日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズは2026年7月22日、3代目リーフをベースにした新型リーフNISMOを発売しました。設定は「NISMO B5」「NISMO B7」「NISMO B7 RECARO製スポーツシート装着車」の3仕様で、価格は660万1100円から722万7000円です。
気になるのは、見た目が違うことよりも、B5からB7へ35万900円を足す意味、さらにRECARO仕様へ27万5000円を足す意味でしょう。この記事では、日産が公開した2026年7月版のリーフNISMO主要諸元表を軸に、3仕様の価格、電池、出力、トルク、車重、足回り、タイヤ、装備差を購入判断へ置き換えます。
なお、発売日時点のNISMO専用諸元表には、NISMO各仕様のWLTCモード一充電走行距離、交流電力量消費率、急速充電の最大受入出力が記載されていません。通常リーフの数値をNISMOの確定値として流用せず、確認できない項目は未確認のまま整理します。
最初に結論: B5は軽さ、B7は電池と高速域の余裕、B7 RECAROは前席の保持性を優先する仕様です。
B5が向く人: 街乗りや近中距離が中心で、1820kgの軽さとNISMOの足回りを楽しみたい人。
B7が向く人: 78kWhの総電力量と160kW(218PS)を生かし、高速道路や遠出にも使う人。
RECAROが向く人: B7の動力性能を保ち、前席の保持性と20kgの軽量化を優先する人。
慎重にしたほうがいい人: 4WDが必要な人、自宅充電を用意できない人、NISMO固有の航続・急速充電値を確定後に選びたい人。
新型リーフNISMOで最初に押さえる3グレード
660万1100円。55kWh、130kW、1820kgで軽さと価格を優先。
695万2000円。78kWh、160kWで長距離と高速域の余裕を優先。
722万7000円。専用前席と1900kgの車重で一体感を優先。
4WDはなく、3仕様とも前輪駆動です。
購入前に支払い計画を確認
金利、月々の支払い、手元資金の残し方を比べてから、見積もりや商談へ進めます。
2026年7月22日に3仕様を発売

新型リーフNISMOは、55kWhの総電力量を持つB5と、78kWhのB7を基礎にした前輪駆動の電気自動車です。3仕様すべてにNISMO専用の加速制御、サスペンション、フロントサスペンションメンバーブッシュ、エンケイ製19インチホイール、MICHELIN PILOT SPORT 5が組み合わされます。
さらに、外観だけのスポーティ仕様ではありません。日産のNISMO走行性能ページでは、前後スプリングとスタビライザー、カヤバ製スウィングバルブ付きショックアブソーバー、4段階の回生ブレーキコントロールパドルまで専用化したと説明しています。
つまり、結論を短く言えば、B5は「軽さと価格」、B7は「電池と高速域の余裕」、RECARO仕様は「運転席との一体感」が主な選択軸です。ただし、RECAROはシートだけの差ではなく、ミラー、シートヒーター操作、オーディオなどの仕様差も注文書で確認する必要があります。
リーフNISMO B5・B7・RECAROはどれを選ぶべきか
RECARO仕様はシート以外の快適機能差も注文書で確認します。
3グレードの役割
| 仕様 | 価格 | 動力・電池 | 実質的な違い | 価格差の意味 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|---|
| NISMO B5 | 660万1100円 | 55kWh、130kW、345N・m、1820kg | 3仕様で最軽量。NISMO専用シャシーと19インチタイヤは共通 | 基準。B7の電池・高出力より初期費用と軽さを優先 | 街乗り、峠道、近中距離中心 |
| NISMO B7 | 695万2000円 | 78kWh、160kW、355N・m、1920kg | B5より電池が23kWh大きく、最高出力は30kW高い。快適装備も充実 | B5比35万900円で長距離余裕と高出力を買う | 高速道路、遠出、1台で幅広く使う人 |
