Hondaは2026年10月23日、ヴェゼルの2026年改良モデルを発売しました。主な変更は、Gとe:HEV Xへの後席送風口・USB-C端子などの追加と、e:HEV Z・PLaYパッケージのボディー同色外装です。価格は税込277万7,500円からで、最も安いのはガソリンG 4WDです。e:HEV X FFは303万9,300円です。
購入時は、後席を使う頻度、ハイブリッドかガソリンか、4WDの必要性、16インチか18インチかで候補を絞れます。装備変更が使い方に合うかを見て、同じ駆動方式の価格差と照らし合わせましょう。
最初に結論
- e:HEV Xが向く人:後席をよく使い、前席ヒーターと後席送風口・USB-Cを日常的に使う人。
- e:HEV Zが向く人:ボディー同色の外装と上位タイプの装備を選びたい人。
- PLaYが向く人:2トーンカラーやダーククリア18インチの見た目を重視する人。
- Gが向く人:ガソリン車と4WDを条件にし、燃費や動力の違いも確認したい人。
- 慎重に比較したい人:後席装備を使う頻度が少ない場合やタイヤ費用を抑えたい場合は、XとZ/PLaYの見積り、16/18インチの試乗を先に行う。
ヴェゼルの2026年改良:変更の要点
今回追加・変更された装備
リアベンチレーションと後席USB-Cを追加。Xは前席ヒーターも追加。
ホイールアーチと前後・側面のガーニッシュをボディー同色化。
Zの外装変更に加えて18インチホイールをダーククリア化。
2026年10月22日Honda発表。価格表にないRSなどの発売後設定は推測せず、販売店へ確認します。
改良後モデルの発売日は2026年10月23日です。また、Hondaの10月22日発表では、Gとe:HEV Xに後席の快適装備を追加し、e:HEV Zとe:HEV Z・PLaYパッケージは外装の色使いを変更すると案内しています。発表資料に記載された主な変更は次のとおりです。

| タイプ | 2026年10月の変更 |
|---|---|
| G | リアベンチレーション、後席用USB Type-Cチャージャー2個、ヘッドライトインナーレンズのブラック化を追加 |
| e:HEV X | 運転席・助手席シートヒーター、リアベンチレーション、後席用USB Type-Cチャージャー2個を追加。ヘッドライトインナーレンズをブラック化 |
| e:HEV Z | ホイールアーチとフロント・サイド・リアのバンパーガーニッシュをボディー同色化。ヘッドライトインナーレンズをブラック化 |
| e:HEV Z・PLaYパッケージ | Zと同じボディー同色化とブラック化に加え、18インチアルミホイールをダーククリア化 |
リアベンチレーションは、前席の空調を後席にも届ける吹き出し口です。後席USB-Cは2個で、同乗者がスマートフォンなどを充電する場面で使えます。e:HEV Xには前席ヒーターも加わりました。寒い朝に前席を使う人には毎日触れる変更ですが、後席送風口や充電端子は後席を使わない場合、価格差を回収する装備とは限りません。
ZとPLaYの変更は外装中心です。ホイールアーチと3方向のバンパーガーニッシュがボディー色にそろい、従来より色のまとまりを強めます。PLaYはさらに18インチホイールをダーククリア仕上げにします。外装の好みを含め、実車で見比べたい変更です。
Hondaの10月22日発表価格表に載るのはG、e:HEV X、e:HEV Z、e:HEV Z・PLaYパッケージです。なお、RSなどの発表後の注文可否や今後の設定は、この発表資料だけでは確認できません。販売店で最新の注文対象と納期を確認してください。設定が終了したとは推測しません。
グレードごとの追加装備とデザイン
後席を使う頻度や外装の好みが、追加額の理由になるかを実車で確認します。
改良の違いは、GとXが後席・前席の使い勝手、ZとPLaYが外装の仕上げに分かれます。同じ変更としてまとめず、誰が使う装備なのかで整理します。
Gとe:HEV Xは乗員の快適性を追加
