDrive |
|---|---|---|---|
| 800V技術 | 採用 | 採用 | 採用 |
| DC急速充電最大 | 300kW | 400kW | 400kW |
| DC 10〜80% | 約21分 | 約21分 | 未確認 |
| 10分間の追加航続(WLTP条件) | 最大301km | 最大387km | 最大360km(暫定) |
| AC普通充電 | 11kW、22kWはオプション | 11kW、22kWはオプション | 未確認 |
| V2L | 最大3.7kW・オプション | 最大3.7kW・オプション | 未確認 |
| V2H/V2G | 最大11kWの記載 | 最大11kWの記載 | 未確認 |
50とM60の400kW、40の300kWは、車両だけで決まる数字ではありません。800Vに対応し、かつ充電器がその出力を供給できることが前提です。日本の急速充電器で同じ出力を受け取れるとは限らず、実際の充電時間は充電器の仕様、電池温度、残量、出力制御で変わります。
10分充電の追加距離は満充電時間ではない
50 xDriveの「10分で最大387km分」という説明は、WLTPサイクルで計算した追加航続距離です。0%から100%まで充電する時間ではありません。高速道路を長時間走るときは、10分間で走れる距離より、走行前の電池残量、休憩場所の充電設備、次の充電地点までの余裕をセットで考える必要があります。
BMW iX4の走りと使い勝手は出力だけで決まらない
- 1車重と出力
40は約122kW/t、50は約145kW/tの単純計算。実加速の保証値ではない。
- 2トルクと固定比
520/645Nmを前後モーターと単速固定比で路面へ伝える。
- 3低重心と電動AWD
床下電池と前後モーターが、姿勢とトラクションを読む土台になる。
- 4タイヤと使い勝手
40/50は255/45 R20、M60は21インチ。乗り心地と電費を試乗で確認する。
試乗していない走りの評価は、公表諸元を組み合わせた見立てです。※推測です
40と50は車重・出力・トルク・固定比で性格が分かれる

40 xDriveはEU基準車重2,260kgに275kW、50 xDriveは2,380kgに345kWです。出力を車重で単純に割ると、40は約122kW/t、50は約145kW/tになります。これは実走行性能を保証する値ではありませんが、50は車重が増えても、それ以上に出力の余裕を持たせた設計だと読めます。公式の0〜100km/hも40の5.6秒に対して50は4.9秒です。車重、出力、前後モーター、タイヤを組み合わせた諸元からの見立てでは、50は高速合流や追い越しで余裕を感じやすい可能性があります。※推測です
一方、40は50より120kg軽く、電池も小さいため、同じボディで取り回しやブレーキへの負担を抑えやすい可能性があります。40の520Nmも日常走行には大きな値で、単速固定比の電動AWDと組み合わせれば、発進から中間加速まで変速待ちの少ない応答を期待できます。ただし、アクセルの味付けや回生ブレーキの自然さはソフトウェア制御と試乗で決まるため、数字だけで断定しません。※推測です
また、単速固定比は、エンジン車のように多段変速で回転域を選ぶ仕組みではありません。前後モーターが必要な軸へ駆動力を配分し、電池とインバーターが応答を作ります。低速の力強さだけでなく、高速域での伸び、アクセルオフ時の減速、雨天や雪道での前後配分が重要です。ここはM60を含め、実車の走行モードとタイヤを確認したい部分です。
M60は21インチとM制御を含めて走りを読む
M60 xDriveは450kW(約612PS)、875Nm、0〜100km/h 3.9秒、最高速度240km/hという発表値を持ちます。さらにアダプティブMサスペンション、可変スポーツステアリング、Mスポーツ・ディファレンシャル、M Sportシート、21インチMホイールを標準装備としています。モーター出力の上積みにとどまらず、サスペンション、操舵、駆動力配分、シートまで走りの体験を揃えた上位仕様です。