| NISMO B7 RECARO | 722万7000円 | 78kWh、160kW、355N・m、1900kg | 前席RECARO、B7比20kg軽量。一部快適機能はB7と異なる | B7比27万5000円で保持性と軽量化を買う | 運転姿勢と一体感を最優先する人 |
一方、B5からB7への差額は35万900円です。総電力量が55kWhから78kWhへ増え、最高出力は130kWから160kWへ上がります。一方で車重は100kg増えます。単純に「B7が上位」と見るより、日常で23kWh分の電池と30kW分の最高出力を使うかで判断するのが実用的です。
さらに、B7からRECARO仕様への差額は27万5000円です。前席はレザー/アルカンターラの専用RECAROへ変わり、車重は20kg軽くなります。公式装備表では、RECARO仕様は通常のB7とシート、ミラーの一部機能、シートヒーターの遠隔操作方法などが異なります。「RECARO代」だけで判断せず、見積書の標準装備欄を横並びにしてください。
慎重にしたほうがいい条件
ただし、3仕様とも前輪駆動で、4WDは設定されていません。雪道での発進や坂道を理由に4WDを必須とするなら、タイヤだけで解決できると決めつけず、別車種を含めて比較する必要があります。
また、235/45ZR19 99Y XLのMICHELIN PILOT SPORT 5は、操縦性とグリップを重視した高性能タイヤです。購入時はタイヤ4本の見積もり、冬タイヤとホイールの適合、保管場所、ロードノイズを試乗時に確認してください。車両価格だけでなく、消耗品まで含めて維持できるかがNISMO選びの分かれ目です。
リーフNISMOの主要スペックを公式値で比較
WLTC航続距離・電費・急速充電最大値は発売日時点のNISMO公式諸元表で未確認です。
ここでは日産公式のNISMO主要諸元表を、読みやすい3つの表に分けます。列の順番はNISMO B5、NISMO B7、NISMO B7 RECARO仕様です。

寸法・重量・取り回し
| 項目 | NISMO B5 | NISMO B7 | B7 RECARO |
|---|---|---|---|
| 全長×全幅 | 4415×1810mm | 4415×1810mm | 4415×1810mm |
| 全高 | 1550mm | 1550mm(プロパイロット2.0装備時1565mm) | 1550mm |
| 室内 長×幅×高 | 1970×1540×1160mm | 同左 | 同左 |
| 室内高の注記 | 調光パノラミックガラスルーフ装備時1200mm | 同左 | 同左 |
| ホイールベース | 2690mm | 2690mm | 2690mm |
| 最低地上高 | 135mm | 135mm | 135mm |
| 車両重量 | 1820kg | 1920kg | 1900kg |
| 乗車定員 | 5名 | 5名 | 5名 |
| 最小回転半径 | 5.3m | 5.3m | 5.3m |
まず、全長、全幅、ホイールベース、最低地上高、最小回転半径は3仕様で同じです。つまり、グレードを変えても駐車枠での長さ・幅、Uターンのしやすさ、段差への基本的な余裕は変わりません。B7のプロパイロット2.0装備車だけ全高が1565mmになるため、高さ1550mm制限の機械式駐車場では見逃せない差です。
一方、室内寸法も共通です。電池の大きいB7を選んでも、公式上の室内長・幅・高は狭くなりません。一方、車重はB5からB7へ100kg増えます。室内の広さを変えずに電池容量を増やせる反面、タイヤ、ブレーキ、乗り心地には重量差が関わります。
電池・モーター・動力伝達
| 項目 | NISMO B5 | NISMO B7 | B7 RECARO |
|---|---|---|---|
| 電池種類・総電力量 | リチウムイオン、55kWh | リチウムイオン、78kWh | リチウムイオン、78kWh |
| 総電圧 | 372V | 353V | 353V |
| モーター | YM52 交流同期電動機 | 同左 | 同左 |
