シビック e:HEV RSとEXの違い、Honda S+ Shiftで見る選び方

シビック e:HEV RSとEX/LX、ガソリンRSの違いを、Honda S+ Shift、専用サスペンション、快適装備、試乗時の確認点から整理します。

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シビック e:HEV RSとEXの違い、Honda S+ Shiftで見る選び方

シビック e:HEV RSが気になる人の悩みは、単に「新しいグレードが出たらしい」で終わらないはずです。Honda S+ Shiftが付くなら楽しそう。でも、e:HEV EXやLXでも十分なのか。ガソリンRSの6速MTとは、そもそも別の楽しさなのか。家族も乗るなら足まわりや音の演出は強すぎないのか。ここを整理しないまま商談に行くと、試乗で見るべきポイントを逃しやすくなります。

Hondaは2026年6月4日、5ドアハッチバックのCIVICをマイナーモデルチェンジし、6月5日に発売すると発表しました。今回の目玉は、PRELUDEに続いてHonda S+ Shiftを採用した「シビック e:HEV RS」です。ただし、ニュースの新しさだけで選ぶと、EX/LXやガソリンRSの良さを見落とします。この記事では、公式発表で確認できた事実を土台に、e:HEV RS、e:HEV EX/LX、ガソリンRSの違いを、購入前の判断に近い順番で見ていきます。

最初に結論

  • シビック e:HEV RSが向く人: 2ペダルでスポーティな反応、Honda S+ Shiftの疑似変速、専用サスペンション、RSらしい内外装まで楽しみたい人。
  • e:HEV EX/LXが向く人: 走りの演出より、普段の静かさ、扱いやすさ、同乗者の快適性、装備の分かりやすさを優先したい人。
  • 慎重にしたほうがいい人: Honda S+ Shiftを試さずに期待だけで決める人、家族利用の乗り心地やタイヤ交換まで確認しない人、6速MTの操作感そのものを求めている人。

筆者の見立てでは、e:HEV RSは「シビックを速く見せるための飾り」ではなく、ハイブリッドの静かさと日常性を残しながら、ドライバーが退屈しない方向へ寄せたグレードです。ただし、楽しさの中心はあくまで制御、音、足まわり、ステアリングのまとまりです。つまり、MT車の代わりとして見るより、「AT限定でも選べるスポーツ寄りe:HEV」として見たほうが判断を誤りにくいです。

シビック e:HEV RSとEX/LXの違いを先に整理

Visuale:HEV RSと主要グレードの見方走りの演出、快適装備、操作感を分けると、どのグレードから試乗すべきかが見えます。
見る軸e:HEV RSe:HEV EX/LXガソリンRS
走りの中心Honda S+ Shiftと専用足まわりe:HEVの扱いやすさ6速MTの操作感
日常の快適性演出と快適性の両立を確認静かさと装備を確認渋滞や家族利用を確認
向く人2ペダルでスポーティに走りたい人落ち着いたシビックを選びたい人MT操作そのものが目的の人

RSは上位下位ではなく、走りの演出にどこまで価値を置くかで判断します。

Honda公式発表で確認できるe:HEV RSの大きな違いは、Honda S+ Shift、RS専用セッティングサスペンション、Dシェイプデザインのステアリングホイール、メタル製パドルシフト、コンビシート、赤いアクセント、18インチマットベルリナブラックアルミホイールなどです。パワートレーンは2.0L直噴アトキンソンサイクルエンジンと2モーターハイブリッド、電気式無段変速機、FF、5名乗車という前提です。

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e:HEV RSは走りの演出と足まわりが主役

e:HEV RSの中心は、エンジン音と制御をシビック専用にチューニングしたHonda S+ Shiftです。公式発表では、モーター駆動でありながら有段変速機があるかのようなダイレクトな駆動レスポンスと鋭いシフトフィールを実現すると説明されています。さらに、ここは単なるパドルの追加ではありません。ハイブリッドの制御、エンジン音、車体の動きがそろって初めて価値が出る部分です。

筆者は、この変更を「スペック表で一瞬で勝敗が決まる装備」ではなく、「試乗で好き嫌いがはっきり出る装備」と見ています。普段は静かに走りたい人には、演出が強く感じられるかもしれません。一方で、電動車の滑らかさに物足りなさを感じていた人には、かなり刺さる可能性があります。