21インチホイールとスポーツタイヤは、路面に力を伝える面では有利に働く可能性がある一方、タイヤ代、段差の入力、電費への影響を確認したい組み合わせです。アダプティブMサスペンションが減衰を制御しても、M60の乗り心地が40や50と同じになるとは限りません。車重と詳細なタイヤ幅が未確認のため、ここは発表値からの見立てとして試乗で確かめます。※推測です
M60の航続距離は最大777kmで、50の最大828kmより短い発表です。出力と装備が増え、消費電力も20.2〜17.1kWh/100kmと50の19.0〜15.7kWh/100kmより大きいことが関係すると考えられます。これは、航続の最大値と動力性能が常に同じ方向へ伸びるわけではないことを示す比較です。M60は「最も遠くまで走る仕様」ではなく、「長距離性能を残しながら走りの余裕を優先する仕様」と読むのが自然です。※推測です
BMW M2 M xDriveの記事で扱ったように、駆動方式の違いは最高出力だけでなく、路面へ力を伝える場面と運転者が感じる操作感に表れます。iX4では前後モーター制御とソフトウェアが加わるため、M60の試乗では加速の強さより、雨天の立ち上がり、回生から摩擦ブレーキへのつながり、ステアリングの重さを確認する方が購入判断に役立ちます。
駆動方式と走りの違いをエンジン車も含めて整理する場合は、<a href="https://mo-gmo.com/bmw-m2-m-xdrive-4wd-m2-difference-choice-2026/" rel="noopener">BMW M2 M xDriveと後輪駆動の違い</a>も参考になります。iX4とは車種が異なるため、数値の直接比較より、駆動力の伝え方を見る補助資料として読みます。
5人乗り・490〜1,600Lの荷室を生活に当てはめる
5人乗りで、荷室は490〜1,600L。SUVクーペの見た目を選びながら、週末旅行や日常の買い物にも使える容量です。フロント収納58Lには、充電ケーブルや小物を分けて置けます。後席の背もたれは40:20:40分割と案内されており、後席に人を乗せながら長尺物を積む使い方もできます。
そのため、荷室容量が同じでも、ルーフの傾斜、開口部の高さ、後席の座面とチャイルドシートの位置で実用性は変わります。ゴルフバッグ、ベビーカー、旅行用スーツケースなど普段の荷物を実車に載せ、バックドアを閉じられるかを確認するのが確実です。全幅1,895mmが自宅の車庫に収まるか、充電ケーブルを出した状態でドアを開けられるかも同時に見ます。
試乗前に確認したい後席頭上と乗り心地
BMWはiX4について、長いホイールベースとNeue Klasseの車体設計により、クーペ形状でも足元と頭上に余裕を確保すると説明しています。しかし、日本仕様のシートやパノラマルーフの有無、実際の後席頭上寸法は確認できません。後席に大人を乗せる人は、座面の沈み込み、乗り込み時の頭の当たり、チャイルドシートの固定位置を実車で確認してください。
40・50・M60 xDriveの違いと向く人を比較
日本価格と標準装備が出るまで、ドイツ価格の換算や価格差の推測はしません。
3仕様の装備・性能・価格差を一覧で確認
| 仕様 | 価格 | パワートレイン・駆動 | 主な性能・装備 | 価格差の意味 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 40 xDrive | 日本価格未発表 | 前後2モーター電動AWD | 275kW、520Nm、82.6kWh、最大638km、300kW充電 | 日本価格差は算定不可。軽さと容量のバランスを確認する仕様 | 航続と動力を過不足なく取りたい人 |
| 50 xDrive | 日本価格未発表 | 前後2モーター電動AWD | 345kW、645Nm、108.7kWh、最大828km、400kW充電 | 40との差額は未確認。電池・出力・航続の上積みを価格発表後に評価 | 長距離と充電休憩の短縮を重視する人 |
| M60 xDrive | 日本価格未発表 | M eDrive・前後2モーター電動AWD | 450kW、875Nm、最大777km、3.9秒、M制御、21インチ | 50との差額は未確認。性能・足回り・内装の装備差へ支払う仕様 | 走りとM専用装備を最優先する人 |
