マセラティ ジャパンは2026年10月20日、2027年型グレカーレを日本で発表しました。グレカーレ 2027の国内ラインアップは300PS、330PS、390PS、530PSの4グレードです。今回の大きなトピックは、330PSのModenaに加えて390PSのNettuno V6を選べるようになったこと。デリバリー開始は2027年1月以降の予定とされています。マセラティ ジャパンの発表
4グレードの違いは、最高出力の数字だけでは決まりません。MHEVの低回転トルク、V6の力の出方、AWDと8速AT、タイヤ、サスペンション、そして公表値が揃っていない日本仕様の重量や変速比も選択に関わります。そのため、この記事ではメーカーが公表した事実と、そこから考えられる走りの見方を分けて整理します。
最初に結論:グレカーレ 2027は、価格を抑えるならGrecale、装備と出力のバランスを取るならModena、3.0L V6を選びたいならModena V6、加速性能を優先するならTrofeo V6が候補です。390PSの最大トルクや各グレードの重量・タイヤ寸法は国内情報が揃っていないため、注文前に最新諸元表で確認してください。
- 向く人:4気筒MHEVの扱いやすさ、V6の特性、または530PSの加速など、自分が重視する差に予算を振り分けたい人。
- 慎重にしたほうがいい人:燃費、重量、タイヤ、納期や装備の確定値を見てから決めたい人。日本仕様の資料が揃うまで見積もり条件を確認しましょう。
2027年型グレカーレは4グレード、390PS V6が選択肢に
300PSの入口。日常利用が中心で、必要な装備を見積もりで確認する人向け。
330PSの48V MHEV。外観と装備の違いにも価値を感じる人向け。
新設定の3.0L Nettuno V6。低回転域の力強さを求め、Trofeoの性能までは必要としない人向け。
530PS、0-100km/h 3.8秒。標準エアサスペンションと高性能を重視する人向け。
出力とメーカー掲載価格は2026年10月20日の国内発表・現行モデル表示を基準にしています。
グレカーレ 2027は「入口の300PS」「装備と余力を加える330PS」「V6の特性を選ぶ390PS」「性能を重視する530PS」の4段階です。2026年10月20日の日本向け発表では、390PSのModena V6が新たに設定されました。出力の違いは、購入後に使う場面や装備の差額と合わせて考えると選びやすくなります。

購入前に支払い計画を確認
金利、月々の支払い、手元資金の残し方を比べてから、見積もりや商談へ進めます。
4グレードの役割
| グレード | 最高出力 | まず見るポイント |
|---|---|---|
| Grecale | 300PS | 価格を抑えながら、300PSとAWDを備える入口 |
| Grecale Modena | 330PS | 48V MHEVとModenaの内外装を選ぶ仕様 |
| Grecale Modena V6 | 390PS | 3.0L Nettuno V6を新たに選べる中間点 |
| Grecale Trofeo V6 | 530PS | 0-100km/h 3.8秒と標準エアサスペンションを重視 |
この一覧だけで「一番速いからTrofeo」と決める必要はありません。通勤や街乗りが中心なら300PSや330PSで満足できる可能性がありますし、エンジンの形式や低回転域の力強さにこだわるなら390PS V6に意味が出ます。530PSは加速性能を重視する人に魅力がありますが、タイヤや装備、維持の条件も含めた予算を確認したいグレードです。
仕様と用途を重ねて絞る
今回の更新は、既存の限定車や特別仕様の追加とは別の、2027年型の国内ラインアップ発表です。日本限定1台の特別車を検討している人は、グレカーレ トリビュート・イル・ブルチャートの専用装備とベース車の違いもあわせて確認できます。
10月20日の日本発表で変わった点
- 2026年6月世界発表
デザイン刷新と390PS Nettuno V6を発表。
- 2026年10月20日日本発表
300・330・390・530PSの国内4グレードを公表。
- 2027年1月以降デリバリー予定
メーカー発表時点の予定で、個別車両の納期確定ではありません。
ステアリング、デジタル時計、PRNDセレクター、フロントデザインにも更新があります。