根拠: Honda公式が示すRS専用の変更点

公式リリースでは、e:HEV RSにHonda S+ Shift、RS専用サスペンション、Dシェイプステアリング、メタル製パドルシフト、RSエンブレムなどが挙げられています。開発者インタビューでは、ガソリンRSの足まわりをそのまま載せたのではなく、e:HEVの重量やキャラクターに合わせてダンパー、ステアリング、ブレーキ、アジャイルハンドリングアシストまで煮詰めたことが語られています。

注意点: EX/LXの下位互換ではない

一方で、e:HEV EX/LXは、RSほど走りの演出に振っていません。だからといって、単純に「RSが上でEX/LXが下」という見方は危険です。毎日の通勤、家族の送迎、長距離移動、静かな車内を重視するなら、演出が控えめなグレードのほうが自然な人もいます。つまり、走りの楽しさを買うのか、シビックe:HEVの完成度を落ち着いて味わうのか。この軸で見たほうが選びやすいです。

e:HEV EX/LXは装備と使い方の分かりやすさを見る

今回のマイナーチェンジでは、全グレード共通で後席USBポートが追加されました。e:HEV EXではステアリングヒーターも追加されています。こうした変更は派手ではありませんが、家族利用や冬場の運転では効きます。e:HEV RSのニュースに目が行きがちですが、普段使いで満足度を左右するのは、こうした細かい装備のほうだったりします。

筆者の見立てでは、e:HEV EX/LXを選ぶ人は「スポーティに見えるか」より、「同乗者が疲れないか」「毎日触る装備が自分に合うか」を見たほうが満足しやすいです。シビックはもともと低く構えたハッチバックなので、乗り降り、後席、荷室、視界は必ず実車で確認したいところです。

確認したい条件

販売店では、後席USBの位置、スマートフォンの置き場、Honda CONNECTディスプレーの見え方、ステアリングヒーターの有無、後席に家族が座ったときの膝まわりを見ます。カタログの装備一覧だけでは、日常の使いやすさまでは分かりません。

Honda S+ Shiftは日常で何が変わるのか

VisualHonda S+ Shiftで確認したい体験ボタン操作、疑似変速、音、ステアリング感がまとまって、日常の走りの印象を変えます。
  1. 1S+ボタン

    SPORTモードのHonda S+ Shiftへ入る入口。

  2. 2疑似変速

    加速と減速にリズムを作り、パドル操作も楽しめます。

  3. 3音と車体反応

    音、変速感、足まわりのまとまりを試乗で見ます。

  1. 4日常の対話感

    街なかでも退屈しにくいe:HEVかどうかを判断します。

速さだけではなく、毎日の速度域で楽しいかを確認する装備です。

Honda S+ Shiftは、e:HEVの制御で変速感を作る技術です。Hondaの技術解説では、ハイブリッドシステムに新しいパワーユニット制御を加え、ドライバーとクルマの一体感を高める狙いが説明されています。さらに、シビック e:HEV RSでは、PRELUDEとは違い、より多くの人が分かりやすく使えるように、ボタン操作でSPORTモードのHonda S+ Shiftへ入るシンプルな設定が語られています。

疑似変速は「速さ」より「対話感」を見る

ここで大事なのは、Honda S+ Shiftを「速くなる装置」と決めつけないことです。公式や開発者インタビューで強調されているのは、リズミカルな加速感、ブリッピング、エンジン音、変速ショック、パドルの触感といった、ドライバーの感覚に近い部分です。つまり、0-100km/hの数字より、右足と耳とステアリングがどうつながるかを確認する装備です。だからこそ、短い加速だけでなく減速時の印象も見たいところです。

筆者は、Honda S+ Shiftの価値を「退屈しないハイブリッド」にあると見ています。電動車は滑らかで楽ですが、そのぶん走っている実感が薄いと感じる人もいます。シビック e:HEV RSは、そこへあえて段付きのようなリズムを戻すことで、日常の短い移動にも少し表情を作ろうとしているように見えます。

注意点: 好みが分かれる演出でもある

一方で、疑似変速やアクティブサウンドは万人向けではありません。普段から静かなe:HEVを期待している人には、演出が「楽しい」ではなく「忙しい」と感じられる可能性があります。試乗では、SPORTだけでなくNORMALやECONも走り、S+ボタンを押したときと戻したときの差を比べたいです。

街なかで楽しめる設定かどうかがポイント

開発者インタビューでは、CIVICでは一般道であまりアクセルを踏み込まない運転でもHonda S+ Shiftを感じてほしいという考えから、しきい値やブリッピング制御をシビック向けに調整した趣旨が語られています。これは、山道やサーキットだけでなく、街なかの発進、減速、合流でも違いを感じさせたいという方向です。