| 定格出力 | 70kW | 70kW | 70kW |
| 最高出力 | 130kW(177PS)/3600-11700rpm | 160kW(218PS)/4400-11700rpm | 160kW(218PS)/4400-11700rpm |
| 最大トルク | 345N・m/0-3500rpm | 355N・m/0-4300rpm | 355N・m/0-4300rpm |
| 動力伝達 | EV単速減速、最終減速比9.328 | 同左 | 同左 |
| 駆動方式 | 前輪駆動 | 前輪駆動 | 前輪駆動 |
ただし、総電力量は車載電池全体のエネルギー量で、実際に走行で使える量と同じ意味ではありません。B5とB7の総電圧も異なりますが、電圧だけで速さや充電性能を判断することはできません。購入時は総電力量、使用可能容量、充電曲線を別々の項目として確認してください。
さらに、定格出力は3仕様とも70kWですが、短時間に発揮する最高出力はB5が130kW、B7が160kWです。最大トルクの差は10N・mと小さく見える一方、B7は355N・mを0-4300rpmで出し、B5の345N・m/0-3500rpmより持続域が広い点が重要です。
つまり、動力伝達は多段変速機ではなく、モーターの回転を最終減速比9.328で前輪へ伝える構成です。シフトアップによる段差がないため、アクセル応答、モーター制御、前輪のグリップが体感に直結します。
足回り・ブレーキ・タイヤ
| 項目 | 3仕様の公式値・装備 |
|---|---|
| ステアリング | ラック&ピニオン式、NISMO専用車速感応式電動パワーステアリング |
| サスペンション | 前ストラット、後マルチリンク。専用スプリング、ショックアブソーバー、スタビライザー、フロントメンバーブッシュ |
| 主ブレーキ | 前後ベンチレーテッドディスク、電動型制御の回生協調ブレーキ |
| タイヤ | MICHELIN PILOT SPORT 5、235/45ZR19 99Y XL |
| ホイール | エンケイ製19×8.0J、インセット50、P.C.D.114.3(5穴) |
| 普通充電 | 6kW普通充電器(車載用)、普通充電ポート |
| 急速充電 | 急速充電ポートを装備。NISMO固有の最大受入出力は公式NISMO諸元表で未確認 |
前ストラット、後マルチリンクという基本形式は3仕様共通です。NISMOでは形式名よりも、中身の専用スプリング、スタビライザー、スウィングバルブ付きダンパー、メンバーブッシュが差になります。公式説明では、操舵初期の車体動作を整えつつ、路面追従と乗り心地も両立する狙いです。
さらに、前後ベンチレーテッドディスクと回生協調ブレーキも全車共通です。減速時は摩擦ブレーキだけでなく、モーターを発電側へ使う回生が介入します。NISMOはパドルで回生力を4段階に選べるため、ブレーキペダルの感触だけでなく、パドル設定ごとの減速のつながりも試乗項目です。
寸法・重量から日常の使い勝手を読む
B7のプロパイロット2.0装備時は全高1565mm。1550mm制限を先に確認。
全幅1810mmと235mm幅タイヤを、自宅に近い経路で確認。
最低地上高135mmとRECAROのサイドサポートを実車で確認。
カタログ寸法に入っても、パレット形状や乗降余白は現地確認が必要です。
全幅1810mmと最小回転半径5.3m
全幅1810mmは、日本の一般的な機械式駐車場で見かける全幅1850mm制限には収まりやすい一方、パレット内の余白は片側20mmしか残らない計算です。制限値だけで入ると判断せず、タイヤ外幅、ドアミラー格納時、パレットの立ち上がり、実測値を駐車場管理者へ確認してください。
一方、最小回転半径5.3mは3仕様共通です。B7だから小回りが悪化するわけではありません。しかし、235mm幅のタイヤと1810mmの車幅は狭い路地で気を使う要素です。販売店の広い試乗コースだけでなく、自宅周辺に近い右左折と駐車を試せると判断しやすくなります。
最低地上高135mmと室内寸法