Gには後席の送風口とUSB-C端子2個が追加されました。Gは1.5Lガソリンと4WDを組み合わせた価格の入り口で、今回の改良では後席の空調・充電を加えています。
e:HEV Xでは、後席向けの追加に加えて運転席と助手席のシートヒーターが追加されました。さらに、前席に座る人が寒さを感じやすい地域や時期には役立つ装備です。後席に家族や友人を乗せることが多いなら、送風口とUSB-C端子を実車で確認すると、追加費用の使い道を判断しやすくなります。
ZとPLaYはボディー色のつながりを変える
e:HEV Zはホイールアーチ、前後バンパー、サイドのガーニッシュをボディー同色に変更します。ヘッドライトインナーもブラックになります。外装の色差を抑えた都市的な印象を選びたい人は、改良前後の写真だけでなく実車の色を確認してください。
PLaYパッケージはZと同じ外装の変更に加え、18インチホイールがダーククリア仕上げになります。2トーンカラーを含む専用の色選択も特徴です。大きなホイールや外観を優先する人には選ぶ理由になりますが、18インチタイヤの交換費用や乗り心地を気にする人は、装着タイヤを試乗車で確認するとよいでしょう。
ボディーカラーの追加額はHonda発表の表示です。車体色とグレードで選択できる組み合わせが異なります。
| 色の区分 | 発表上の対象色 | 車両本体価格への加算 |
|---|---|---|
| ★1 | プラチナホワイト・パール、スレートグレー・パール、シーベッドブルー・パール、ボタニカルグリーン・パール | 38,500円 |
| ★2 | プレミアムサンライトホワイト・パール、プレミアムクリスタルレッド・メタリック | 60,500円 |
| ★3 | PLaYのプレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック | 104,500円 |
| ★4 | PLaYのスレートグレー・パール&ブラック、ボタニカルグリーン・パール&ブラック、シーベッドブルー・パール&シルバー | 82,500円 |
| 加算なし | クリスタルブラック・パール(設定タイプはHondaの色表を確認) | 0円 |
2026年10月改良後の価格とグレード差
駆動方式ごとの価格とグレード別の差額
メーカー希望小売価格、消費税込み。色・オプション・諸費用は別です。
まず、以下はHondaが公表した消費税10%込みの全国メーカー希望小売価格です。e:HEVはFFから4WDへの差額が各22万円。さらに、e:HEV XからZへは同じ駆動方式で24万8,600円、ZからPLaYへは37万7,300円上がります。

| タイプ | FF | 4WD | 同じ駆動方式での価格差と向く人 |
|---|---|---|---|
| G | 設定なし | 2,777,500円 | ガソリン車と4WDを優先し、購入額を抑えたい人。e:HEV X FFより261,800円安いが、駆動方式と動力が異なるため同一条件の差額ではない |
| e:HEV X | 3,039,300円 | 3,259,300円 | e:HEVの価格を抑えながら、今回追加された前席ヒーターや後席快適装備を使いたい人。4WDは同じXのFFより220,000円高い |
| e:HEV Z | 3,287,900円 | 3,507,900円 | Xより248,600円高く、改良後のボディー同色外装と上位タイプの装備を選びたい人。正確な標準・オプション装備は見積書で照合 |
| e:HEV Z・PLaYパッケージ | 3,665,200円 | 3,885,200円 | Zより377,300円高い。2トーンの色選択やダーククリア18インチを含む個性を優先したい人 |
車両本体価格と支払額は分けて確認
価格には保険料、税金(消費税を除く)、登録などの費用が含まれず、リサイクル料金も別途必要です。有料色、メーカーオプション、販売店オプションを加えた支払額は見積りで確認してください。表示価格はメーカー希望小売価格です。販売店の実売価格は見積りで確認してください。