ここは購入判断に直結します。週末のワインディングだけでなく、平日の買い物、通勤、送り迎えで気持ちよく感じるなら価値があります。逆に、試乗コースの数分だけ楽しくても、毎日だと疲れるなら慎重に見るべきです。

関連して読んでおきたい技術背景

Honda S+ Shiftの技術背景は、過去に<a href="https://mo-gmo.com/honda-s-plus-shift-next-gen-ehev-prelude/">Honda S+ Shift搭載!新型PRELUDE 2025の次世代e:HEV技術を徹底解説</a>でも整理しています。音の演出まで含めて見たい人は、<a href="https://mo-gmo.com/new-prelude-asc-active-sound-control-system/">新型PRELUDE ASC徹底解説|Honda独自の音響制御技術でハイブリッドスポーツを革新</a>も近い疑問に答えやすい記事です。

シビック e:HEV RSとガソリンRSはどっちを選ぶべきか

Visual読者タイプ別の選び方e:HEV RSとガソリンRSは、同じRSでも楽しさの入口が違います。
e:HEV RSが向く人

AT限定でもスポーティに走りたい。家族も運転する。ハイブリッドの滑らかさも残したい。

ガソリンRSが向く人

6速MTの操作そのものが目的。クラッチとシフト操作に価値を感じる。

EX/LXも見る人

静かさ、快適装備、同乗者の自然な乗り心地を優先したい。

2ペダルの楽しさを選ぶならe:HEV RS、MT操作そのものを選ぶならガソリンRSです。

シビック e:HEV RSとガソリンRSは、どちらもRSの名前を持ちますが、選ぶ理由はかなり違います。e:HEV RSは2ペダルで、ハイブリッドの滑らかさを残しながらHonda S+ Shiftでリズムを作るグレード。一方で、ガソリンRSは6速MTを選べる、操作そのものを楽しむグレードです。

読者タイプ向きやすい選択理由
AT限定でもスポーティに走りたいシビック e:HEV RS2ペダルでHonda S+ Shiftと専用足まわりを楽しめる
左足クラッチとシフト操作が目的ガソリンRS6速MTそのものの操作感を選べる
家族も普段から乗るe:HEV RSまたはEX試乗で同乗者の乗り心地と音の演出を確認したい
静かで扱いやすいシビックが欲しいe:HEV EX/LX走りの演出より日常装備を優先しやすい

2ペダルで楽しみたいならe:HEV RS

e:HEV RSは、AT限定免許の人や、日常では楽に乗りたい人にも開かれたスポーティグレードです。開発者インタビューでも、MT車が難しい家族利用や若い人にも楽しんでもらう狙いが語られています。これは、従来のスポーツモデルとは少し違う広げ方です。

筆者は、ここにHondaらしい面白さがあると感じます。スポーツを「限られた人だけのもの」にせず、2ペダルでも音、反応、ステアリング、足まわりで楽しめるようにする。シビック e:HEV RSは、そういう入口の役割を持つグレードに見えます。

MT操作そのものが目的ならガソリンRS

一方で、クラッチを踏み、シフトレバーを動かし、回転を合わせる行為そのものが好きなら、e:HEV RSでは代わりになりません。Honda S+ Shiftはよくできた演出でも、実際の6速MTとは別物です。ここを曖昧にすると、納車後に「楽しいけれど、欲しかったものとは違う」となりかねません。

試乗で確認する操作感

販売店では、e:HEV RSのS+ボタン、パドルの触感、加速時の音、減速時のブリッピング、低速域の扱いやすさを確認します。ガソリンRSを見るなら、クラッチの重さ、シフトストローク、渋滞時の疲れ、家族が運転できるかも同時に見ます。どちらも短い試乗だけで決めず、いつもの道に近い速度域を想像するのが大事です。

試乗前に使う30秒診断と販売店質問

Visual商談前に確認する5つの入口試乗で見る順番を決めておくと、ニュースの勢いだけで決めにくくなります。
S+ Shiftを比べる

オンとオフで、音や変速感が毎日に合うかを見る。

家族の反応を見る

後席、段差、音の演出、乗り降りを一緒に確認する。

タイヤを確認する

純正タイヤの考え方と交換時の選択肢を聞く。

装備を触る

後席USB、ディスプレー、ステアリングヒーターの有無を見る。

試乗では楽しいかだけでなく、同乗者と長期所有の条件まで見ます。

公式サイトや大手メディアの記事は、発表内容や写真を知るには強いです。ただ、読者が実際に迷いやすいのは、商談時に自分の使い方を言語化できていない場面です。そこで、販売店に行く前に使える30秒診断と質問リストを置きます。