外観と運転席まわりの更新
マセラティは2026年6月に世界向けの新型グレカーレを発表し、日本では同年10月20日に4グレードの国内ラインアップと価格を公表しました。メーカー発表では、水平基調のフロントバンパーとグリル、新しいステアリング、デジタルスマートウォッチ、形状を見直した金属製シフトセレクター、HMIの更新が主な変更点です。日本発表
外観ではフロントの印象が変わり、室内ではドライバーが触れる部品や表示の使い勝手を改めています。見た目の変化だけでなく、シフトセレクターを押すときの触感や、走行モードを選ぶ画面の見やすさも、試乗時に確認したいポイントです。機能の対応範囲は市場や装備で違う場合があるため、公式Webの一般説明だけで日本仕様の全機能が標準装備と判断しないようにします。
390PS V6と納車予定
新設定の390PS V6について、メーカーは低い回転域からトルクを発揮し、発進や追い越しで滑らかな加速を目指したと説明しています。6月の世界発表では、2,000rpm時のトルクが2.0Lエンジン比で32%増えたという説明もあります。ただし、国内の現行ページで390PS仕様の最大トルク値や発生回転域は確認できません。32%という比較値は最大トルクそのものではありません。世界発表の説明
日本向けのデリバリー開始は2027年1月以降の予定です。メーカーが示したのは発表時点の全体予定で、各グレードの受注状況や個別の納車日までは確定していません。装備選択や生産枠、販売店への割り当てで納期は変わるため、注文時に書面で確認してください。
グレカーレ 2027はどっちを選ぶべきか
GrecaleからTrofeo V6までは6,450,000円の差。価格はオプションや登録諸費用などを含む最終見積もりではありません。
価格とグレード別の向き先

メーカーの現行モデル表示価格は、Grecaleが10,650,000円、Modenaが12,010,000円、Modena V6が14,600,000円、Trofeo V6が17,100,000円です。ひとつ上のグレードへ進む差額は、順に1,360,000円、2,590,000円、2,500,000円。GrecaleからTrofeo V6まででは6,450,000円の幅があります。2027年モデル一覧
| グレード | 出力 | メーカー掲載価格 | ひとつ前からの差額 | 向く人 |
|---|---|---|---|---|
| Grecale | 300PS | 10,650,000円 | 基準 | 日常利用が中心で、入口の価格を抑えたい |
| Grecale Modena | 330PS | 12,010,000円 | +1,360,000円 | 出力の余力やModenaの内外装を選びたい |
| Grecale Modena V6 | 390PS | 14,600,000円 | +2,590,000円 | 3.0L V6と低回転域の特性を重視したい |
| Grecale Trofeo V6 | 530PS | 17,100,000円 | +2,500,000円 | より強い加速とTrofeo専用の走行性能が欲しい |
差額を払う理由を用途で判断
300PSから330PSへは30PSの上積みです。差額1,360,000円を出す理由が、出力だけなのか、Modenaのデザインや標準装備を含めた車両全体なのかを見積書で確かめます。装備の標準・オプション区分やホイールは構成によって変わる可能性があるため、「Modenaだから必ずこの装備」と一括りにせず、希望仕様を確認してください。
一方、330PSから390PSへは60PS増えますが、差額は2,590,000円です。この段階では、数値上の出力差だけでなく、4気筒MHEVから3.0L Nettuno V6へ変わること自体に価値を感じるかが判断軸になります。V6の低回転域トルクに関するメーカー説明はありますが、国内の最大トルク値はまだ確認できません。試乗車の設定があれば、発進と中速からの追い越しの両方で違いを確かめたいところです。
さらに、390PSから530PSへは140PS増え、メーカー表示の0-100km/h加速は4.9秒から3.8秒になります。差額2,500,000円で加速性能を大きく高める一方、Trofeo V6はエアサスペンションが標準、Modena V6はオプションという装備差もあります。標準装備を含めて比較し、自分が加速性能をどの程度使うのか、21インチなどのタイヤ仕様や交換費を含めて検討しましょう。