発表時点では、日本価格も日本仕様も出ていません。ドイツ価格を日本円に換算したり、現行BMWの価格から差額を推測したりすると、為替、税、装備、輸送、保証、販売条件を混ぜることになります。価格差の意味は、日本向けの正式価格と標準装備が出てから判断します。
航続距離を優先する人、走りを優先する人の選び方
40は車重と電池容量を抑えた基準仕様、50は航続と出力の余裕を増やした中核仕様、M60は走りと専用装備を加えた高性能仕様です。40と50は0〜100km/hの差が0.7秒で、航続距離の最大値は190km違います。ただし、最大値はホイールや装備で変動するため、普段の片道距離と自宅・職場・旅行先の充電環境から選びます。
50は、長距離移動の途中で充電回数を減らしたい人に向きます。40は、毎日の走行距離が比較的短く、軽い車体と価格発表後の取得しやすさを重視する人に向く可能性があります。M60は高性能を使い切る道路と、21インチタイヤやMサスペンションを受け入れられる人向けです。日本価格と装備差が出るまで、この読者タイプ別の整理を最終結論にします。※推測です
日本価格が出るまで価格差を推測しない理由
日本での購入判断では、車両本体価格だけでなく、充電設備、タイヤ、保険、保証、メンテナンス、冬季の航続低下も支払条件に関わります。M60の価格が50より高くても、標準装備の差によってオプション追加後の実質差が小さくなる場合があります。逆に、40の電池容量が小さいことで、長距離用途の充電時間や休憩回数が増える可能性もあります。
この比較は装備と公式性能の差を先に示すためのものです。実際にどの仕様が得か、どの仕様が安いかという結論は、日本価格、諸費用、標準タイヤ、充電機器、保証条件が発表されてから出します。
つまり、日本価格が未発表の段階では、40・50・M60の優劣を価格だけで決めず、先に用途と必要な装備を絞るのが安全です。
日本導入前に確認したい充電・支援機能・購入条件
日本発売日、受注開始日、40/50/M60の納期。
国内の10〜80%値、AC22kW、V2L・V2H・V2Gの対応機器。
Motorway Assistantなどの国内作動条件と認可範囲。
全幅1,895mm、後席頭上、荷室、機械式駐車場、保証とタイヤ。
海外仕様の最大値を日本の購入条件へ読み替えず、国内の注文書・説明書・実車で確認します。
BMW JapanのiX3発表とiX4の日本導入を混同しない

BMW Japanは2026年7月、Neue Klasseの第一弾モデルとして新型iX3を国内販売すると発表しました。iX3 50 xDrive M SportはWLTCモードの一充電走行距離906km、最大320kWの受電能力など、日本向けの数値が示されています。この情報は、日本でのNeue Klasse展開を確認する材料ですが、iX4の日本販売開始や価格を意味しません。
新型BMW iX4については、今回確認したBMW Group PressClubの公式発表に日本価格、右ハンドル仕様、国内の発売日、国内保証の記載はありません。BMW Japanの発表が出るまでは、海外仕様のスペックを日本仕様へ読み替えない方が安全です。
400kW充電とV2L・V2H・V2Gは設備条件を確認する
50とM60は最大400kW、40は最大300kWのDC急速充電に対応します。日本でこの数字を活用するには、車両側の規格だけでなく、対応する充電器、契約電力、設置場所、温度、電池残量が必要です。自宅充電では11kWが基本で、22kWはオプション記載です。日本の住宅設備で使える電力と工事条件は、国内仕様発表後に確認します。
V2Lは最大3.7kWのオプション、V2HとV2Gは最大11kWの記載があります。ただし、対応コネクター、ソフトウェア、電力機器、国内制度の適合まで確認しないと、災害時の電源や家庭連携を前提にできません。車両に機能があることと、日本の家庭で使えることを分けて販売店へ聞きます。