最低地上高135mmも全車共通です。極端に低いスポーツカーではありませんが、急な立体駐車場のスロープ、輪止め、積雪路では接触余裕を確認したい数値です。NISMO専用バンパーとアンダースポイラーは外観だけでなく、日常の段差で扱えるかまで見てください。
室内は長1970mm、幅1540mm、高1160mmで、5人乗りです。B5とB7で公式室内寸法が同じため、電池容量を理由に居住性を諦める必要はありません。ただし、RECAROの座面形状、サイドサポート、乗降性は数値に表れません。家族が使うなら、運転者だけでなく助手席の乗降も確認するべきです。
筆者の見立てでは、日常性で最も見落としやすいのは車重差より全高条件です。B7でプロパイロット2.0を選ぶと1565mmになり、1550mm制限の駐車設備から外れる可能性があります。装備を決めてから駐車場適合を調べるのではなく、先に保管条件を固定するのが安全です。※推測です
B5とB7の走りを出力・トルク・車重で読む
- 1低速トルク
B5は345N・mと1820kg、B7は355N・mと1920kg。
- 2出力持続域
B7は160kW、355N・mを0-4300rpmで発生。
- 3駆動とタイヤ
最終減速比9.328で前輪へ伝え、235mm幅タイヤが受け止める。
- 4試乗確認
発進・合流・旋回中の応答を同じ道で比べる。
街中ではB5、高速域ではB7の長所が出やすいという諸元からの見立てです。※推測です
B5は軽さ、B7は出力と持続域

公式値から計算すると、1kWあたりの車重はB5が14.00kg、B7が12.00kg、B7 RECAROが11.88kgです。最高出力を使う領域では、同じ重さを動かすために使える出力がB7側で大きく、RECARO仕様が3車中もっとも有利です。
一方、最大トルクを1tあたりで見ると、B5は約189.6N・m/t、B7は約184.9N・m/t、RECAROは約186.8N・m/tです。B5は最高出力で劣っても、低回転から出るトルクと100kg軽い車体の組み合わせでは不利一辺倒ではありません。
諸元からの見立てでは、街中の発進直後や低中速の向き変えではB5の軽さを感じやすく、高速合流や速度が伸びた先では160kWと広いトルク持続域を持つB7の余裕が出やすいと考えられます。実際の加速感はアクセルマップ、電池残量、温度、タイヤ路面条件にも左右されるため、これは試乗結果ではありません。※推測です
FFと最終減速比9.328の意味
3仕様とも前輪駆動で、前輪が「曲がる」と「駆動する」を同時に担当します。最大355N・mを0rpmから出せる電気モーターでは、単純な出力増より、タイヤへどう滑らかに力を渡すかが重要です。
最終減速比9.328は全車共通なので、B7だけ低速向け・高速向けのギアを持つわけではありません。差はモーターの最高出力、トルク持続域、車重、電池状態、専用VCMの制御にあります。NISMOモードは応答と力強さ、STANDARDは日常域からの伸び、ECOは省電費との両立を狙って個別に調整されています。
諸元からの見立てであること
筆者の見立てでは、B7は「発進だけが鋭いEV」より、追い越しまで出力を維持しやすい方向の差が大きいはずです。B5は絶対的な最高出力より、軽い車体と共通の専用シャシーを活かす性格になりそうです。どちらもタイヤが冷えた状態、雨天、強く舵を切った状態でのアクセル応答を試乗で確かめてください。※推測です
専用サスペンション・タイヤ・回生の実用差
前後スプリング、スタビライザー、スウィングバルブ付きダンパー。
専用フロントメンバーブッシュと車速感応式パワーステアリング。
MICHELIN PILOT SPORT 5と軽量エンケイ製19インチホイール。
回生パドルのレベル1から4で惰性走行と強い回生を選択。
低速の荒れた路面と高速の継ぎ目の両方で乗り心地を確認します。
スウィングバルブと強化ブッシュ
日産は、前後スプリングとスタビライザーを強化し、カヤバ製スウィングバルブ付きショックアブソーバーを採用しました。スウィングバルブは小さな入力から減衰力を細かく立ち上げる狙いがあり、旋回初期の傾きと荒れた路面への追従を両立させる説明です。