表の差額にはタイプ全体の装備と外装が含まれます。例えばXからZへの24万8,600円差は、後席送風口に限らない価格差です。後席を使わない人は、Zで増える装備のうち必要なものを見積書で確かめ、Xとの総額を比べましょう。一方、PLaYの差額には18インチに加えて外装パッケージと選べるカラーが関係します。
ヴェゼルの主要諸元
全長と全幅は各タイプ共通。全高はZ/PLaYが1,590mm。
Gは1,320kg。e:HEVは駆動方式とルーフ装着で変わる。
最大トルク253N・mを0–3,500rpmで発生。
タイプ・駆動方式・装着オプションで異なる公表値。
X/Gは16、Z/PLaYは18インチ。
Honda公式主要諸元表の現行公開値。括弧内・最大重量はメーカーオプション装着条件を分けて読みます。
次の表はHonda公式の主要諸元表をもとに、2026年10月改良後の価格表に載るG・e:HEV X・Z・PLaYの実用項目をまとめたものです。Hondaの10月22日ニュースリリースは主に変更点と価格を示し、諸元を再掲載していません。なお、公式仕様表ではZとPLaYが同じ諸元欄にまとめられ、装着オプションに応じた数値も併記されています。注文する仕様と車重は、販売会社の最新見積りで最終確認してください。
| 項目 | e:HEV X(FF / 4WD) | e:HEV Z・PLaY(FF / 4WD) | G(4WD) |
|---|---|---|---|
| 車名・型式 | RV5 / RV6 | RV5 / RV6 | RV4 |
| 乗車定員・燃料タンク | 5名・40L | 5名・40L | 5名・40L |
| 全長 × 全幅 | 4,340 × 1,790mm | 4,340 × 1,790mm | 4,340 × 1,790mm |
| 全高 | 1,580mm | 1,590mm | 1,580mm |
| ホイールベース | 2,610mm | 2,610mm | 2,610mm |
| 前 / 後トレッド | 1,545 / 1,550mm | 1,535 / 1,540mm | 1,545 / 1,550mm |
| 最低地上高(FF / 4WD) | 185 / 170mm | 195 / 180mm | 4WD 170mm |
| 車両重量(FF / 4WD) | 1,350 / 1,430kg | 1,380 / 1,450kg | 4WD 1,320kg |
| パノラマルーフ装着時の最大重量 | 仕様組み合わせによる | 1,400 / 1,480kgまで | ― |
| 室内寸法(長さ × 幅 × 高さ) | 2,020 × 1,445 × 1,225mm(ルーフ装着車は高さ1,240mm) | 同左 | 同左 |
| エンジン | 1.496L・直列4気筒・DOHC・圧縮比13.5 | 同左 | 1.496L・直列4気筒・DOHC・圧縮比10.6 |
| エンジン最高出力 / 最大トルク | 78kW(106PS)/6,000–6,400rpm、127N・m(13.0kgf・m)/4,500–5,000rpm | 同左 | 87kW(118PS)/6,600rpm、142N・m(14.5kgf・m)/4,300rpm |
| モーター | 交流同期電動機・96kW(131PS)/4,000–8,000rpm、253N・m(25.8kgf・m)/0–3,500rpm | 同左 | なし |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 | 電気式無段変速機 | トルクコンバーター付きCVT+パドルシフト |
| 燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛レギュラーガソリン | 無鉛レギュラーガソリン |
| WLTC総合(FF / 4WD) | 26.0 / 21.5km/L | 25.3 / 21.3km/L(パノラマルーフ装着時25.2 / 21.2km/L) | 4WD 15.0km/L |