30秒診断

  • 休日だけでなく平日も走りを楽しみたい: e:HEV RSを優先して試乗。
  • 家族が後席で快適に過ごせるかが最重要: e:HEV EX/LXも必ず比較。
  • 6速MTを所有すること自体が目的: ガソリンRSを先に確認。
  • 音の演出が好きか分からない: S+ Shiftをオン/オフで試すまで保留。
  • タイヤ交換や純正状態の維持が気になる: e:HEV RSの専用要素を販売店に確認。

筆者の見立てでは、この診断で「e:HEV RSが気になるけれど、EXも見たい」と感じる人が多いはずです。それは迷っているのではなく、かなり自然な反応です。e:HEV RSは魅力がはっきりしているぶん、ライフスタイルに合わない人もはっきり出ます。

販売店に聞く質問10個

  1. Honda S+ Shiftはどの走行モードで使えるか。
  2. S+ボタンを押したとき、元のモードへ戻す操作はどうなるか。
  3. e:HEV RSとe:HEV EXで試乗車の乗り心地差を比べられるか。
  4. RS専用サスペンションで段差や荒れた路面の感触はどう変わるか。
  5. メタル製パドルシフトの操作感は長時間でも気にならないか。
  6. 後席USBポートの位置と使いやすさはどうか。
  7. ステアリングヒーターが必要なら、どのグレードを見るべきか。
  8. 純正タイヤの銘柄や交換時の考え方はどうなるか。
  9. Honda CONNECTやディスプレーの使い勝手は、日常でどこを確認すべきか。
  10. 家族が運転する場合、e:HEV RSの音や反応をどう感じやすいか。

家族同乗と長期所有の確認

ひとりで試乗すると、Honda S+ Shiftの楽しさに気持ちが寄りやすいです。可能なら後席に家族や荷物を乗せた状態も想像してください。タイヤ、シート表皮、ホイール、低い着座姿勢、荷室の高さは、納車後にじわじわ効きます。車載ディスプレイやナビの見方は、<a href="https://mo-gmo.com/car-navi-2026-spring-oem-aftermarket-check/">2026年春カーナビ比較、純正と市販はどっちを選ぶ?</a>も合わせて見ると整理しやすいです。

現金一括と低金利ローンをどう比べるか

Visualシビック e:HEV RSを465.96万円で試算する5年後の手元ローン返済を同じ運用口座から取り崩す前提で、5年後売却額310万円もそろえて比べます。
現金購入の場合5年後の手元は310万円

手元465.96万円で買い、5年後売却額だけが戻る見方です。

スタート手元資金+465.96万円
購入時の現金支出465.96万円
+
ローン返済0円
+
返済しながら運用残0円
+
5年後売却額(想定)+310万円
=
5年後手元310万円
5年後手元310万円
低金利ローン+運用の場合同じ財布でも約72.1万円差
条件付き

465.96万円を運用し、返済は毎月そこから切り崩す見方です。

スタート手元資金+465.96万円
購入時の現金支出0円
5年返済総額490.0万円
+
返済しながら運用残(年7%仮定)+72.1万円
+
5年後売却額(想定)+310万円
=
5年後手元382.1万円
現金購入との差約72.1万円ぶん手元に残る
同じ財布で見ても約72.1万円差。だから低金利候補を先に比べます。

※5年後売却額は中古市場から1万円単位で予測した想定値です。年7%運用と年2%ローンは仮定で、毎月返済を同じ運用口座から取り崩す単純計算です。税金、手数料、相場変動、元本割れリスクは含みません。

5年後売却額310万円の算出根拠を開く

購入前提

今回はシビック e:HEV RSを4,659,600円で試算します。2.0L直噴アトキンソンサイクルエンジン+2モーターハイブリッド、FF、5名乗車、Honda S+ Shift搭載の新グレードという前提です。有料色、用品、登録諸費用、税金、値引きは含めません。

参照市場

e:HEV RS単体の中古実績はまだ薄いため、現行シビックe:HEVの買取実績、e:HEV EX/LXの中古相場、現行型シビック全体、近い年式の5年落ち残価を分けて見ました。