表示価格は最終的な乗り出し金額ではありません。オプション、登録関連費用、税金、保険などが加わるため、グレード間の比較は同じ条件の見積もりで行います。ひとつの仕様だけ値引きや付帯サービスが異なる場合は、車両価格と付帯費用を分けて見ると差額の意味を捉えやすくなります。
2027年型グレカーレの主要諸元をグレード別に確認
寸法・荷室などは市場差の注意があります。重量やタイヤなど未公表値を旧年式の2027年仕様として扱わないでください。
4グレードの基本諸元
次の表では、国内発表とマセラティの現行ページで確認できる値を並べました。日本仕様ページが値を出していない項目や、公式ページ間で表示が異なる項目は、そのまま注記しています。特に車両重量、ギヤ比、燃費、グレード別の日本仕様タイヤは、未確認の値を他年式から流用していません。
| 項目 | Grecale 300 | Modena 330 | Modena V6 390 | Trofeo V6 530 |
|---|---|---|---|---|
| エンジン | 直列4気筒 MHEV | 直列4気筒 MHEV | Nettuno V6ツインターボ | Nettuno V6ツインターボ |
| 電動化方式・燃料表記 | 48V MHEV | 48V MHEV | 国内公式ページ間でMHEV・ガソリンの表記差あり | 2027年日本仕様の表記は販売店資料で確認 |
| 総排気量 | 1,995cc | 1,995cc | 3,000cc | 3,000cc |
| 最高出力 | 300PS | 330PS | 390PS | 530PS |
| 最大トルク | 48V MHEVの公式説明は450Nmを2,000rpmから | 48V MHEVの公式説明は450Nmを2,000rpmから | 国内最大値の掲載を確認できず。2,000rpm時に2.0L比32%増との世界発表 | MY26公式カタログは620Nm。MY27国内値としては未確認 |
| 変速機 | 8速ATとの説明あり | 8速AT | 8速ATの説明あり | 変速比は未公表 |
| 駆動方式 | AWD | AWD | AWD | AWD |
| 0-100km/h加速 | 5.6秒 | 5.3秒 | 4.9秒 | 3.8秒 |
| 最高速度 | 229km/hと240km/hの公式表示差あり | 240km/h | 260km/h | 285km/h |
| 燃料消費率 | 2027年日本仕様の公式値を確認できず | 2027年日本仕様の公式値を確認できず | 2027年日本仕様の公式値を確認できず | 2027年日本仕様の公式値を確認できず |
| 全長×全幅×全高 | 4,873×1,950×1,670mm | 4,873×1,980×1,667mm | 4,873×1,980×1,684mm | 4,876×1,980×1,659mm |
| 乗車定員 | 2027年日本仕様の公式値を確認できず | 2027年日本仕様の公式値を確認できず | 2027年日本仕様の公式値を確認できず | 2027年日本仕様の公式値を確認できず |
| ホイールベース | 約2,900mm | 約2,900mm | 約2,900mm | 約2,900mm |
| 荷室容量 | 最大535L | 最大535L | 最大570L | 最大570L |
| タイヤ | 2027年日本仕様の寸法は未公表 | 2027年日本仕様の寸法は未公表 | 2027年日本仕様の寸法は未公表 | 2027年日本仕様の寸法は未公表 |
| 車両重量 | 2027年日本仕様は未公表 | 2027年日本仕様は未公表 | 2027年日本仕様は未公表 | 2027年日本仕様は未公表 |
| エアサスペンション | 国内発表で標準・オプションの区分を確認できず | オプション | オプション | 標準 |
| メーカー掲載価格 | 10,650,000円 | 12,010,000円 | 14,600,000円 | 17,100,000円 |
| デリバリー予定 | 2027年1月以降 | 2027年1月以降 | 2027年1月以降 | 2027年1月以降 |