| WLTC市街地 / 郊外 / 高速(FF / 4WD) | 28.2 / 26.2 / 24.9、20.8 / 23.0 / 20.9km/L | 27.7 / 25.4 / 24.4、20.6 / 22.7 / 20.7km/L(ルーフ装着時27.6 / 25.1 / 24.3、20.5 / 22.5 / 20.6) | 4WD 11.5 / 15.8 / 16.7km/L |
| 最小回転半径 | 5.3m | 5.5m | 5.3m |
| タイヤ(前・後) | 215/60R16 95H | 225/50R18 95V | 215/60R16 95H |
| 変速・減速比 | モーター駆動2.454、エンジン駆動0.805、第二減速比FF3.909 / 4WD前3.909・後2.533 | 同左 | CVT前進2.526–0.408、後退2.706–1.432、最終減速比前5.436・後2.533 |
| ステアリング / ブレーキ | ラック・ピニオン式EPS / 前ベンチレーテッドディスク・後ディスク | 同左 | 同左 |
| サスペンション | 前マクファーソン式、FF後車軸式 / 4WD後ド・ディオン式 | 同左 | 前マクファーソン式、後ド・ディオン式 |
寸法と車重は駐車・乗員・駆動方式と合わせて見る
全長4,340mm、全幅1,790mm、ホイールベース2,610mmは各タイプ共通です。全高はZ・PLaYが1,590mmで、XとGの1,580mmより10mm高い数値です。室内寸法は長さ2,020mm、幅1,445mm、高さ1,225mmが基本で、パノラマルーフ装着車は高さ1,240mmとHondaが示しています。
最低地上高は、e:HEV XでFF185mm・4WD170mm、Z/PLaYでFF195mm・4WD180mmです。車体の全高と地上高は別の数値なので、立体駐車場では全高、雪道や段差では地上高を確認します。なお、メーカー公表寸法内でも、アンテナ、タイヤ、荷物、駐車設備の規定などで適合が変わるため、実車と駐車場条件を照合してください。
車両重量はe:HEV XがFF1,350kg・4WD1,430kg、Z欄がFF1,380kg・4WD1,450kgです。パノラマルーフなどのメーカーオプションを組み合わせた最大重量はZ欄で1,400kg・1,480kg。Gは4WDで1,320kgです。4WDを選ぶとXは80kg、Z欄は70kg重くなります。駆動力、重量、燃費を合わせて比べましょう。
エンジン・モーター・変速機は一体で考える
e:HEVは1.496Lエンジンが78kW(106PS)、127N・mを発生し、走行用モーターは96kW(131PS)、253N・mを発生します。モーターの最大トルクは0rpmから3,500rpmの範囲で公表され、発進時や低速加速の応答を考える材料になります。エンジンとモーターは出力の発生回転域が異なり、HondaはEV・ハイブリッド・エンジンの3モードを走行状況に合わせて切り替えると説明しています。それぞれの最高出力は個別の値として読みます。
公式諸元表のe:HEV減速比はモーター駆動2.454、エンジン駆動0.805、第二減速比はFF3.909、4WDは前3.909・後2.533です。Hondaの説明では、高速巡航時はエンジンと車輪を直結するエンジンモードがあります。一般的な段付き変速機のように、運転者が1速から順番に上げる方式とは異なります。
Gは同じ1.496Lでも、87kW(118PS)と142N・mを発生するガソリンエンジンに、トルクコンバーター付きCVTとパドルシフトを組み合わせます。CVTの前進比は2.526–0.408、後退比は2.706–1.432。燃料はe:HEVと同じレギュラーガソリン、タンク容量は40Lです。Gは4WDのみという点も選択条件です。
燃費とタイヤは走行環境に合わせて読む