残価率と計算式

中心値は残価率66.5%です。計算式は465.96万円 × 66.5% = 310万円。記事内では保証値ではなく、5年後売却額310万円の想定として扱います。

強く見た要因

e:HEVの燃費と走り、RS名、Honda S+ Shift、RS専用サスペンション、専用内外装は、通常のe:HEV EX/LXより指名買いにつながりやすい要素として見ました。

抑えた要因

新グレードで5年後データがなく、発売直後の人気や登録済み未使用車価格をそのまま延長できません。Type Rや6速MTのような趣味性プレミアムとも別枠で見ています。

標準状態の想定

5年で5万km前後、修復歴なし、整備記録あり、純正状態を大きく崩していない状態を標準にしました。白、黒、グレー系の人気色で、内外装やホイールの状態が良いことも前提です。

下振れ要因

7万km超、修復歴、強い改造、ハイブリッド系やHonda CONNECTの不具合、内外装の大きな傷、供給過多は下振れ要因です。

上振れ要因

3万km台以下、人気色、純正状態、ディーラー整備記録、Honda S+ Shift搭載グレードとしての希少性が残る場合は上振れ余地があります。

このグレードで試算する理由

ここでは最安グレードではなく、記事の主役であるシビック e:HEV RSを試算対象にします。理由は、Honda S+ Shift、RS専用サスペンション、メタル製パドルシフト、専用内外装が今回の判断軸そのものだからです。つまり、EX/LXで数字を置くより、読者がこの記事で検討しているグレードに合わせたほうが現実の商談に近くなります。

シビック e:HEV RSを選ぶかどうかは、走りの好みだけで決めたいところです。ただ、実際の購入では支払い方も無視できません。ここでいきなり煽るつもりはありませんが、同じ車を選ぶなら、現金一括で手元資金を一気に減らすのか、低金利候補を比べて手元を残すのかは、落ち着いて比較しておく価値があります。

同じ財布で5年後を見る

今回はシビック e:HEV RSの車両価格4,659,600円を、5年で見る試算にします。年2.0%で5年借りると、概算の毎月返済は約8.2万円、5年返済総額は約490.0万円、総利息は約24.1万円です。もし同じ465.96万円を手元に残し、年7%で運用できたと仮定しても、返済は別財布から出しません。毎月返済を同じ運用口座から取り崩す前提で計算すると、5年後の返済後の運用口座残は約72.1万円です。

この考え方では、現金購入なら5年後の手元は売却額の310万円が中心です。一方で、低金利ローンで手元を残し、返済しながら運用した場合は、売却額310万円に返済後の運用口座残約72.1万円を足し、試算上は約382.1万円になります。差は約72.1万円です。ただし、年7%は保証ではありません。投資は元本割れがあり、相場が悪い時期でも返済のために取り崩すリスクがあります。さらに、NISA口座でなければ利益に税金もかかります。

車のローン候補を比較したい場合は、スポンサーの クラウドローン のような比較サービスも選択肢になります。

筆者の見立てでは、ここで大事なのは「ローンのほうが必ず得」と考えることではありません。高い金利で借りれば、運用仮定より先に確定負担が重くなります。だからこそ、買う車が決まる前後で低金利候補を比較し、現金をどれだけ残すかを家計の中で決める。シビック e:HEV RSのように趣味性もある車ほど、支払い方で無理をしない準備が長く楽しむ条件になります。

筆者の見立て

Visualシビック e:HEV RSの読み方技術、使い方、同乗者、長期所有をそろえると、試乗で見るべき点がはっきりします。
  1. 1技術

    Honda S+ Shiftでe:HEVに走りのリズムを戻す。

  2. 2使い方

    平日の街なかでも楽しいかを見る。

  3. 3同乗者

    音や足まわりが家族に合うか確認する。

  4. 4長期所有

    タイヤ、整備、支払い方まで無理なく続くかを見る。

  1. 5結論

    試乗で気持ちが戻るならe:HEV RSが本命です。

ニュースの勢いより、毎日の使い方に合う高揚感かどうかが判断軸です。

シビック e:HEV RSは、Hondaがハイブリッドを「燃費だけの選択肢」にしないための分かりやすい一手だと思います。Honda S+ Shift、アクティブサウンド、専用サスペンション、Dシェイプステアリング、メタルパドル。これらはすべて、数字より体験に寄った装備です。だから、最後はカタログではなく、自分のいつもの速度域で気持ちが残るかを見たいです。