急速充電と航続距離の関係を別の高性能EVで確認したい場合は、<a href="https://mo-gmo.com/bentley-torcal-821ps-600km-charging-japan-ev/" rel="noopener">ベントレー トルカルの航続・充電性能</a>も補助線になります。車格や充電環境は異なるため、iX4の日本仕様の代替情報にはしません。
販売店に聞きたい8項目と所有前チェックリスト
日本導入が発表された後は、次の項目を注文前に確認します。
- 40、50、M60の日本向け発売日、受注開始日、納期。
- 日本仕様の車両重量、タイヤサイズ、ホイール、最低地上高。
- 日本向けWLTC航続距離と、ホイール・タイヤ別の数値。
- DC急速充電の最大受電出力、10〜80%の国内測定値、充電予約の仕様。
- AC 22kW、V2L、V2H、V2Gが日本仕様で使えるか。必要な機器と工事費。
- BMW Panoramic Vision、3Dヘッドアップディスプレイ、Motorway Assistantの国内仕様と作動条件。
- 電池保証、タイヤ・ホイールの保証、M60のサスペンションとブレーキの交換条件。
- 荷室開口部、後席頭上、チャイルドシート固定位置、機械式駐車場の適合。
日本仕様で変わりやすい項目
運転支援の作動範囲、通信機能、充電規格、標準ホイール、シート素材、オーディオ、保証は市場ごとに変わる可能性があります。特に「高速道路で130km/hまでハンズフリー」というBMWの説明は、認可された国・道路・条件に限られます。日本仕様で同じ作動範囲になると決めつけず、国内の説明書と販売店の案内を確認します。
BMW iX4の資金計画は日本価格未発表の仮想条件で比べる
残価設定ローンは最終回に2,500,000円を支払って所有する仮定です。クラウドローン想定は残価設定ローンより約498,000円、ディーラーローンより約540,687円、銀行ローンより約132,072円安い試算です。すべて比較用の仮定で、クラウドローンは融資元ではなく、実際の提案・審査・適用金利・借入可能額を保証しません。
この章は、BMW iX4の日本価格や見積もりを示すものではありません。返済方式の違いを見るため、同じ仮の車種・グレード、車両価格5,000,000円、頭金0円、ボーナス払い0円、借入元本5,000,000円、60回、手数料・保証料・諸費用なしという条件を置きます。日本価格未発表のiX4へそのまま当てはめず、正式な見積もりが出た後に同じ条件で再計算してください。
500万円・頭金なし・60回の4方式試算
| 方式 | 年利 | 返済期間 | クラウドローン想定との金利差 | 月々返済 | 最終回支払・残価 | 総利息 | 総支払額 | クラウドローン想定との差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 残価設定ローン(試算) | 3.900% | 60回 | +2.000ポイント | 約54,054円 | 2,500,000円 | 約743,214円 | 約5,743,214円 | 約498,000円増 |
| ディーラーローン(試算) | 5.900% | 60回 | +4.000ポイント | 約96,432円 | 0円 | 約785,901円 | 約5,785,901円 | 約540,687円増 |
| 銀行ローン(試算) | 2.900% | 60回 | +1.000ポイント | 約89,621円 | 0円 | 約377,286円 | 約5,377,286円 | 約132,072円増 |
| クラウドローン経由(最低金利候補1.900%を仮定) | 1.900% | 60回 | 基準 | 約87,420円 | 0円 | 約245,214円 | 約5,245,214円 | 基準 |
表の4方式は、同じ仮のBMW iX4の車種・グレード、車両価格5,000,000円、頭金0円、ボーナス払い0円、60回という条件で比較しています。実際のグレード価格、頭金、諸費用、残価、適用金利が変われば結果も変わります。
残価設定ローンは、60回後に2,500,000円を支払って所有する仮定です。月々の返済だけなら低く見えますが、最終回を含む総支払額で比べる必要があります。表の金利はすべて比較用の仮定で、BMW iX4の実際のローン条件、銀行の審査、保証料、手数料を示していません。