WLTC総合はe:HEV X FFが26.0km/L、4WDが21.5km/L。Z/PLaYはFF25.3km/L、4WD21.3km/Lで、パノラマルーフ装着時の数値はそれぞれ25.2km/L、21.2km/Lです。G 4WDは15.0km/Lです。なお、WLTCの市街地・郊外・高速は定められた試験条件の値で、実際の燃費は気温、渋滞、運転方法などで変わります。
タイヤはXとGが215/60R16、Z/PLaYが225/50R18です。18インチは幅が10mm広く、扁平率が低い設定です。タイヤの側面は16インチの60%から18インチの50%へ変わるため、段差の入力や交換時の選択肢を気にする人は、試乗と見積りで確かめたいところです。最小回転半径はX/Gの5.3mに対しZ欄は5.5mです。
足回りは前がマクファーソン式、後ろはFFが車軸式、4WDがド・ディオン式。ブレーキは前がベンチレーテッドディスク、後ろがディスク、ステアリングはラック・ピニオン式の電動パワーステアリングです。これらは車の構成を確認する公表値で、乗り心地や曲がり方を数値だけで決めるものではありません。
動力性能・重量・タイヤから見る走り
数値からの見立てです。実車の乗り心地や加速評価は試乗路と条件をそろえて判断します。
ここではHondaの諸元と走行モードの説明から、走り方を考える材料を整理します。実車で同じ道を試乗した評価ではありません。出力・トルク・重量・変速機・駆動方式・タイヤを組み合わせた推測は、そのように分けて読みます。

e:HEVは発進トルクと車重、駆動方式をセットで確認
モーターは0–3,500rpmで253N・mを発生し、エンジン回転を上げる前から駆動力を出せます。街中の発進や低速の加速では、エンジン出力106PSだけでは説明できない、モーター主体の応答が期待できます。一方、車両重量はX FFの1,350kgからZ欄4WDの1,450kgまで幅があります。4WDはFFより重く、燃費の公表値も下がります。
※諸元からの見立てです。リアルタイムAWDは滑りやすい路面での発進を支える要素ですが、4WDを選べば制動距離や冬道の安全が自動で確保されるわけではありません。Hondaも雪道ではチェーンまたは冬用タイヤの装着と安全運転を案内しています。使用地域、坂道、積雪、保管するタイヤを基に選びましょう。
18インチは外観だけでなく乗り心地と交換費用も確認
Z/PLaYの225/50R18はX/Gの215/60R16より幅があり、扁平率が低いタイヤです。※構造からの見立てでは、サイドウォールが薄いタイヤは、路面の角や段差の入力が座席に伝わりやすくなる場合があります。実際の感じ方はタイヤ銘柄、空気圧、乗員、路面で変わるため、試乗車で同じ道を走るのが確実です。
18インチを選ぶ場合は、純正サイズのタイヤ交換価格と冬用タイヤの選択肢も販売店に尋ねてください。そのうえで、ホイールの見た目と車を使い続ける費用を同じ見積りで比べましょう。価格を確認せずに「18インチは必ず乗り心地が悪い」「16インチが必ず安い」とは言えません。
Gはガソリン・CVT・4WDの組み合わせで見る
Gのエンジンは118PS・142N・mで、最大トルクは4,300rpm時です。e:HEVのモーター最大トルク253N・mとは発生源も回転域も違います。そのため、数値を横並びにして加速差を断言せず、e:HEVの低回転からのモーター駆動と、GのCVTがエンジン回転を調整する走りを試乗で比べてください。
重量はG 4WDが1,320kgで、ハイブリッド各仕様より軽い公表値です。ただしパワートレインが異なるため、車重の差だけで燃費や走りを評価できません。WLTC総合15.0km/Lと、FF設定がないことを理解したうえで、購入価格、年間走行距離、4WDの必要性を並べて判断します。
ヴェゼルのG・e:HEV X・Z・PLaYはどっちを選ぶべきか
使う人と走行環境から候補を絞る
e:HEV Xで前席ヒーター、後席送風と充電を確認。
Zの同色ガーニッシュとXとの差額を照合。
PLaYの色代、タイヤ、試乗車を確認。
Gの燃費、CVT、年間走行距離を並べる。
必要な装備を毎週使うか、駆動方式が必要な場所を走るかで選びます。