公表値と未公表値の読み分け
パワートレーンと排気量、価格はマセラティ ジャパンのモデル一覧および10月20日発表を基準にしました。出力や0-100km/h加速、AWD、各グレードの掲載価格も同社の2027年モデル一覧に掲載されています。現行モデル一覧
最大トルクの行は、値の出所を混同しないために書き分けています。日本公式ページは48V MHEVについて2,000rpmから450Nmを発生すると説明しますが、300PS車と330PS車それぞれの型式別トルク曲線を掲載しているわけではありません。390PS V6も低回転域の向上が説明される一方、国内ページで最大トルクの数値は確認できません。530PS車の620Nmは旧MY26の公式カタログ参考値であり、2027年型の日本仕様値として扱えません。
一方、最高速度は300PS車だけ、公式の国内ページ間で229km/hと240km/hの表示差があります。ほかの3グレードの値も、同一市場の型式認定値かどうかを販売店資料で確かめてください。加速や最高速度はメーカーの性能表示であり、一般道路での実走行を保証する数字ではありません。
寸法、ホイールベース、荷室容量は現行のグレカーレ紹介ページに掲載されています。同じメーカーサイトでも国や仕様で数値が異なる場合があるという注意があるため、駐車場の幅や登録諸元を決めるときは、商談中の車両の仕様書と照合してください。グレカーレのモデルページ
車両重量について、2026年の国際カタログには当時の300PS、330PS、530PS仕様の重量が載っています。しかし、2027年型の更新後の日本向け数値や新しい390PS V6の重量とは確認できません。表に旧年式の数字を転記して「2027年型」と見せることは避け、販売店から車両重量を含む現行の日本仕様諸元表を受け取ってください。MY26公式カタログ
諸元表から見えるサイズと使い勝手
掲載値は1,950〜1,980mm。ミラーを含む実幅と駐車場の余裕を確認。
約2,900mm。後席や乗降姿勢は試乗車で同乗者と確かめる。
Grecale/Modenaは最大535L、Modena V6/Trofeo V6は最大570Lの掲載値。
重量、燃費、登録諸元、グレード別タイヤ寸法は注文前に日本仕様書で確認。
荷室の数字だけでなく、ベビーカーや旅行鞄など普段積む物を実際に載せて確認します。
全長・全幅・荷室容量

現行ページの掲載値では、4グレードの全長は約4.87m、全幅は約1.95〜1.98mです。寸法の全幅がドアミラーを含むかどうかは、駐車場の有効幅を計算するときに重要です。スペック欄の数字だけで車庫に入ると判断せず、仕様書上のミラー幅やドアを開いたときの余裕も販売店に確認します。
ホイールベースは約2.9mで、メーカーはグレカーレとModenaの荷室容量を最大535L、Modena V6とTrofeo V6を最大570Lと案内しています。数値上はV6の2グレードが35L大きい表示です。ただし、荷室の測定条件や床下収納、シート位置の扱いが同じかはページから確定できないため、容量差だけで実用性を決めるのは早計です。
駐車場と家族利用で確認すること
家族で使う場合は、後席の足元、チャイルドシートを載せたときの前席位置、テールゲートの開閉高さ、荷室開口部の段差を現車で見ます。ベビーカーや旅行かばんを使う人は、実際に使う品物を積ませてもらうと、最大容量の数字より判断材料が増えます。
幅の広い輸入SUVは、機械式駐車場や狭い自宅前の道路で気を遣うことがあります。自宅や勤務先の駐車区画に制限があるなら、グレード間の全幅差、ミラーを含む幅、切り返しに必要なスペースを実車で確かめてください。家族で乗るSUVの後席と安全機能も比較するなら、5〜7人乗りの使い勝手を扱ったAudi Q7の記事も参考になります。
出力・トルク・重量・変速・駆動・タイヤから走りを読む
530PS Trofeoは0-100km/h 3.8秒。性能値は日常の扱いやすさとは別です。
48V MHEVは2,000rpmから450Nmとの公式説明。390PS V6も低回転域増強が説明されますが最大値は未公表。
AWDは駆動力の伝達、8速ATの制御は加速のつながりに関わります。ギヤ比の詳細は国内ページに未掲載。
MY27日本仕様の重量とタイヤ寸法が未公表。Trofeoはエアサス標準、Modena系はオプション。乗り味は試乗で確認。