さらに、フロントサスペンションメンバーブッシュの一部を専用品へ変更しています。ブッシュはサスペンションと車体の間で振動を和らげるゴム部品です。硬くすれば応答が上がるだけではなく、振動や音の伝わり方も変わるため、低速の荒れた路面と高速の継ぎ目を両方試す価値があります。
筆者の見立てでは、NISMOの価値はバネを硬くしたことより、タイヤ、ホイール、ダンパー、ブッシュ、操舵制御を一式で整えた点にあります。19インチの入力をスウィングバルブでどこまで丸められているかが、毎日使えるNISMOかどうかを決めそうです。※推測です
235/45ZR19と回生4段階
MICHELIN PILOT SPORT 5は、乾燥路だけでなく雨天のグリップと操作性も重視するスポーツタイヤです。エンケイ製ホイールは基準車よりリム幅を0.5インチ広げながら、日産説明では1本あたり1kg軽くしています。ばね下の重量を抑え、操舵応答を出す狙いです。
ただし、タイヤは消耗品です。ZR規格と99Y XLの荷重・速度仕様を満たす代替品を選ぶ必要があり、16インチや18インチの一般的なタイヤより交換費が高くなる場合があります。納車前に純正指定、空気圧、冬タイヤの適合を確認してください。
回生ブレーキコントロールパドルはレベル1から4まで選べます。レベル1は抵抗感を抑えた惰性走行寄り、レベル4は日常の多くの加減速をアクセルで調整しやすい設定です。峠の下りだけでなく、高速巡航から出口へ減速する場面、低速で停止直前につながる場面を試すと使い勝手が分かります。
航続距離と充電は未確認値を補わない
- 1確認済み
総電力量55/78kWh、6kW普通充電器、普通・急速充電ポート。
- 2未確認
NISMO各仕様のWLTC航続距離、電費、急速充電最大受入出力。
- 3販売店資料
最新カタログ、型式別諸元、10-80%充電時間を確認。
- 4生活側
自宅工事、契約電力、高速経路、目的地充電を確認。
3項目が購入条件なら、書面で確定してから契約します。
公式で確認できる55kWh・78kWhと6kW普通充電器

日産公式NISMO諸元表で確認できる総電力量はB5が55kWh、B7が78kWhです。また、装備表には6kW普通充電器、普通充電ポート、急速充電ポートが全車装備として記載されています。
総電力量が23kWh大きいB7は、同じ電費なら走行距離を伸ばせます。ただし、B7はB5より100kg重く、モーター出力も高く、NISMOは全車235mm幅のスポーツタイヤを履きます。総電力量の比率だけでNISMOの実航続を計算するのは適切ではありません。
通常リーフB7の航続・150kW急速充電の仕組みは、既存の新型リーフB7解説で整理しています。ただし、そこで扱う通常リーフB7の値を、今回のNISMO B7の認証値として読み替えないでください。
販売店で確認するWLTC値と急速充電条件
契約前に書面で確認したいのは、各NISMO仕様のWLTC一充電走行距離、交流電力量消費率、急速充電の最大受入出力、10%から80%までの目安時間、連続急速充電時の制御です。気温、電池温度、残量、充電器出力によって実時間が変わる条件も一緒に聞いてください。
自宅では6kW普通充電を使えることが重要です。充電器本体だけでなく、契約電力、分電盤、配線距離、工事費、集合住宅の承認まで確認します。EV購入前の確認順序は航続距離・充電・安全のまとめも参考になります。
発表時点で未確認の項目
2026年7月22日時点で、公式NISMO主要諸元表にはNISMO各仕様のWLTC一充電走行距離、交流電力量消費率、急速充電最大受入出力がありません。本記事では未確認とし、通常車の値や海外仕様を確定値として補っていません。
この3項目が購入条件なら、口頭説明だけで契約せず、最新カタログ、型式別諸元、注文書の注記が更新されてから確認するのが確実です。
通常リーフとの95万2600円差は何に払うか
見た目だけでなく、毎日使う操舵・乗り心地・消耗品へ差額を置き換えます。
G・AUTECH・NISMOの価格差
| 電池系統 | 通常G | AUTECH | NISMO | G→NISMO | AUTECH→NISMO |
|---|---|---|---|---|---|