メーカーの狙いは電動化時代のスポーツ入口

電動化が進むと、車は滑らかで静かになります。それ自体は良いことですが、走っている手応えが薄いと感じる人も出ます。Hondaはそこに、疑似変速や音の演出を重ねることで、ハイブリッドでも「操っている」と感じやすい余地を作っています。シビック e:HEV RSは、PRELUDEほど特別な存在ではなく、もっと日常に近い入口としてその思想を広げる役割に見えます。

買う側は試乗の順番で失敗しやすい

試乗では、最初にe:HEV RSのS+ Shiftだけを試すと、印象が強く残ります。そこで一気に決めるより、e:HEV EXやガソリンRSの性格も見てから戻るほうが冷静です。さらに、家族が乗る車として使うなら、音の演出、乗り心地、後席、荷室、冬場の装備、タイヤ交換を一つずつ確認したいです。

筆者ならこう見る

筆者なら、まずe:HEV RSを本命として試し、そのあとe:HEV EXで静かさと快適性を確認します。最後にガソリンRSを見て、MT操作そのものに心が動くかを確認します。それでもe:HEV RSに戻りたいなら、かなり相性がいいはずです。逆に、最初の高揚感が薄れたあとにEXの落ち着きが良く見えるなら、RSの演出は毎日には濃いのかもしれません。

FAQ

Visualよくある迷いどころシビック e:HEV RSを検討するときに、最初に確認したい疑問をまとめます。
TYPE Rの代わり?

代わりではなく、2ペダルで楽しむ別の入口です。

常にS+ Shift?

使いたい場面でオンにし、通常モードとの差を比べます。

EXと迷ったら?

演出と足まわりに価値を感じるか、静かさを優先するかで分けます。

疑問は試乗前に整理し、実車でオン/オフとグレード差を比べます。

シビック e:HEV RSはTYPE Rの代わりになりますか?

代わりというより、別の入口です。TYPE Rは高性能スポーツとしての性格が強く、e:HEV RSは2ペダルのハイブリッドで日常にも開いたスポーティグレードです。Honda S+ Shiftで走りのリズムは楽しめますが、TYPE Rの性能やMTの操作感を求める人は別に見るべきです。

Honda S+ Shiftは常に使うものですか?

シビックでは、ボタンでSPORTモードのHonda S+ Shiftに入るシンプルな考え方です。常に使うというより、運転を楽しみたい場面でオンにし、普段は通常モードで走る見方が自然です。試乗ではオン/オフの差を必ず比べてください。

e:HEV EXとe:HEV RSで迷ったら何を優先すべきですか?

走りの演出、ステアリング、足まわり、RS専用内外装に価値を感じるならe:HEV RS。静かさ、扱いやすさ、快適装備、同乗者の自然な乗り心地を優先するならe:HEV EXを軸に見ると整理しやすいです。

先に商談しても大丈夫ですか?

商談自体は問題ありませんが、Honda S+ Shiftの好き嫌いは試乗しないと分かりにくいです。できれば、同じ日にe:HEV RSとe:HEV EX、可能ならガソリンRSも見て、乗り味と操作感を記憶が新しいうちに比べてください。

次に読むなら

参照した主な情報源

  • Honda公式ニュースリリース「CIVIC」をマイナーモデルチェンジし発売: https://global.honda/jp/news/2026/4260604-civic.html
  • Honda公式 シビック商品サイト: https://www.honda.co.jp/CIVIC/
  • Honda S+ Shiftの心高ぶる走り CIVIC e:HEV RS開発秘話: https://www.honda.co.jp/sportscar/civic_ehev_rs_interview/?from=newslink_image
  • Honda S+ Shift 技術解説: https://global.honda/jp/tech/honda_s_plus_shift/
  • Car Watch ホンダ「シビック」にHonda S+ Shift搭載の新グレード「e:HEV RS」追加: https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/2114366.html
  • カーセンサー シビック 2.0 e:HEV 買取・査定相場: https://kaitori.carsensor.net/HO/S019/F006/M002G005/
  • SellCa シビック e:HEV 買取実績・買取相場: https://www.sellca-sellcar.com/cars/honda/civic/ehev/
  • カーセンサー シビック 2.0 e:HEV EX 中古車相場表: https://www.carsensor.net/usedcar/souba/HO_S019/F006/M005_G002/
  • ナビクル シビック 買取相場・下取り価格: https://www.navikuru.jp/souba/honda/civic/

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