日本仕様の重量・ギヤ比・タイヤを確認できないため、正確なパワーウェイトレシオや乗り味の断定は避けます。
パワーとトルク、重量を合わせて考える
300PS、330PS、390PS、530PSという最高出力は、エンジンが高い回転域まで回ったときに発揮する力の目安です。発進直後や中速域の再加速では、どの回転域でどれだけのトルクが出るか、アクセル操作に変速機がどう応えるかも関係します。したがって、出力が大きいグレードほど街中でも必ず扱いやすい、とは限りません。
48V MHEVの450Nmという説明が示すのは、比較的低い2,000rpmから太いトルクを得られることです。メーカーは390PS Nettuno V6も2,000rpm付近のトルク特性を引き上げたと説明しています。そのため、発進や追い越しの再加速で低回転から力を出す特性を重視した設定と読めます。※推測です。390PSの正確なトルク値や、グレード別のアクセル・変速制御は日本向け資料で確認してください。
Trofeo V6の0-100km/h 3.8秒は、4グレードの中で最も短い加速時間です。発進加速を重視する人には大きな魅力ですが、車重、路面、タイヤ、温度、乗員や荷物で実際の加速感は変わります。2027年日本仕様の重量が公表ページで確認できないため、出力を重量で割ったパワーウェイトレシオを比較して「どれほど軽快か」を数字で断定することもできません。
AWD・変速機・タイヤと足まわり
AWDは4輪へ駆動力を伝える方式で、発進や滑りやすい路面での駆動力配分に関わります。しかし、AWDだから制動距離が短くなる、あるいは安全運転を代行するという意味ではありません。ブレーキ、タイヤの状態、路面状況、速度が引き続き重要です。全グレードAWDの掲載は確認できますが、前後の駆動力配分や制御条件は現行国内ページで確認できません。
マセラティ ジャパンのModenaページは8速ATを説明しています。段数だけではギヤ比や変速タイミングまではわからず、エンジンの特性とギヤの組み合わせが発進、巡航、追い越しの感触を左右します。2027年型の詳細なギヤ比は掲載を確認できないため、試乗では低速の滑らかさ、減速後の再加速、パドル操作への反応をチェックします。
タイヤは路面を捉えるだけでなく、乗り心地やロードノイズ、交換費にも関係します。国際向けの2027年モデルページには20インチや21インチのホイール、前後異サイズの組み合わせが紹介されていますが、日本の注文仕様で同じサイズが選べるとは限りません。21インチなど扁平率の低いタイヤを選ぶ場合、一般に段差の入力や交換費への影響が考えられますが、グレードごとの国内寸法が未公表なので、標準サイズとオプション価格を現行見積もりで確かめてください。
サスペンションにもグレード差があります。日本発表ではModenaとModena V6はエアサスペンションがオプション、Trofeo V6は標準です。車高や減衰力の調整機能を重視する人にとっては差額の意味がありますが、走りの印象はホイール、タイヤ、走行モードとの組み合わせで変わります。試乗時に装着されているタイヤとサスペンション仕様を確認すると、注文後の期待違いを減らせます。
購入前に日本仕様で確認したい8項目
電動化の正式表記、最大トルク値、発生回転域。
300PS車の229km/hと240km/hの掲載差を照合。
車両重量、燃費モード、燃料消費率。
8速ATの適用範囲、ギヤ比、変速制御の違い。
標準寸法、前後サイズ、冬用タイヤの選択肢と交換費。
エアサスの標準・オプション区分、追加価格、納期。
車両価格、メーカーオプション、登録諸費用を分ける。
グレード別受注状況、納車予定、保証とメンテナンス範囲。
口頭説明だけでなく、見積書と日本仕様諸元表を並べて確認します。
諸元・装備で照合する項目

公式ページはモデルの特徴や一部諸元を示していますが、現行の日本仕様に必要な項目がすべて揃っているわけではありません。特に390PS V6の最大トルクや電動化の表記、車両重量は、別々の公式ページで説明が完全には一致していません。注文前に次の項目を、販売店の最新資料で確認してください。
- 390PS V6の動力方式とトルク:MHEVかガソリンV6かの正式表記、最大トルク、発生回転域を同じ型式の諸元表で確認。
- 最高速度の差:300PS車は公式ページに229km/hと240km/hの両方の表示があるため、注文車の数値を確認。