改良後モデルでは、タイプ別の変更点と普段の使い方が選択の軸になります。価格差は同じ駆動方式で比べ、Gとe:HEVのように動力・駆動条件が異なる場合は「グレード差」だけと考えないようにします。
| 向く人・使い方 | 比較の起点 | そのタイプが向く理由 | 購入前に確認すること |
|---|---|---|---|
| 前席の寒さと後席の送風・充電が気になる | e:HEV X | 今回、前席ヒーターと後席快適装備が追加 | 後席USB-Cの位置、同時充電、空調の風向き |
| 外装をボディー色でまとめたい | e:HEV Z | ホイールアーチと前後・側面のガーニッシュが同色化 | 色の現車確認、Xとの装備・見積り差 |
| 2トーン色と18インチを選びたい | PLaYパッケージ | 専用カラーの選択肢とダーククリアホイール | 有料色、ルーフ、タイヤの交換価格 |
| ガソリン車と4WDが条件 | G | 1.5Lガソリン、CVT、4WDの構成 | e:HEVとの燃費・発進感、年間走行距離 |
| 雪道や濡れた坂道を走る | e:HEV 4WDまたはG | 駆動方式の選択肢がある | 冬用タイヤ、最低地上高、保管場所、走行環境 |
注文前に装備と見積りを照合
必要な機能を毎週使うかを基準にすると、グレードを選びやすくなります。XとZの具体的な装備差は、発表後の主要装備表や見積書で確認してください。9月に公開したヴェゼルのX・Z・RS・HuNT・PLaY比較はグレードの基礎を読む参考になります。価格と10月改良後の装備は、この記事に記載したHonda発表の内容と照合してください。
4WDを選ぶか迷う人は、CR-V e:HEVのFF・4WDとグレード差も比較方法の参考になります。ガソリンSUVを価格と装備から見たい場合は、Honda WR-VのX・Z・Z+比較も公開済みです。各記事の価格時点は公開日で異なるため、購入時の見積りは最新のメーカー情報で確認してください。
e:HEV X FFの支払い比較
試算条件と金利の根拠
共通の車種・価格・頭金条件
クラウドローン最低金利の仮定は、残価設定ローンより511,515円、ディーラーローンより404,269円、銀行ローンより137,967円安い試算。残価設定ローンは最終回に残価120万円を支払い、車を所有する仮定です。契約費用は別、変動金利・審査・適用金利は個別条件によります。年1.2%の適用や差額を保証するものではありません。
4方式は、同じ車種・グレードのヴェゼル e:HEV X FFを使い、同じ車両価格303万9,300円と追加費用46万700円を含む350万円の条件で試算します。頭金50万円、借入額300万円、返済期間5年・60回、ボーナス払いなしです。追加費用46万700円は試算用の仮定で、販売店の見積額は車両・用品・地域によって変わります。

比較する金利と適用条件
残価設定ローンは年5.6%、最終回残価120万円と仮定し、最終回に残価を払って所有する計算です。残価はHondaがこの車に保証する金額でも、5年後の売却予測でもありません。ディーラーローンはHonda四輪新車クレジットの年6.2%、銀行ローンは三菱UFJ銀行の借入201万~500万円区分にある10月借入時の変動年2.95%を使います。
クラウドローンの年1.2%は、運営会社FAQに掲載された金利範囲1.2~9.8%の最低値が比較候補の銀行から提示されたと仮定する試算です。今回の車や申込者への具体的な提案ではありません。クラウドローンは複数金融機関のローン候補を比較・マッチングし、借入先は提携金融機関になります。
| 方式 | 年利 | 期間 | 最低金利想定との差 | 月々返済 | 最終回の支払額 | 総利息 | 頭金を除く総支払額 | 1.2%想定との差 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 残価設定ローン | 5.6% | 5年・60回 | +4.40ポイント | 40,065円 | 1,240,065円(残価120万円を含む) | 603,914円 | 3,603,914円 | 511,515円高い |