| B5 | 564万8500円 | 616万2200円 | 660万1100円 | +95万2600円 | +43万8900円 |
| B7 | 599万9400円 | 651万3100円 | 695万2000円 | +95万2600円 | +43万8900円 |
面白いのは、B5でもB7でもGからNISMOへの差額が95万2600円、AUTECHからNISMOへの差額が43万8900円で揃うことです。つまり、電池容量の違いとは別に、NISMO専用部分へ払う価格差を見やすい設定です。
専用装備を購入価値へ翻訳
95万2600円で増える価値は、専用VCM、3モードの加速特性、4段階回生パドル、専用パワーステアリング、スプリング、スウィングバルブ付きダンパー、スタビライザー、メンバーブッシュ、19インチタイヤ/ホイール、空力部品、内外装です。
これらを「部品の合計額」で考えると判断しにくくなります。次のように、使う場面へ言い換えてください。
- 操舵の応答や車体の収まりを毎日の運転で楽しみたいなら、シャシー一式の専用調整に価値があります。
- 見た目だけが目的なら、AUTECHや通常車へ好みの用品を付ける見積もりとも比較できます。
- 長距離の静粛性と乗り心地が最優先なら、NISMOの19インチが自分に合うか試乗が先です。
- リセールだけを期待して差額を払うのは避けます。新型NISMOの中古相場は発売時点で成立していません。
国内EV市場でリーフがどの位置にいるかは、国内EV販売比率と主要車の比較もあわせて見ると、NISMOを選ぶ理由が「EVだから」なのか「走りに特化したリーフだから」なのかを整理できます。
30秒診断と販売店で聞く10項目
- 11 駆動
4WDが必須なら3仕様とも対象外。
- 22 充電
自宅または日常動線に確実な充電手段を用意。
- 33 距離
近中距離ならB5、高速・遠出ならB7を軸にする。
- 44 座席
保持性優先ならRECARO、快適機能優先ならB7と比較。
航続・充電値、駐車場、タイヤ費、装備差は書面で確認します。
30秒で候補を絞る

次の順で答えると、候補を早く絞れます。
- 4WDが必須ですか。はいなら3仕様とも対象外です。
- 自宅または日常動線で充電できますか。いいえなら充電計画を先に作ります。
- 高速道路・遠出を頻繁に使いますか。はいならB7を軸にします。
- 初期費用と100kgの軽さを優先しますか。はいならB5を軸にします。
- 前席の保持性を最優先しますか。はいならRECARO仕様を実車確認します。
- BOSE、ミラー、シートヒーター遠隔操作などの快適機能を重視しますか。はいならB7通常仕様とRECARO仕様の装備表を比べます。
- 19インチタイヤの維持費を許容できますか。いいえなら通常リーフも再検討します。
販売店で確認する10項目
- 希望仕様のWLTC一充電走行距離と交流電力量消費率。
- 急速充電の最大受入出力と10-80%の目安時間。
- 連続急速充電や高温・低温時の出力制御。
- プロパイロット2.0装着後の全高と駐車場適合。
- B7とRECARO仕様で異なるBOSE、ミラー、シートヒーター、オートバックドアの機能。
- 6kW普通充電設備の工事見積もりと納期。
- 235/45ZR19指定タイヤ4本、冬タイヤ、ホイールの価格。
- NISMOモード、STANDARD、ECOでのアクセル応答差。
- 回生レベル1-4と停止直前のブレーキ感触。
- 車両本体、メーカーオプション、諸費用、補助制度を分けた総支払額。
見積もりでは、車両価格だけでなく、充電工事、タイヤ、保険、駐車場、希望オプションを別行にしてもらうと比較しやすくなります。補助金は登録時期や条件で変わるため、本記事では金額を固定していません。
リーフNISMOの4方式ローン比較と現金一括
ここではNISMO B7 RECAROの車両価格722万7000円を、頭金0円・ボーナス払いなし・元利均等・5年60回という同じ車種・グレード・価格・頭金条件で比べます。登録費用、保険、オプション、充電工事、保証料、取扱手数料は表の総支払額に含めません。
残価設定・ディーラー・銀行・最低金利想定の4方式を比較