- 重量と燃費:車両重量、燃費モード、燃料消費率を確認し、旧年式や海外仕様の数字と区別。
- 変速機:8速ATの対象グレード、ギヤ比、変速制御の説明があれば書面で確認。
- タイヤとホイール:標準寸法、前後異サイズの有無、選択可能なホイール、冬用タイヤの費用を確認。
- エアサスペンション:標準かオプションか、追加費用、納期への影響をグレードごとに確認。
見積もりと納期で照合する項目
- 見積もりの内訳:車両本体、メーカーオプション、登録費用、税金、保険を分けて比較。
- 納期と保証:2027年1月以降という全体予定だけでなく、希望グレードと装備の受注枠、納車予定、保証・メンテナンス範囲を確認。
同じグレカーレでもグレードやホイール、選択装備によって確認項目は変わります。可能なら、見積もりの仕様コードと現車の装着品を照合し、説明を受けた装備が注文書にも記載されているかを確かめましょう。
4方式ローンで返済総額と月額の差を比較
残価設定は60回の月額に加えて最終回4,260,000円を払い、買い取りを選ぶ場合の総額です。クラウドローン想定は銀行オファー表示例の最低2.30%を仮置きしたもので保証ではありません。差額を比べると、クラウドローン想定の所有時総額は残価設定ローンより79,980円少なく、ディーラーローン想定より月37,162円・総額2,229,720円少ない一方、銀行ローン想定より月1,867円・総額112,020円多い計算です。マセラティの1.89%・40%残価プログラムは2027年型への適用・対象グレードを確認できていません。
共通条件と金利の出所
試算で固定した条件
4方式は、同じ車種・Grecale 300グレード・車両価格10,650,000円、頭金0円という条件で比較します。返済は60回、ボーナス払いなしとし、オプション・登録諸費用・維持費は含めない試算です。残価設定ローンは5年後に車両価格の40%に当たる4,260,000円を残し、最終回に残価を支払って買い取り、所有を続ける条件にしています。最終回まで含めた総額も並べます。
金利は実際の契約条件ではありません。マセラティの公式キャンペーンページには1.89%の特別金利と5年後40%残価の案内がありますが、一部対象外モデルがあり、2027年型の対象グレードや登録条件は確認できていません。公式キャンペーンの対象条件を販売店へ確認する必要があります。
ディーラーローン9.80%と銀行ローン1.90%は、比較サービスの試算画面に表示される参考入力値を使いました。クラウドローン経由の2.30%は、同サービスの掲載例のうち低い金利を比較用に置いた想定です。金額や期間は同じ条件にそろえて再計算しており、実際の金利や借入可能額を示すものではありません。CrowdLoanのマイカーローン説明・試算
| 方式 | 年利 | 返済期間 | クラウドローン想定との金利差 | 月々返済 | 最終回支払・残価 | 総利息 | 総支払額 | クラウドローン想定との差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 残価設定ローン(比較シナリオ) | 1.89%(参考条件) | 60回・5年 | -0.41ポイント | 118,405円 | 4,260,000円 | 714,300円 | 11,364,300円 | +79,980円 |
| ディーラーローン(比較シナリオ) | 9.80%(参考入力値) | 60回・5年 | +7.50ポイント | 225,234円 | なし | 2,864,040円 | 13,514,040円 | +2,229,720円 |
| 銀行ローン(比較シナリオ) | 1.90%(参考入力値) | 60回・5年 | -0.40ポイント | 186,205円 | なし | 522,300円 | 11,172,300円 | -112,020円 |
| クラウドローン経由(比較候補の銀行最低金利が適用された想定) | 2.30%(表示例の最低金利を仮定) | 60回・5年 | 0ポイント | 188,072円 | なし | 634,320円 | 11,284,320円 | 0円 |
総額と月額の差を読む