| ディーラーローン | 6.2% | 5年・60回 | +5.00ポイント | 58,278円 | 58,278円(残価0円) | 496,668円 | 3,496,668円 | 404,269円高い |
| 銀行ローン | 2.95% | 5年・60回 | +1.75ポイント | 53,839円 | 53,839円(残価0円) | 230,366円 | 3,230,366円 | 137,967円高い |
| クラウドローン経由の銀行候補(最低金利適用の仮定) | 1.2% | 5年・60回 | 0.00ポイント | 51,540円 | 51,540円(残価0円) | 92,399円 | 3,092,399円 | 0円 |
総支払額と最低金利想定との差
この仮定では、クラウドローン経由で年1.2%が適用された場合の返済総額は、残価設定ローンより511,515円、ディーラーローンより404,269円、銀行ローンより137,967円少ない計算です。ただし、差額は5年間の金利を一定とした計算結果で、実際にその金額を節約できる保証ではありません。
残価設定ローンは月額が低く見えても、車を買い取って乗り続ける場合は最終回に残価を支払います。返却する場合は、走行距離や車両状態などの条件が関係し、今回の所有前提の試算とは支払い範囲が変わります。返却・乗り換え・買い取りのどれを想定するか、Hondaの契約書で確認してください。
計算は元利均等返済で、月利を年利の12分の1として計算し、表示時に円単位へ四捨五入しています。残価がある場合は最後に120万円を加算します。頭金50万円を含む総支出は各返済総額に50万円を加えた金額です。契約手数料などは別途です。銀行の変動金利は返済中に変わる可能性があります。審査、適用金利、借入額は申込者と金融機関によって異なります。
契約前に販売店でそろえて聞くこと
見積りと注文条件を合わせる
車両価格と支払条件を分けて記録し、同じ前提で比較します。
注文前は、同じ装備・色・駆動方式の見積りを作り、車両価格と諸費用を分けて確認します。次の項目をそろえると、グレード差とローンの違いが混ざりません。
- 改良後の注文対象グレード、納期、RSなどの設定状況
- FF/4WD、グレード、メーカーオプションを含む見積り内訳
- 選んだ色の追加額と、その色が希望グレードで選べるか
- 実車の後席USB-C、リアベンチレーション、前席ヒーターの位置と使い方
- 16/18インチの標準タイヤ、交換費用、冬用タイヤの見積り
- 残クレの最終回額、返却条件、買い取り時の支払いと総額
- 通常クレジットの申込時金利、銀行の借入時適用金利、手数料
今回の改良で優先順位がはっきりするのは、後席を快適にしたい人と、外装の色やホイールを変えたい人です。まずe:HEV XとGで動力・価格・駆動方式を比較し、ZやPLaYで必要な外装や装備が増えるかを確かめましょう。試乗ではe:HEVの発進、18インチと16インチの段差、後席の送風を同じルートで比べると、諸元表だけでは分からない選び方ができます。
次に読むなら
参考情報
- Honda「VEZEL」をマイナーモデルチェンジし発売(2026年10月22日):発売日、今回の追加装備、価格、ボディーカラー。
- Honda VEZEL 主要諸元表:寸法、重量、出力・トルク、WLTC、タイヤ、変速比、足回り。装着するオプションによって仕様が変わる場合があります。
- Honda e:HEVの走行モードとリアルタイムAWD:EV・ハイブリッド・エンジンモードと4WDの説明。
- Honda Finance 金利改定案内、新車クレジット、残価設定型クレジット:2026年10月以降の金利、残価設定型の支払方法。
- 三菱UFJ銀行 ネットDEマイカーローン:借入金額別の金利。201万~500万円区分は10月の借入時に変動年2.95%、借入時点の金利が適用されます。
- クラウドローン運営会社 FAQ:公開金利範囲。年1.2%は下限を使った比較上の仮定で、個別の金融機関提案ではありません。