残価設定ローンは、60回目の月額返済とは別に試算用残価260万2000円を支払い、車を所有する想定で比べます。この残価は、日産リーフB7 Gの公式支払例にある残価率約36.0%をRECARO仕様へ機械的に当てはめた比較用の数値で、NISMOの保証残価ではありません。※推測です
横浜銀行の年0.90%は2026年2月2日時点の公開下限で、審査結果により年0.90~3.05%の範囲で決まり、利用可能地域や口座要件もあります。クラウドローン経由でこの下限金利が必ず適用されるという意味ではありません。
クラウドローンの最低金利想定でいくら安くなるか
残価設定ローンより127万6262円安い試算です。残価設定は月々を抑えやすい反面、最終回に残価を払って所有する場合は、据え置いた残価にも返済期間中の金利負担が残ります。
ディーラーローンより98万9553円安い試算です。手続きのしやすさだけで契約せず、同じ借入額と60回で総利息まで比べる意味が大きい差です。
一般の銀行ローンより24万4851円安い試算です。銀行ローン同士でも1.30ポイントの金利差があるため、月々の差は約4080円でも、5年間では約24万円まで広がります。
ただし、ここでの差額は現在の公開金利を5年間固定した単純比較です。実際は変動金利の見直し、審査結果、保証料、取扱手数料、繰上返済、残価設定ローンの返却条件によって変わります。月額だけでなく、最終回支払額と総支払額を見積書で確認してください。
【PR】 クラウドローンは融資元ではなく、複数の金融機関から届く銀行ローン候補の比較・マッチングサービスです。クラウドローンで銀行ローン候補を比較すると、販売店の見積もりと並べて金利や返済条件を確認できます。実際の提案内容、審査結果、適用金利、借入可能額は申込者と金融機関によって異なり、最低金利や借入を保証するものではありません。
今回の金利と計算根拠を確認する
- 残価設定ローン: 日産リーフの残価設定型クレジット公式例にある実質年率5.7%を参照。適用年率は販売会社等で異なります。
- ディーラーローン: 日産フィナンシャルサービスの公式シミュレーターが示す平均的な手数料率6%前後を使用。
- 銀行ローン: 三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローンの501万~1000万円帯、変動年2.20%を使用。
- 最低金利想定: クラウドローンの参加金融機関一覧に掲載される横浜銀行について、横浜銀行マイカーローンの公開下限である変動年0.90%が適用されたと仮定。
- 計算: 月利を年利÷12とし、元利均等返済で60回。残価設定だけは60回目の月額返済に加え、残価260万2000円を支払う条件です。
登録、保険、オプション、充電工事、税金、手数料を含みません。年3.0%は保証されず元本割れがあります。
ここまでで車両とグレードを絞ったら、最後に支払い方を比べます。RECARO仕様の車両価格722万7000円を例に、手元に同額がある前提で、現金一括と年2.0%・60回ローンを同じ財布で試算します。
試算の前提
- 車両価格: 722万7000円。登録費用、保険、オプション、充電工事は含めません。
- ローン: 元利均等、年2.0%、60回、月約12万6673円、総返済約760万387円。
- 運用: 手元の722万7000円を年3.0%相当で月次運用し、毎月の返済を同じ運用口座から取り崩す仮定。
- この条件では、60回返済後の運用口座残は約20万6000円です。運用益の保証ではなく、税金・手数料も含まない単純試算です。
金利と手元資金の注意点
年3.0%の運用が続く保証はなく、元本割れもあります。ローン金利が上がる、運用利回りが下がる、途中で資金が必要になると結果は逆転します。借りること自体を得と決めず、生活防衛資金、毎月返済、金利、変動耐性を同じ表で比べてください。
複数の金融機関から条件を集めるなら、車両の見積もりが固まってから比較すると借入額を過大にしにくくなります。
よくある質問
設定なし。3仕様とも前輪駆動。
NISMO各仕様は公式専用諸元表で未確認。