試算上、クラウドローン経由の想定と比べると、残価設定ローンは月額が69,667円低く見える一方、最終回4,260,000円を含めた所有時の総額は79,980円高くなります。クラウドローン想定は残価設定ローンより総額が79,980円少ない計算です。車を手元に残すなら残価の最終支払いが必要です。返却や乗り換えを選ぶ場合は、精算条件や車両状態の条件を確認してください。
ディーラーローンの参考条件はクラウドローン想定より総額が2,229,720円高く、銀行ローンの参考条件は112,020円低い計算です。この差はあくまで仮定した金利差から出したものです。銀行ローンの変動金利、保証料、繰上返済条件、ディーラーローンの所有権留保、残価設定の返却条件を含めると、実際の判断は変わります。
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FAQ:新型グレカーレ2027
メーカー発表は2027年1月以降のデリバリー予定です。個別の納期はグレード・仕様・販売店へ確認してください。
国内現行ページで最大値は確認できません。2,000rpm時に2.0L比32%向上という公式説明だけを紹介します。
日本仕様の現行公開ページでは確認できません。旧MY26カタログ値を注文仕様の重量として使わないでください。
国内発表ではModenaとModena V6がオプション、Trofeo V6が標準。300PS車は販売店に確認してください。
日本向け注文仕様が更新された場合は、掲載値と現行販売店資料を照合してください。
2027年型グレカーレはいつ納車されますか?

マセラティ ジャパンの発表では、デリバリー開始は2027年1月以降の予定です。これは全体の予定で、希望グレードやホイール・内装の仕様を選んだ個別車両の納期ではありません。販売店に受注枠と見込み時期を確認してください。
390PS Modena V6の最大トルクは何Nmですか?
確認した日本向けの現行ページでは、390PS V6の最大トルク値は掲載されていません。メーカーは低回転域のトルク向上を説明していますが、2,000rpm時の比較値は最大トルク値そのものではありません。注文時に現行の日本向け諸元表を確認します。
2027年型の車両重量やギヤ比は公表されていますか?
今回確認した日本向け現行ページでは、2027年型各グレードの車両重量や詳細なギヤ比を確認できませんでした。旧MY26の国際カタログにある重量を、そのまま新しい日本仕様の数値として使わないでください。
Modena V6とTrofeo V6はどちらを選べばよいですか?
V6の性格や日常で使う加速を重視するなら、390PS Modena V6が選択肢になります。加速性能をより優先し、Trofeoの専用装備や標準エアサスペンションも求めるなら530PS Trofeo V6が候補です。差額だけで決めず、試乗と装備表で比較してください。
メーカー掲載価格に登録費用やオプションは含まれますか?
掲載価格を最終的な乗り出し価格と同一視せず、登録関連費用、税金、保険、メーカーオプションを分けた見積もりで確認してください。ホイールや内装など希望仕様によって総額が変わる場合があります。
次に読むなら
参照した主な情報源
- マセラティ ジャパン「新型グレカーレ、新型グラントゥーリズモ、新型グランカブリオ」2026年10月20日発表(4グレード、出力、装備、デリバリー予定)
- マセラティ ジャパン 2027年モデル一覧(価格、排気量、加速、最高速度、駆動方式)
- マセラティ ジャパン Grecaleモデルページ(寸法、荷室、仕様差の注意)
- マセラティ ジャパン Grecale Modenaページ(MHEV、390PS V6、トランスミッション、2027年型の変更点)
- マセラティ ジャパン Grecale Trofeo V6ページ(Trofeoの専用機能とエアサスペンション)
- マセラティ ジャパン 2026年6月の世界発表(390PS V6の低回転トルク説明)
- マセラティ公式MY26国際カタログ(2027年型の日本仕様ではない参考資料)
- マセラティ ジャパン Grecale特別購入プログラム(特別金利・残価案内。対象モデルの確認が必要)
- CrowdLoan マイカーローン説明・試算(サービス内容、掲載例、金利の注意)
記事確認日:2026年10月22日。価格・装備・納期・諸元は、注文時に販売店の最新資料で再確認してください。