残価と総支払額を分けて見る
クラウドローン経由の1.900%が適用された想定を基準にすると、残価設定ローンは約498,000円、ディーラーローンは約540,687円、銀行ローンは約132,072円、総支払額が多い計算です。ただし、残価設定は最終回に残価を支払って所有する条件、通常ローンは60回で完済する条件なので、同じ返済期間でも支払構造が異なります。
この比較で重要なのは、金利が低ければ必ず得になるという意味ではないことです。実際の適用金利、借入可能額、保証料、事務手数料、残価の設定、返却・乗り換え条件を同じ見積もりに並べて確認します。車両価格が未発表の段階では、数字を購入予算や支払額として扱いません。
クラウドローンの位置付けとPR開示
クラウドローンは融資元ではなく、複数の金融機関から提案される銀行ローン候補を比べる比較・マッチングサービスです。本文の1.900%は比較用に置いた仮定で、実際の提案、審査、適用金利、借入可能額、契約条件を保証しません。最低金利が表示されていても、申込者、金融機関、地域、取引状況、保証条件などで変わります。
【PR】 車両価格と返済条件が確定した後に複数の銀行ローン候補を比較したい人は、クラウドローンで自動車ローン候補を比較する方法があります。同サービスは比較・マッチングの窓口で、実際の提案、審査、適用金利、借入可能額、契約条件は個別に異なり、本文の試算金利や最低金利の適用を保証しません。
新型BMW iX4について発表時点で分かること・分からないこと
40/50/M60の出力、トルク、電池、航続、充電、主要装備。
M60のWLTP航続、消費電力、性能値。認証前の公式発表値。
価格、発売日、右ハンドル、国内保証、国内仕様、M60車重。
日本仕様の注文書と実車、充電設備、後席と荷室を確認して決める。
最大航続距離や最大充電出力は条件付きの値です。日本での購入可否を示す発表ではありません。
日本でいつ買えるか

BMWはiX4の40/50 xDriveを2027年3月の開始予定、M60 xDriveを2027年1月受注開始予定として説明しています。ただし、これは今回のBMW Group PressClubに掲載された市場向け計画で、日本の発売日ではありません。日本での販売、価格、右ハンドル、保証、納車時期は未確認です。
828km・400kWは日本の実走行でも同じか
828kmは50 xDriveのドイツ市場向けWLTP最大値です。400kWは対応するDC急速充電設備での車両側最大値です。実際の航続と充電時間は、速度、外気温、空調、荷物、タイヤ、電池温度、充電器出力で変わります。日本仕様のWLTC値と国内充電器での確認結果が出るまで、数字をそのまま生活距離へ置き換えません。
40・50・M60の価格差はどれくらいか
日本価格も、今回の発表に基づく比較可能なドイツ価格も確認できないため、価格差は算定できません。40、50、M60の性能・電池・装備の差は明らかになりつつありますが、価格差の意味は標準装備と日本向けオプションを含めてから判断します。
新型BMW iX4は、航続距離だけを競うEVではありません。40は車重と動力のバランス、50は電池・出力・充電の余裕、M60はM専用の制御と足回りを含む走りが焦点です。日本導入が発表されたときは、今回のスペック表を土台に、国内価格、WLTC、充電、保証、実車の後席と荷室を確認してから選びます。
次に読むなら
参照した主な情報源
新型BMW iX4の発表・公式スペック
- The new BMW iX4 | BMW Group PressClub Global(2026年10月8日発表、出力・トルク・電池・航続・充電・装備)
- BMW iX4 Technical Data | BMW Group PressClub Global(40/50 xDriveの寸法、車重、荷室、タイヤ、充電、走行性能)
日本導入状況を確認する公式情報
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