6kW車載充電器を3仕様に装備。
ポートは装備、NISMO固有の最大受入出力は未確認。
通常リーフの値をNISMOの認証値として読み替えません。
リーフNISMO B5とB7の価格差はいくらですか

35万900円です。B7は総電力量が55kWhから78kWhへ増え、最高出力は130kWから160kWへ上がります。車重は1820kgから1920kgへ100kg増えます。
B7 RECARO仕様はB7より何が違いますか
価格は27万5000円高く、前席が専用RECARO製スポーツシートになり、車重は20kg軽い1900kgです。通常B7との装備差はシートだけではないため、BOSE、ミラー、シートヒーター操作、オートバックドア等を注文書で確認してください。
リーフNISMOに4WDはありますか
ありません。2026年7月22日時点の3仕様はすべて前輪駆動です。
NISMO B5とB7の航続距離は何kmですか
発売日時点の公式NISMO主要諸元表には、NISMO各仕様のWLTC一充電走行距離が記載されていません。本記事では未確認としています。通常リーフの値をそのまま流用しないでください。
急速充電は何kWに対応しますか
公式装備表で急速充電ポートは確認できますが、NISMO固有の最大受入出力は公式NISMO諸元表で未確認です。最新カタログか販売店の型式別資料で確認してください。
6kW普通充電器は装備されていますか
はい。公式装備表では3仕様すべてに6kW普通充電器(車載用)と普通充電ポートが記載されています。自宅側の設備工事と契約電力は別途必要です。
19インチタイヤは3仕様で違いますか
3仕様ともMICHELIN PILOT SPORT 5の235/45ZR19 99Y XLと、エンケイ製19×8.0Jホイールが標準です。
プロパイロット2.0装着時の注意点はありますか
B7では全高が1550mmから1565mmになる公式注記があります。高さ制限1550mmの機械式駐車場を使う場合は、装着前に適合を確認してください。
まとめ
1820kgの軽さと660万1100円を優先。
78kWh、160kW、日常装備のバランスを優先。
専用前席、1900kg、運転時の保持性を優先。
航続距離・急速充電・装備差・タイヤ費まで書面で確認してから契約します。
3グレードの結論
新型リーフNISMOは、B5が660万1100円、B7が695万2000円、B7 RECARO仕様が722万7000円です。B5は1820kgの軽さ、B7は78kWhと160kW、RECARO仕様は前席保持性と20kg軽い車体が選択理由になります。
主要諸元を通して見ると、3仕様は同じNISMO専用シャシー、最終減速比9.328、前輪駆動、235/45ZR19タイヤを共有します。違いを1つの最高出力だけで決めず、トルクの持続域、100kgの車重差、電池容量、日常装備、タイヤ維持費を合わせて判断してください。
試乗と見積もりで最後に確認すること
筆者の見立てでは、街中で軽さを楽しむならB5、高速と遠出の余裕まで1台で担うならB7、運転席との一体感を最優先するならRECARO仕様が素直な選び方です。ただし、体感は試乗しておらず、航続距離と急速充電最大値も発売日時点で未確認です。※推測です
最後は、同じ道で3仕様を乗り比べ、低速の乗り心地、雨天を想定した前輪のトラクション、回生レベル、駐車、乗降、ロードノイズを確認してください。見積書では車両価格、装備、充電工事、タイヤ、保険を分けて比較すれば、価格差の意味が見えます。
次に読むなら
参照した主な情報源
- 日産 リーフNISMO 公式ページ
- 日産 リーフNISMO 走行性能
- 日産 リーフNISMO エクステリア
- 日産 リーフNISMO インテリア
- 日産 リーフNISMO 主要装備・主要諸元(2026年7月版PDF)
- 日産 リーフ 価格・グレード
- 日産 リーフ 航続距離・充電
- Car Watch: 日産、新型「リーフNISMO」
※価格・仕様は2026年7月22日時点の公表内容です。販売会社の価格、オプション、登録諸費用、制度は必ず最新情報を確認してください。
